十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

Archive for 10月, 2011

カントリー・ブルース・ギター講座

西荻窪の「Acoustic Cafe」でのライヴ&トーク「カントリー・ブルース・ギター講座」無事終了しました。ありがたいことに、ご予約の段階でSold Outになっていました。たくさんのご来場ありがとうございました!

西荻窪は、私が19才で上京したときに、姉が住んでいたこともあって、よく遊びに行った街で、とても馴染みのあります。また、「Acoustic Cafe」は、今から18年前に私がリットーミュージックから出したCD付き教則本「リアル・アコースティック・ギター/カントリー・ブルース」(現「カントリー・ブルース・ギター」)の編集を担当してくれた深栖さんをはじめ、黒沼さん、小林さんが3人で始められたお店です。時を経て、思い出深い西荻窪で、このような形でご一緒できることに何となく運命的なものも感じてしまいます。

今回は、ミシシッピーからの帰国後の初のライヴでもあり、演奏やテクニック解説の他に、向こうで撮った写真もたくさんプロジェクターで紹介しました。3時間にわたる長丁場でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

なお、今回のライヴ&トーク「カントリー・ブルース・ギター講座」は、Acoustic Cafe「カルチャーカフェ」シリーズの「打田十紀夫/フィンガースタイル・ギター」の第一回目で、このあとも「オープニング・チューニング」「ラグタイム・ギター」「ボトルネック・スライド奏法」などをテーマに取り上げる予定です。次回の日程は現時点では決まっていませんが、私のHPのライヴ情報をまめにチェックしてくださいね。

ミシシッピー・デルタへの旅!

水曜日(10/19)の夜に、ミシシッピー・デルタから無事戻って来ました。アメリカは何度も行っているのですが、南部は今回が初めてだったこともあり、とても刺激的な遠征となりました。ブルースの歴史の1ページを飾る名所を訪れたのはもちろんのこと、現地の色んな方々との交流も持てて、とても有意義なデルタへの旅でした。人生においてそう何度も経験できないような貴重な体験と言っても過言ではないでしょう。

私が出演した「ロバート・ジョンソン生誕100周年フェスティバル」の主催者であり、ブルース・ラジオ局「WABG」の責任者ジェイムス・ポー氏には、今回の遠征で大変お世話になりました。また、フェスティバル出演に関して、間を取り持ってくれた保科友美さんにも心から感謝します。彼女の力添えがなければ、絶対実現しなかった遠征でした。

写真もたくさん撮りましたが、とてもここですべてを紹介しきれませんので、何点かを選んで紹介したいと思います。私のエキサイティングな体験と、ミシシッピー・デルタの雰囲気を、少しだけでも味わっていただけたなら幸いです。

(↓)ミシシッピーならではの広大な綿花畑(10/14)。
(↓)W.C.ハンディが1903年にブルースを初めて聴いたとされるタトワイラー駅の跡地にて(10/14)。
(↓)アメリカで一番長いとされるミシシッピー川(10/14)。
(↓)HPトップにも掲載しているお気に入りの1枚。アーカンソー州ヘレナのリカーショップにて(10/14)。ちなみに、右が店主、真ん中はお客さんです。昼間からお店で飲んでました(笑)。私もここでウィイスキーのミニボトルを購入しました。
(↓)ミシシッピー州グリーンウッドのブルース・ラジオ局「WABG」(10/14)。
(↓)「WABG」の中に貼ってあったフェスティバルのポスター(10/14)。左から2人目、ボビー・ラッシュの隣に私がいます。なお、ボビー・ラッシュは都合で参加できなくなり、代わりにマリア・マルダーが急きょ参加しました。また、当初出演が予定されていたデヴィッド・ハニーボーイ・エドワーズが8/29に急逝したため、このフェスティバルは彼にも捧げるイベントとなりました。
(↓)ラジオに生出演&生演奏!(10/14)DJはポーさん、私の右の女性がTAB生徒さんの保科さんで、ラジオ局の仕事を手伝っています。彼女のブルースへの情熱は半端ではありません!
(↓)フェスティバル初日のステージより(10/15)。演奏しているのは、地元の白人ブルースマン、ウェス・リー。パワフルでソウルフルなカントリー・ブルースの弾き語りを聴かせてくれました(10/15)。
(↓)私の出番は昼の部の3番目。デルタの日差しを浴びながら、約1時間のステージを務めました。日本人が弾くフィンガーピッキング・ブルース&スライド・インストに、みんな熱い声援をくれましたよ!(10/15)
(↓)日が落ちてからのライヴでは照明が入りました。これは、メンフィスで活躍するドクター・フィールグッド・ポッツのバンド。ノリノリのジョン・リー・フッカー・ナンバーは最高でした(10/15)。
(↓)初日8組出演のトリはロリー・ブロック。雲ひとつない夜空、彼女の頭上には月が明るく輝き、ムード満点!(10/15)
(↓)フェスティバル2日目(10/16)、ロバート・ジョンソンのお墓のあるリトル・ザイオン教会では、礼拝の儀式が行われました。聖歌隊の歌う魂のゴスペル・ソングには本当に感動しました。
(↓)前日のフェスティバルに出演していた、ブルースマンのモー・マイナーさん夫妻と、教会の墓地で記念写真(10/16)。
(↓)リトル・ザイオン教会にあるロバート・ジョンソンのお墓の前にて(10/16)。ジョンソンのお墓は他にも2つあるのですが、はたしてどれが本物なのだろうか。。。
(↓)フェスティバル2日目のメインはマリア・マルダー。ロリー・ブロックがコーラスで参加(10/16)。
(↓)フェスティバル終了後向かった、インディアノーラのライヴ・カフェ「KHAFRE」にて、経営されているシャーデーさんとロブさんご夫妻と記念写真(10/16)。ここで、この夜、私は急きょミニ・ライヴをすることに!
(↓)ロバート・ジョンソンが亡くなったバプティスト・タウンにあるフーヴァーさんのグロサリー・ショップでお買い物(10/17)。フーヴァーさんはデルタ・ブルース博士としても有名です。
(↓)ミシシッピー・ジョン・ハートが演奏していたという、アヴァロンのジューク・ジョイントにて(10/17)。
(↓)ロバート・ジョンソンのブルース・トレイル・マーカーの前で、「WABG」ラジオのポーさんと記念写真(10/17)。ポーさん、お世話になりました。ありがとう!

以上、大急ぎでミシシッピー・デルタへの旅をご紹介しました。まだまだいろんな写真や出来事をご紹介したいのですが、今日はこの辺にしておきます。来週の西荻窪「Acoustic Cafe」での“カントリー・ブルース・ギター”ライヴ&トーク(Sold Outです、ありがとうございます!)や雑誌などで、他の写真などもご紹介できたらと思います。それでは!

サウンドメッセ無事終了、次は米ミシシッピー!

「サウンドメッセ2011 in 大阪」出展&デモ演奏、「Sann Cafe」ライヴのための大阪遠征から無事帰ってきました。

10/8&9に開催されたサウンドメッセは、昨年に続いて二回目の開催ですが、今回は前回よりも広い会場(ATCホール)になり、出展されたメーカーや個人ルシアーも多く、たくさんのご来場者でにぎわっていました。TABブースに寄ってくれた皆さま、CDや楽譜を買ってくださった皆さま、どうもありがとうございました!

TABのブースに立ち寄ってくれてた斎藤誠さん(中)、丸山ももたろうさん(右)と記念写真(↓)(10/8)。

TABブースの前でデモ演中に立ち寄ってくれた南澤大介クンとの緊急セッション(↓)。私は愛用のヨコヤマギター、南澤クンはTABの手伝いをしてくれた土師クンのマーティンを借りて演奏してくれました。南澤クン、ありがとうね!(10/8)。

10/9に、会場内Dホールで開催された「岡崎倫典&打田十紀夫ミニライヴ」の様子(↓)。立ち見のお客さんまで! 本当にたくさんの方がご来場くださいました(10/9)。

モリダイラ楽器ブースでの天満俊秀クンとのモーリス・ギター・セッション(↓)(10/9)。

「サウンドメッセ」は、アコースティック・ギター好きには堪らない、とても盛り上がったイベントでした。終了後は、倫典さん、天満クンらとピックアップでお馴染みの楽器屋さん「Waver」に行って、本間さんらとオシャレな焼鳥屋へ。本間さん、急に押しかけてスミマセンでした。そしてご馳走様でした!

翌10/10には、吹田の「Sann Cafe」にてソロライヴ。ケルティック・ギターの天満俊秀クンとハンマーダルシマー奏者の稲岡大介クンにオープニングを努めてもらい、この日も楽しくライヴをやらせていただきました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました! Sann Cafeのママさん、マスター、お世話になりました! ライヴの写真(↓)。

打ち上げの様子(↓)。左から、ROOTSの平野さん、私、稲岡クン、天満クン。本当にお世話になりました。そして、遅くまで付き合ってくれてありがとうね!

さて、今週から「ロバート・ジョンソン生誕100周年記念フェスティバル」に出演するため、アメリカのミシシッピー州へ遠征です。何度も行っているアメリカですが、南部を訪れるのは初めてで、とても楽しみです。地元のローカルテレビでは、イベントの告知をオンエアしていて、私の名前も紹介してくれています(→こちら)。皆さん、おみやげ話をお楽しみに!

東北ツアー思い出話(その7:村上の続編)

東京へ戻るこの日(9/27)、ライヴに来てくださった中村さんと小田さんのご厚意で、電車の時間までの間、銘酒「大洋盛」で知られる大洋酒造を見学させてもらいました。普段ぐいっと飲んでしまっているお酒が、こんなに手の込んだ大変な作業の連続でできているとは…。展示場として公開している「和水蔵(なごみぐら)」の前で記念撮影(↓)。

 

試飲コーナーで、朝からいろんな「大洋盛」をちびりちびりと(↓)。左が中村さん、右はライヴハウス「クリーム」ママさんのMieさん。

お酒によって味わいが違うんですね〜。ヴィンテージ・マーティンのような熟成を感じさせる大吟醸酒は感動ものでした。日本酒の深い味を楽しみながら飲む…私もこれからは大人の飲み方ができるようにならなきゃね(笑)。

大洋盛の試飲ですっかりいい気持ちになったところで、一行は「ちくに」ラーメンへと向かいました。“一番で並んで開店とともに入り、急いで食べて、車で飛ばせば”、電車の時間に間に合うことは昨年実証済み(笑)。これが一番で並んでいるところ(↓)。皆さん、こんなバタバタにお付き合いさせてスミマセンでした。

やはり「ちくに」は旨いなあ〜。賛否両論のあの柔らかすぎるまったくコシのない麺ですが、あれはスープとの相性を考えた絶妙のゆで具合なんですよ。時間的ゆとりのない中、私は大盛りを楽勝で完食完飲!(↓)

 

ライヴに、そして飲食に、今回も思い残すこととのない充実したツアーでした。各地でお世話になった皆さまには心から感謝いたします。こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします!

東北ツアー思い出話(その6:村上編)

いよいよツアー最終日(9/26)。この日は村上でライヴ。盛岡から村上へは、秋田へまた戻って乗り換えます。3回目の秋田駅となりますが、残念ながら今回は末廣ラーメンに行く時間的余裕がなかったです。結局末廣へ3回行く当初の目標は達成できませんでした(それでも2回も行ったけど・笑)。でも、あとで分かったんですが、末廣ラーメンっていろんなところにあるそうです。前日の盛岡にもあるって岡村さんがおっしゃってましたし、なんと東京にもあるんですと。。。

新潟県村上市は、瀬波温泉、村上牛で有名な風情ある城下町です。駅前のオブジェ(↓)。

村上ライヴの会場は、ここ数年毎年ライヴをやらせていただいている「楽屋」です。私にとって「楽屋」は、来るたびに「帰ってきました〜」という気持ちになるくらいくつろげる空間です。マスターの青山さんが地元の「moca」という情報ペーパーに連載されているコラムに、なんと私のことを書いてくださいました(↓)。ありがたいことです。

コラムに「エンターテナー」と書いてくださったので、アンコールでは久々に「エンターテナー」を弾きました。忘れてなくてよかった〜(笑)。皆さんの温かい声援のおかげで、無事ツアー最終ライヴを盛況のうちに締め括ることができました。ライヴの様子(↓)。

楽屋には音楽好きが集うだけあって、打ち上げも飲めや歌えの宴(みんな、歌もギターもうまいこと!)となり、とても楽しい時間を過ごすことができました(↓)。皆さん、本当にありがとうございました!(つづく)

東北ツアー思い出話(その5:盛岡編)

酒田の翌日(9/25)は盛岡でのライヴ。実は当初、この日は村上に行く予定でした。ところが、都合で村上ライヴが9/26にずれ込むことになったため、オフになってしまったのでした。連日ライヴのツアーではたまのオフもいいものですが、ひょっとして可能ならばと、少し前に「盛岡ライヴは入っていないのですか?」とお問い合せをくださった岡村さんにライヴ開催をお願いしたのでした。急な申し出にもかかわらず、岡村さんはお忙しい中ライヴをブッキングしてくださいました。東北ツアーでは盛岡をいつも通過するものの、考えてみれば盛岡でライヴをしたことがありません。初の盛岡ライヴが実現できることになり、とても感激でした。

酒田から盛岡へ行くには、「いなほ」で秋田に戻り、そこで「こまち」に乗り換えるのですが、なんとその乗り換えに45分もの待ち時間があったのです! 勘のいい方ならもうお分かりでしょう。そうです。末廣ラーメンにチャレンジできる時間なのです。敗者復活戦で勝利を得たような気分で、完全に呆れているTAB女将おハルを尻目に途中下車で改札を出て、またまた末廣ラーメンへ行くことに。ちょうど昼時でしたので、お客さんが並び始めていましたが、全速力で走って並ばんとしている人を何人か抜き去りました(笑)。結果、前から気になっていた末廣の「塩バターラーメン」を完食完飲して、無事「こまち」の発車時間に間に合うように秋田駅へ戻ることができたのでした。我ながらよくやるなあ、まったく(呆れ笑)。

盛岡駅では、岡村さんとオープニングを勤めてくれる地元のブルースマン、King-Taroクンが温かく迎えてくれました。盛岡駅で降りられる…わくわく感でいっぱいの私でした。下の写真は、開演の前に、岡村さんが連れて行ってくれた盛岡冷麺発祥の店「食道園」前での記念ショット(↓)。

さすが名店だけあって、コシの強いその冷麺は食べ応え十分で美味しい! 生玉子に付けて食べる独特の焼き肉も感動的な美味しさでした。いやはや、あまりの美味しさに写真を撮るのも忘れてしまったくらいです。岡村さん、ご馳走様でした!

盛岡ライヴの会場は「すぺいん倶楽部」。ジャズマンの西部邦彦氏が経営されている老舗のジャズ・バーです。King-Taroクン・バンドがオープニングを務めてくれ、パワフルで渋いブルースでムードを作ってくれたあと、私のソロ・ステージ。初めて盛岡で演奏できる喜びをかみしめて、楽しく演奏しました。アンコールの最後は、King-Taroクンにボーカルで加わってもらって、記念すべき盛岡初ライヴを締め括ったのでした。

ライヴの様子(↓)。

King-Taroクンとの記念写真(↓)。世界最強タッグ戦に出場できそう(笑)。

打ち上げも、岡村さんをはじめ、ご来場くださったご友人の方々と、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。皆さん、本当にありがとうございました! (つづく)

東北ツアー思い出話(その4:酒田編)

9/24は酒田へ移動してライヴの日。実は、前日の秋田ライヴのあと、例の末廣ラーメンへ行くことができませんでした。「秋田にいるうちに3回」などと言っていたのに、1回のみになりそうです。なんとかもう1回は末廣に行きたいと思っていた私は、駅に辿り着いたときに電車の時間まで40分あることを確認し、“アンチ末廣”のTAB女将おハルを秋田駅に待たせておいて、全速力で末廣ラーメンへ走りました。ところが、ガーン!汗だくで店に辿り着いた私が目にしたのは、「スープ仕込みと清掃のため30分お休み」の張り紙…。24時間営業のはずなのにぃ…。傷心の私はとぼとぼと駅まで帰り、やむなく駅ビル1階の「はなまるうどん」に入りました。

秋田から酒田に向かう「リゾート鳥海」では、車内販売のお姉さんがもんぺ姿でした。おもわずパチリ(↓)。

 

酒田駅で私達を迎えてくれたのは、昨年同様今年もオープニング・アクトを務めてくれるロケットホッパーのケン兄とリエちゃん。会場の「Blues HIRO」でサウンド・チェックを早めに済ませたあと、時間があるので私達2人を酒田のプチ観光へ連れて行ってくれました。私は全国を回ってはいますが、いつも観光をするゆとりがなく、駅とライヴハウスとその近所の飲み屋しか知らないので、とてもありがたかったです。

庄内米で有名な酒田、まずは「庄内米歴史資料館」へ。お米にまつわる貴重な情報がたくさん…。下の写真は、昔の女性労働者が米俵5俵を背負ったという等身大の人形。昔の女性は力持ちだったんですね〜(今もか?)。ギター3〜4本運んでいるくらいで偉そうにはできませんね…。恐れ入りました。

 

ケン兄、リエちゃんと記念写真(↓)。背が高くスタイルのいいリエちゃんは、私がさりげなく微妙に背伸びをしているのを察して、腰をかがめたポーズで記念写真に応じてくれました。心優しいええ娘やのう(感涙)。

 

続いて、水揚げされたばかりの魚が並ぶ「さかた海鮮市場」へ連れて行ってもらいました。ここで海鮮丼を食べたかったのですが、TAB女将の希望で酒田ラーメンを食べに行くことに。「酒田で名店として知られている『満月』より旨い」とのケン兄のオススメで「大丸」へ。これ(↓)が大丸のワンタン麺。

 

こりゃ、なかなか旨いでないかい! 普通盛りでも大盛りくらいに麺が多いのもうれしい! 次回は、まだ食べていない噂の「満月」のワンタン麺と食べ比べしたいなあ。

「Blues HIRO」でのライヴも無事終了。アンコールでのロケットホッパーとのセッションも楽しかったです。打ち上げでは、マスターのHIROさんの手料理をいただき、酒田の夜も気持ちよく更けていったのでした。HIROさん、大変お世話になりました。ご来場くださった皆さん、ロケットホッパーのみんな、ありがとう!(つづく)

東北ツアー思い出話(その3:秋田編)

東北ツアー3日目のこの日(9/23)は、2年ぶりの秋田へ移動。つがる4号の車窓からは、つい先日までの台風騒動がウソのような、写真のような穏やかな景色が広がっていました。「自然の気まぐれには逆らえないのだなあ、うまく付き合っていかないといけないのだなあ」とそんなことを考えているうちに秋田に到着。

駅で温かく迎えてくれた片岡夫妻と、この日から参戦のTAB女将おハルと共に、秋田に来たら行かねばならない(?)末廣ラーメンへ直行。秋田にいる間に3回は食べに行こうと思っているので、とりあえず“並”を注文しましたが、おハルの分を3分の1ほどもらったので、結局大盛りと同じくらい食べたことになったかな、ラッキー(笑)。ここのラーメン、私の中のラーメン・ランキングではかなり上位に入るくらい好きなんですよ〜。ネギ入れ放題も嬉しい!(↓)

会場は前回と同じく、カフェ・ブルージュ。今回のライヴも、秋田アコースティック・ギター・クラブ代表の三田村さんに企画していただきました。いつもお世話になっていて感謝しています。ご来場の温かい皆さまに応援してもらって、今回も楽しくライヴをすることができました(↓)。皆さん、本当にありがとう!

PAをやってくれた山手クン、オープニング・アクトを務めてくれた「きよかん」さんとライヴ終了後に記念写真(↓)。このあと、スタッフの皆さん達と打ち上げ。盛り上がったのは言うまでもありません。確実に尿酸値上昇中(笑)。(つづく)

東北ツアー思い出話(その2:弘前編)

ちょっとバタバタの仕事があったため、東北ツアー思い出話が中断してしまいました。続きを書きまーす。八戸の翌日(9/22)は弘前でのライヴ。会場はいつもお世話になっている「ASYLUM」です。昨年もライヴ前にマスターの斎藤さんにラーメンをご馳走になったのですが、今回もまたラーメンを食べに連れて行ってもらいました。今回のお店は「銀水食堂」(↓)。レトロな雰囲気満載のお店です。
ラーメン専門店ではないのですが、ラーメンがなかなか好評だと聞いたとおり、とても美味しかったです。あっさり系のスープは、“昭和”を感じさせる懐かしい味でした(↓)。ご馳走様でした!

銀水食堂のテレビでは、台風による被害…特に収穫前のリンゴ園の冠水を伝えています。やはり台風15号の残した傷跡は深刻なようでした。ラーメンを完食完飲して会場に戻り、アットホームな雰囲気の中で、いつも通り楽しくライヴをやらせていただきました。ご来場の皆さま、応援してくださる皆さま、本当にありがとうございました! PAシステムを入れ替えたとのことで、音も良かったと思います。PAの安田さん、お世話になりました!

下の写真で私が持っているのは、マスターにいただいたリンゴ。でもただのリンゴではありません。「奇跡のリンゴ」として全国的に話題になっている木村秋則氏の無農薬リンゴです(↓)。もちろん身体に優しいナチュラルなそのテイストは最高でしたよ〜。マスター、貴重なリンゴをありがとう! (つづく)

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