十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Profile

Tokio10打田十紀夫(うちだときお)

1958年三重県四日市市出身。東京工業大学理学部中退。カントリー・ブルース・ギターの巨匠ステファン・グロスマンに師事し、1987年にロサンゼルスでステファンのライブにゲスト出演。その後、当時日本では馴染みのなかった“カントリー・ブルース”や “フィンガースタイル・ギター”の魅力を日本に浸透させるべく、音楽誌での原稿執筆、教則本、ライヴ・クリニック、CD、メディアへの楽曲提供など多方面で尽力する。リットーミュージックより発売の『ブルースギターの常套句生』(1997年)、『カントリー・ブルース』(1993年) は大ヒットしロングセラーになっている。

2007年には師匠ステファン・グロスマンとのデュエットCD『Bermuda Triangle Exit』が米リース。海外ではアメリカ、フランス、中国などでライヴを開催した。2011年10月には、米ミシシッピー州グリーンウッドでラジオ局WABG主催「ロバート・ジョンソン生誕100周年記念フェスティバル」にも出演した。また、ステファン、ジョン・レンボーン、ボブ・ブロズマンほか、欧米の世界的ギタリストらを招きジョイント・ジャパン・ツアーを継続的に開催した。

TV番組「Fly Fishing Area Guide」のテーマ曲『思い出の鱒釣り』(1998年) はアイリッシュ・テイストで美しく、全国的に話題を呼んだ。6弦のアコースティック・ギター、リゾネーター・ギター、12弦ギターなど常に3、4本のギターを持って、全国ライヴ・ツアーも勢力的に行っている。ライブでは、お客様の笑顔が絶えない楽しいショーをモットーにしている。独創的で抒情的なそのオリジナル曲は、ルーツに根ざしたものであると同時に、常にギター・ミュージックの可能性に挑んでいる。またプロレス・ファンとしても有名で、プロレス・トークはもちろん、楽曲にはプロレスをイメージした曲も多くある。

現在までに、CD、楽譜集、教則本、DVDなど、作品多数発表。モーリス・ギターより打田十紀夫シグネチャー・ モデル発売:SC-123U・SC-16U (2014年)、SC-145U・SC-32U (2020年)。(株)新上から発売の人気の商品、TABサムピック、ジャイアント・ボーン・バー (スライド・バー)の監修でも知られる。

※打田の著作物に関しては、こちらのページでご紹介しています。

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「十紀夫は、日本で指折りのギタリストだ。彼の演奏はソウルフルであるばかりか、独創的で冒険的でもある。これまで世界中の数多くのフィンガースタイル・ギタリストを聴いてきたが、十紀夫ほど完璧なグルーヴ感を備え、個性的でオリジナリティのあるサウンドのギタリストはめったにいないと思う。艶やかで繊細なオリジナル曲は、ルーツに根ざしたものであると同時に、新しいギター音楽の最前線に進んでもいる。彼とはいつも楽しくセッションできるね」 -ボブ・ブロズマン

「十紀夫とは、長年の付き合いだ。彼は、アメリカン・ギター・スタイル&テクニックに独自の日本的なセンスを取り入れ、印象深くエキサイティングなインストゥルメンタルを作り上げる素晴らしいギタリストだ。彼の非常に独特なスタイルは、絶えず進化し続けている。十紀夫は、演奏でき、教えることもできる類希なミュージシャンだ」 -ステファン・グロスマン

「私は十紀夫の音楽が大好きだ。彼のプレイは、感動的で、抒情的で、ソウルフル…非の打ち所がない。彼と一緒にデュエットを弾くのも楽しい。十紀夫は、優れたミュージシャンだ」 -アーニー・ホーキンス