十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

Archive for 3月, 2015

ジョンの思い出は永遠に。。。

ジョン・レンボーンがお亡くなりになりました。ペンタングルやジョン・レンボーン・グループでの活動をはじめ、ソロやバート・ヤンシュ、ステファン・グロスマンとのデュオなど、音楽史に大きな足跡を残している歴史的なギタリストです。彼は、ブリティッシュ・フォーク、ブルース、ジャズ、ケルティック音楽、中世ルネッサンス音楽…様々な音楽要素を取り入れ、芸術的ともいえる独自のスタイルを築き上げました。私がギターを始めた頃からのヒーローの一人で、どうしてあんな風に弾けるのかとレコードから一生懸命コピーしていた日々が思い出されます。今の自分のギター・プレイにも大きな影響を与えてくれた方でした。先日リットーミュージックから発売になった『あなたの知らないギター・インストの世界!』でも、私がセレクトした10曲において、1番2番はステファンとのデュオ「Snap A Little Owl」とソロの「The Hermit」でした。

私は、TAB.Ltdを設立してから、海外からのギタリストを招聘してのライヴ・ツアーを企画してきましたが、光栄なことにジョン・レンボーンを2度招聘することができました。2000年11月にダック・ベイカーと、2005年11月にはウッディ・マンとのコンビでの来日ツアーでした。会場はいつも超満員で、ソロでも、セッションでも、彼は素晴らしいプレイを披露してくれたことはいうまでもありません。ライヴで、名曲「Snap A Little Owl」を私がステファン役で一緒に弾いたり、そう、私がジャイアント馬場さんに捧げた「河津」も一緒に弾いてくれました。また、彼は素晴らしい音楽家であると同時に、常にジェントルマンな英国紳士でした。一緒に回転寿司に行ったり、下田の温泉にも行ったし、囲碁も打ったし…楽しかった思い出がいろいろ頭を巡ります。その後も「久しぶりにまた日本に来ませんか?」と何度か声をかけたのですが、「遠出するのがちょっとしんどくてね。こっち来たら寄っておくれ」と返事をもらっていました。ジョンには心から本当に感謝しています。どうか安らかにお休みください。

2000年11月の来日時より(↓)
2000-11-52000-11-7

2005年11月の来日時より(↓)
2005-12-04
2005-12-01

TABが主催したジョン・レンボーン来日ツアーの写真は、他にもTABホームページにアップしてあります。
2000年のツアー 2005年のツアー

春のソロツアー2015、皆さんありがとう!

ツアーから戻るやいなや締め切り仕事に追われていたために、ご報告が遅くなりましたが、中国地方を回った「春のソロライヴ・ツアー2015」、無事終了いたしました。たくさんの方々のご来場、本当にありがとうございました! ライヴ開催に当たって、お力添え下さった関係者の皆さまにも心から感謝いたします。

Exif_JPEG_PICTURE周南「Live House Gumbo」福山「福山ロックセンター」松江「松江AZTiC canova」鳥取「Bar Matchbox」総社「スタジオ・ザ・ブーン」神戸「アップルギターズ」…どの会場のライヴも忘れることのできないものとなりました。本当に楽しかったなあ。。。今すぐにでも、また皆さんに会いに行きたいくらいです(笑)。右の写真は、最終日のアップルギターズでのインストア・ライヴの様子。私のプロデュースでデビューCD「セント・トーマス」をリリースした土師剛クンとのブルース&カリプソ・セッションもエキサイティングでした

各地で美味しいものもたくさん食べました。下の写真は、左から福山「一丁」での尾道ラーメン、「朱華園」の叉焼麺、別府さんに連れていってもらった松江の「をっちゃん」ラーメン…。スープを飲み干したかどうかは、ノーコメント(笑)。
1-Iccho  3-Wocchan2-Shuukaen

さらに、岡山で三宅さんにご馳走になった「くりはら」の鰻、ニンニクでスタミナ万点「ベトコンラーメン」、それと一緒に食べた量が半端でない「唐揚げ」…。まだまだ他にもたくさんのご馳走を頂いたんです。幸せでした〜。でもはっきり言って、体重計にのるのが怖いです(笑)。
4-Kurihara6-Karaage  5-Betocon

You are currently browsing the 十紀夫語録 blog archives for 3月, 2015.