十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

Archive for 5月, 2024

懐かしの激レアグッズ発見!

先日の「サウンドメッセ in 大阪」に、昔からずっと応援してくれてるしんちゃんが「これ懐かしいでしょ!」と、“TAB10周年記念団扇”を持ってきてくれました。私がTAB Ltd.を立ち上げてから10周年を迎えた2001年(平成13年)に、記念グッズとして作った団扇なんです。確か販売したのではなく、TABの通販を申し込んでくれた方へオマケで付けたり、10周年記念ライヴに来てくれた方へ配ったと記憶しています。何せ今から23年も前にその年だけの記念品として作ったグッズだし、その後も私は数々の大騒動のなか人生を歩んできている(笑)ので、あまりはっきりした記憶がないんです。とても懐かしい気持ちになりましたが、しんちゃんから略奪するわけにもいかず(笑)「大事に取っておいてね。自分はもうひとつも持ってないので」と伝えました。

ところが昨日、荷物整理をしていたTAB女将おハルの「あった〜っ!」という叫び声が! なんと“TAB10周年記念団扇”がひとつだけ発見されたんです! 団扇のオモテには、汽車の先頭車両の私を筆頭に、各車両にツアー開催のために招聘した海外のギタリストの皆さんの顔写真。各車両に、ステファン・グロスマン、ジョン・レンボーン(故人)、ダック・ベイカー、パット・ドノヒュー、ウッディ・マン(故人)、ボブ・ブロズマン(故人)、煙突からは、トム・ロング、浜田隆史クン、AKIが…。団扇のウラには、TABを立ち上げた1991年(平成3年)から10周年までの色んな出来事が列記されています。ちなみにTAB Ltd.ホームページの「TAB Ltd.の軌跡」ページには、その後今日(2024年)までの出来事も記載されています(昨年末の脳出血発症事件も!)。

この団扇を眺めて、つくづく色んなことがあったなぁと感慨に浸っています。自分の作品制作やライヴ活動だけでなく、雑誌の連載や特集ページ執筆、海外作品(VHSビデオ、CDなど)の日本語版プロデュース、ギター教室…など、当時は飲みに行く暇もないほど忙しかった記憶があります。市場活性化のために企画した海外アーティストのツアーでは、入国ビザを取得するのに特に大変な思いをしたことが思い出されました。その頃は私も若かったし、苦労しても先に繋がると信じて頑張れたんですねぇ。月日は流れて、私も65歳…世の中の諸々の状況も大きく変わりました。今後は大変なだけでなく、自分自身が楽しんでやっていけることを第一に考えたいと思っています。

この“TAB10周年記念団扇”、どれだけ作ったかも覚えていませんが、もしお持ちの方がいらしたら、大事にしてやってください。ただし、激レアグッズではあっても高値がつくことは絶対ないでしょうが(笑)。

サウンドメッセ in 大阪 2024

大阪南港のATCホールで5/11と5/12の二日間にわたって開催された「サウンドメッセ2024」に、今年も私が愛用するモーリス・ギターのデモ演奏で行ってきました。モリダイラ楽器ブースには、二日間ともたくさんの方がお集まりくださいました。皆さん、応援ありがとうございました!

デモ演奏の写真やミュージシャンや関係者の皆さんとの写真コメントと共にアップしましたので、ご覧くだされば幸いです。写真を撮り忘れた方もたくさんいましたが…。(写真:TAB女将おハル、モリダイラ楽器、ザビエル大村さん、コジーさん)

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(←)5/11の「サウンドメッセ」初日のモーリス・ギター・デモ演奏より、こちらは入場シーン。“ステージはリングだ”と常々言っている私、ご覧のように(エアー)ロープを跨いでリング(ステージ)に登場です!

(→)大きな会場で開催されるこういった楽器ショーでのブース・デモは、他のブースでの試奏やオープン・ステージからの音でなかなか大変です。でも、こういった仕事ももう何十年もやってきているので問題ないです。この写真のギターは、私のシグネチャー・モデルのひとつ、SC-145U。サイド・バックがホンジュラス・ローズウッド、トップがジャーマン・スプルースです。

(←)同じく、サウンドメッセ初日(5/11)のモーリス・ギター・デモ演奏より。たくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございました! 私のシグネチャー・モデル、SC-145UとSC-123Uのサウンドを楽しんでいただけたと思います。

(→)サウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。こちらはオール・ホンジュラス・マホガニーのSC-123U。フィンガーピッキングで弾くブルース&ラグタイムには最適です。この写真はご来場くださったギタリストのザビエル大村さんが撮ってくれました。

(←)同じくサウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。モリダイラ楽器さんのXより拝借した写真です。この日もたくさんの方がご来場くださいました。皆さん、本当にありがとうございました!

(→)こちらもサウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。遠方からのご来場者も多く、昨年末の脳出血のことをすごく心配してくださって、嬉しかったです。でもご安心ください。すっかり“健康フェチ”になった私は、医者に言われた通りに正しく薬を飲み、適度の運動も日々キープしていますので、このところ血圧も正常値を保っています!

(←)今回のサウンドメッセでも、たくさんの方々とお会いできました。この写真は、ブース裏のバックステージにて、斎藤誠さんと。その昔マーティン・コンサートで何度かご一緒した日々が懐かしい。誠さんはさすがにロックンローラーらしく、今でもシュッとしていました。同世代の私の場合は病気したことで少し痩せてシュッとしましたが…(笑)。長く活動していくには、やはり健康に気をつけていくことが大切ですね!

(→)今年のフィンガーピッキング・デーでもご一緒した井草聖ニクンと。「若いって素晴らしいなぁ」(笑) を絵に描いたような才能豊かなギタリストですね。私にもこんな若い日々があったのかなあ…。思い出せませんが、あったはずですね(笑)。

(←)洋楽、邦楽の素敵なカバーで人気の龍藏クンと。TABサムピックを愛用してくれてるんです。ありがとう〜。彼も若いしカッコいいですね〜。片や私は、前期高齢者(65歳)になっても“ジャイアント馬場Tシャツ”を着てご満悦、うーん(笑)。

(→)サウンドメッセが開催されているATCホールに電車で向かっている途中に偶然遭遇した矢後憲太クンと。今回はイーストマン&ボジョアギターのデモ演奏を担当とのこと。彼も若くて大活躍してますね〜。今の若者は明るいイメージがあるのですが、私達の時代はギターを目指している連中は(私も含めて)なんというか暗かったというか、屈折してたというか。まぁ時代ですかね(笑)。

(←)モリダイラ楽器ブースに寄ってくれたザビエル大村さんと。よくお写真は拝見してたし、旧友の浜田隆史クンとよくツアーもしてるので、何度かお会いした気になってましたが、なんと初めてのご対面でした(笑)。彼も病気を克服して活動を続けています。健康に気をつけて我々世代もまだまだ頑張りましょう!

(→)モーリス・ギターを愛用するシンガーソングライター、仲街よみちゃんと。彼女もモリダイラ楽器ブースでデモ演奏。レトロな雰囲気を持った彼女の歌が結構好きなんですよ、私。

(←)昨年初めてお会いした奥村由希ちゃんと再会。昨年はブースデモでしたが、今年は「海辺のステージ」でパフォーマンスした奥村由希ちゃん。その声量と迫力は本当に素晴らしいですよ!

(→)関係者の方々ともたくさんお会いしました。この写真は、左からモリダイラ楽器の小谷さん、モーリス・ギターのマスタールシア森中巧さん、サウンドメッセ実行委員長の武田雅史さん、一番右はモリダイラ楽器の末吉さん。皆さん、大変お世話になりました!

(←)私が使っているイコライザー「Traveler PENTA」の製作者、アンフィニカスタムワークスの藤岡さんと。「Traveler PENTA」のおかげで、全国巡業でどんな環境でも納得のいくサウンドでライヴができているんです。

(→)リットミュージックの肥塚さんと。私がアコースティック・ギター・マガジンで連載しているときは、長きに渡ってお世話になりました。今は「ウクレレマガジン」を担当されていますが、私の教則本の重版などでもお世話になっています。今度、東小金井「宝華」に行きましょう(笑)。

(←)「5th Street」の前田さんのブース前で記念ショット。私が手にしているギター・ケーブル「5th ON! with TACHII」でもお世話になっております。多くのプレイヤーが愛用している優れもののケーブルです!

(→)サウンドメッセの実行委員でもあるエースケーの末次宏さんと。もうかれこれ長〜いお付き合いで、彼の仕事していた前の会社でも、その前の会社でもお世話になりました(笑)。

(←)サウンドメッセ二日目に会場に向かう途中、駅のホームでばったり遭遇、倉敷の楽器店「Guitar Trailer」の店主スコットさん(左)。楽器演奏も達人でトランペットから、ギター、フラットマンドリンまでこなします。先月の西日本ツアーでもライヴで大変お世話になりました。右は、全国ライヴでいつも応援に来てくれるコジーさん。実は凄い声量を誇るフォークシンガーでもあります(笑)。

感慨無量でした! 関西〜中国地方ツアー

病後初のロングな巡業、“春の関西〜中国地方ツアー”から無事戻りました。西宮「Uncle Jam」倉敷「Guitar Trailer」松江「AZTic Canova」広島「LIVE Cafe Jive」大阪「新☆樂山」と、いつもお世話になっている会場でのライヴ開催でした。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました! 新刊「フィンガースタイル・ギター・メソッド」もたくさん買っていただき、心から感謝です。各会場のオーナー様、スタッフの皆さんにも今回も大変良くしていただきました!

人間誰しも平等に歳をとっていきます。これだけは、どうしても避けられないことです。まして病気などしたら無理も効かなくなります。今回のツアーを終えて感じるのは、昔に比べて疲れやすくなったかなあということ。薬を継続的に飲んでいることも関係しているかもしれませんが…。昔はオフなしで2週間くらいのツアーが全く平気でした。しかも毎晩“飲んで食べて”を派手にやっていても、ずっと元気だったんです(笑)。ま、もう“前期高齢者”なので当然ですかね。いずれにしても、今後も全国各地を巡業し続けるには、やはり体調管理が重要だと感じました。

撮っていただいた写真、自分で撮った写真などから、いつものように巡業中の写真を何枚かセレクトして、コメントと共にアップしました。ご覧くだされば幸いです。

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(→)お馴染みのこの姿で東小金井駅を出発。前からと後ろからをご紹介(笑)。今回よりスーツケースが新しくなりました。以前よりやや大きくなったのですが、少し軽くなったんです。何よりキャスターがスムーズになって快適です。それにしても、昔はギター4本でこれをやってたんですよね…。

(←)初日は、西宮「Uncle Jam」でライヴ。浅野ご夫妻にはいつもお世話になっております。Sold Outの熱気の中、とても気持ちよく初日のステージを飾ることができました! 写真は、ナショナル・ギターによる恒例のお客様照らし。ボディを磨けばもっとテカるのですが、ビンテージの貫禄がなくなるので錆びたままにしています(笑)。

(→)「新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・メソッド』をライヴでご購入いただいた方には、この特製クリアファイルをプレゼントします〜」と営業中(笑)。たくさんの皆さんに買っていただき、本当にありがとうございました!(ツアーが終わってから残を確認したところ、なんと2名に渡し忘れたことが判明(汗)。「買ったのにもらわなかった」という方がいらしたら、連絡ください!)

(←)ツアー2日目は、倉敷「Guitar Trailer」でのインストア・ライヴ。たくさんの素敵なギターに囲まれて演奏するのは、とても気持ちいいものです。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました!

(→)最後は、店主でいてマルチ・プレイヤーのスコットさんとのセッションで締めました。今回はフラット・マンドリンをプレイしてくれました。実はスコットさんのお母様が亡くなられ、この前日にアメリカのご実家から日本に戻られたところでした。大変な中、本当にお世話になりました。

(←)終演後Kさんと「ふくろう」で食べた油そば。“油そば”は私が住む東京都武蔵野地区が発祥と言われていますが、今や全国的に認知されるようになりました。東京ではいつも近所の老舗「宝華」で食べているのですが、地方でも見かけるとついつい頼んでしまいます。油そばはスープがないので、私の場合“飲む・飲まない”の葛藤がなくて安心。さらにトッピングで栄養バランスも完璧にできます。今回も、ニラ、ネギ、海苔、チャーシューなどを色々トッピング!

(→)倉敷の後は福山に行く予定でしたが、いつもお世話になっている「バーカブロ」宮崎マスターのやむを得ない事情により残念ながら中止に。宮崎さん、次回お会いできる日を楽しみにしています! それで、次の松江までの間、しばらく倉敷の姉の家に居候することになりました。オフだからと以前のように暴飲暴食の暴走はせず、薬と血圧測定とウォーキングで、バッチリ体調管理しました。写真は、運動量計を手に倉敷美観地区をウォーキング中の私 (笑)。

(←)倉敷での居候のあと、山陰は松江へ。実は松江はラーメンのメッカで、美味しいお店がたくさんあるのです。これまでも松江に伺うと、3〜4店ほどラーメン店を巡ったものですが、さすがに今回は病後なので控え目に(笑)。写真は、駅ビルの中にある「為セバ成ル。カケル」で食べた「牛肉そばつけ麺」と餃子。つけ麺を食べる際は、昔はどっぷりつけ汁に麺を浸して食べたものです(つけ汁も完飲)が、高血圧で大変な目に遭った私は、つけ汁をつけ過ぎないように上手く塩分をコントロールしていただきました。

(→)松江は毎年お世話になっている「AZTic Canova」でライヴ開催。音響も素晴らしい素敵なライヴハウスです。いつも来てくださる皆さんに本当に感謝です。商品もたくさん売れて嬉しかったです!

(←)PAも担当してくれたオーナーの東井さんのツイッターから拝借した写真。左が東井さん、右はブッキング・マネージャーの三瓶さん。また来年もどうぞよろしくお願いします。

(→)終演後、東井さんに「善ちゃんラーメン」の「まぜそば」をご馳走になりました。昨年も食べたのですが、期待値以上に美味しかった記憶があって、今回もまた注文しました。「まぜそば」も油そば同様、「スープを飲む・飲まない」の迷いがなく安心なんです。東井さんが追い飯しても、私はグッと我慢…。病気が人間を成長させました(でも、カレーパウダーを投入しての追い飯が最高だったとのことで、来年は追い飯します! 笑)。

(←)いよいよこの巡業も終盤戦、まずは昨年に続いて広島「LIVE Cafe Jive」でライヴ。その昔、海外からギタリストを招聘してライヴツアーを企画していた時にも何度もお世話になった素敵な会場です。地元の方に加え、遠方からいらした方も多く、とても楽しい時間でした! 皆さんに感謝! 体調がすぐれないのに来てくれたヨシさん、そしてポーリーンさん、久しぶりにお会いできて嬉しかったです!

(→)終演後、最後まで残ってくれた方々とお好み焼き「文ちゃん」へ! 写真は最後の記念撮影。この中で広島の人は二人だけで、あとは東京、横浜、山口県。皆さん、美味しい鉄板焼き、お好み焼きで広島を存分に満喫しました! なお、この日からTAB女将おハルが助っ人参戦。

(←)巡業を締め括るライヴは大阪。12月の“あの日”以来の「新☆樂山」ライヴですが、あえてこの巡業の最終日に持ってきました。その節は大変ご心配をおかけしましたが、今回“復活”を皆さんにお見せできて、私自身本当に嬉しかったです! 年末年始の色んなこと思い出されて、感慨無量でした。皆さんご来場、本当にありがとうございました! なんと三重県紀宝町でライヴでお世話になっている「フォークス」の浜さんもご来場くださり感激でした。ナオミママさんにも大変お世話になりました!

体調管理に気を配りながら今後も全国巡業を続けますので、これからもどうか応援お願いします!

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