十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

Archive for 3月, 2020

4/27発売新刊 “リマスタリング” ベスト盤CD付き楽譜集!

新型コロナウイルス感染拡大が一向に収まらない中、皆さん不安な日々を送られていることでしょう。ミュージシャンやライヴハウス関係の方々、スポーツやエンターテイメントなどに携わる方々、飲食店を営む方々…本当にいろんな分野の方々が途方に暮れています。一刻でも早く、平穏な日々が戻ることを心から祈っています。

何が起きても比較的動じない私ですが、ツアーがたくさん中止になった今回ばかりはかなり応えてます。なんと痛風が今月2回も出ました。痛風って実はストレスが影響するんです。最初は右足の中指、今度は左足親指…。何度やっても痛いなあ、トホホ。

そんな中、私にとって僅かな希望の光が…! 昨年の暮れから作業していた新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト(CD付き)』(→右の写真が表紙)が、4/27にリットーミュージックから発売になるんです。これまでにリリースされた11枚のCDからセレクトした22曲と、新たに録音した未発表の2曲を加えた計24曲を収録したCDは、トータル・タイムが70分を超えるボリューム! ブルース&ラグはもちろん、ケルティックやオールドタイム、情緒的な綺麗系、エキセントリック系など、色んなタイプの曲&アイディアが満載です。

フィンガーピッキングにのめり込んで大学を辞め、ギターとバイトに明け暮れていた若き日に初めて作った妖しい曲 (笑)「山椒魚の散歩」や、今のフィーリングで弾いた「Slow Blues in E 2020」といった未発表新録テイクも含まれます。全24曲を、何度もお世話になった「キングレコード関口台スタジオ」エンジニアの辻裕行さんにリマスタリングしてもらい、サウンドも素晴らしいものとなりました。

それらの収録全曲をダイアグラムを付けて完全採譜し、大きい菊倍版で136ページのゴージャズ本です(←左写真は裏表紙)。「河津」や「Texas Connections」は、海外レコーディングしたテイクで、コピー楽譜は今回初公開です。楽譜の他に「Tokio’s History」などオモシロ読み物的なページは、笑ってやってください(笑)。価格はなんと税込みで3,080円!

そして何より表紙の写真! カメラマン星野俊さんの手にかかると、このように渋カッコよくなるんです(笑)。 amazonでは予約も始まっているようです(こちら)。皆様、どうぞよろしくお願いします!

ライヴの延期および中止について

以下の3月のライヴを延期および中止することを決めましたのでお知らせします。いつものようにやる気満々でとても楽しみにしていましたので、本当に苦渋の決断でした。いろんな立場の方がどう考えていらっしゃるかにも耳を傾けましたし、自分でもよく考えました。ここ数年で一番頭を使ったかもです。。痛風も出ました(笑)。

3/7 (土) 東京 岩本町・M’s SPACE
3/15 (日) 白山・ポンポロプーF&Pホール
3/20 (金祝) 広島・HummingBird cafe
3/21 (土) 倉敷・Sunny Side Terrace
3/23 (月) 鳥取・Nohas
3/25 (水) 松江・Canova
3/26 (木) 福山・バー・カブロ
3/28 (土) 防府・スイングバイ

政府が当初言った1〜2週間という期間が過ぎても、新型コロナウイルス感染沈静化の先行きがなかなか見えない状況です。私がツアーで行っているライヴは、20〜30人ほどのファンの皆さんが集まってくれるアットホームなもの、感染の確率は極めて低いと思われます。会場のスタッフの皆さんも、除菌・消毒に人一倍気を配ってくださって本当に頑張ってくれています。

一方で罹患したら…という不安の気持ち、自分だけでなく、家族、職場、地域に広がったらと考えていてご来場を控えるのも、とても理解できます。私自身はギターを3〜4本担いで行くくらいですから、体力にも免疫力にも自信ありで、絶対感染などしないと思っていますが、それでも移動で各地を回るうちに自分では気付かずウイルスを運んでしまう危険性もあるかも知れません。。

各会場に本当に行きたかったし、皆様にお会いしたかった。。最後まで開催に向けて準備してくださった会場の方々にも感謝です。本当に残念でなりませんが、どうかご理解ください。今回伺えなかった分、次回伺う際にはもっともっとパワーアップして参上します。どうかその日までお待ちくださいますよう、お願いいたします。一刻も早い事態の終息と、皆様の健康を願っています!

You are currently browsing the 十紀夫語録 blog archives for 3月, 2020.