十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for 8月, 2024

ドリー・ファンクJr 83歳、最後の来日

ドリー・ファンクJrが、8/24の「テリー・ファンク一周忌追悼 大仁田厚50周年記念川崎大会」に出場するために来日しました。その前日8/23には都内でドリーのトークショーが開催され、1969年のドリー初来日時(私が小学5年生)から見続けている私は早々に前売り券をゲットして参加してきました😆

何を隠そう、私のスライド曲「タイト・マッチ (Tight Match)」は、その初来日時のドリーと、ジャイアント馬場さんのエキサイティングな試合をイメージして作った曲なんです❗️ 歴史的な元NWA世界王者ドリー、さすがオーラが違いました✨ 最高のトークショーでした❣️

(←)ルー・テーズ、力道山、馬場さん、ドリー、ブルーザー・ブロディ、ジャンボ鶴田と受け継がれた伝統のインターナショナル王座 (現在の三冠王座のひとつ) の本物ベルトと記念写真😍

(→)トークショーの様子。進行役の小佐野景浩さん(左)と通訳の方(右)の絶妙のナビゲートで、とても盛り上がったイベントとなりました✨

(←)トークショー終了後、タイトルマッチの認定書でお馴染みの大隈さんがこっそり私を控室に入れてくれて、ドリーとお話もできました❗️ 数々の激闘が繰り広げられたインターナショナル・ベルトも間近に見ることができて感慨無量‼️ 大隈さん、ありがとうございました❣️

ドリーは翌日の富士通スタジアム川崎での試合では、西村修選手とタッグを組み、大仁田厚&雷神矢口コンビとの「電流爆破デスマッチ」を戦い見事勝利‼️ ドリーは83歳、西村選手はステージ4の食道がんで闘病中…凄すぎます❗️

SITのシグネチャー弦、再入荷!

ライヴや録音で、私が15年以上愛用しているSIT弦。メーカー名が表すように(SIT=Stay In Tune)、チューニングの安定度が抜群です!

レギュラー・チューニングに加え、色んなオープン・チューニングを用いる私の理想のゲージで組んでもらった“シグネチャー・セット”Royal Bronzeバージョン…一時的に切らしていたのですが、今週再入荷しました! 落ち着きのあるナチュラルで心地良いサウンドなんです。私は、このRoyal Bronzeバージョンと、歯切れのよいブライトなサウンドが特徴のGolden Bronzeバージョンを、使うアコースティック・ギターのキャラに応じて使い分けています!

TABネットショップで扱ってますので、是非一度お試しを! (こちら)

SIT弦の「打田十紀夫 シグネチャー・セット」は、以前 (2012年4月) ブログで紹介したことがありましたので、一度ご覧ください (こちら)。

『打田十紀夫 カントリー・ブルース・ギター・バイブル』第4刷 重版出来!

1993年の発売以来、長年に渡り改定&増刷を繰り返したロングセラーの「カントリー・ブルース・ギター (CD付き)」(リットーミュージック)。2017年にはDVD「すぐ弾けるカントリー・ブルース・ギター」もセットになり、加筆&バリエーション・パートを追加した『打田十紀夫 カントリー・ブルース・ギター・バイブル』としてリニューアルされ、そちらはお陰さまでこの夏第4刷となりました。私の初期のキャリアで出した作品が、1993年から31年に渡っていまだに商品として流通していることに心から感謝です!

<初版情報>
リアル・アコースティック・ギター/カントリー・ブルース(1993年)
すぐ弾けるカントリー・ブルース・ギター (VHS版)(1993年)

カントリー・ブルース…直訳すると“田舎のブルース”で、“アーバン・ブルース (都会のブルース)”と対照的に表されます。シカゴ・ブルース以前、1920年代からアメリカの南部で発祥し、各地の個性豊かな黒人ミュージシャン達によって演奏されてきたソウルフルなブルース・ミュージック、そこで奏でられたギター・スタイルにスポットを当てたのが本書です。

この分野は、伝承や録音で残されたものを検証して、後世の音楽家が聴いて採譜しました。そのオーソリティーはご存じ、ステファン・グロスマンです。他にも探求に取り組んだギタリストはいますが、皆それぞれがノイズだらけの聞き取り難い古い音源を、耳で聴いて採譜していますので、時に見解が違ってきます。

私の著書は先駆者の知恵を引き継ぎながらも、自身の耳で確かめて私の見解で採譜したものです。CD音源は1993年、当時34歳の私です。痛風でもなく、高血圧でもなく、脳出血もしてない時代で、元気一杯にプレイしています。今は、玉手箱を開けてしまったような気分ですが、引き続きよろしくお願いいたします!

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(→)初版から今のバージョンまでを並べて記念写真

(←)1993年の初版は、CDが本の中ではなく、別の装丁になっていて、それらが厚紙の箱に入っているという“箱入りゴージャス・バージョン”でした! 私の演奏音源として、最も最初に世に出たCDなんです。

(→)1993年にVHS版で発売になった「すぐ弾けるカントリー・ブルース・ギター」。こちらも打田の映像作品としては一番最初に世に出た商品です。パッケージの英語のスペルで、「Beginners」が「Bignners」となっていることを発売になってから、ステファン・グロスマンに指摘されました (笑)。

(←)初版 (1993年) の時のプロフィール写真。笑っちゃいますね! 今から31年も前、35歳でした。今では立派な前期高齢者! 介護保険証も持ってます。時の流れは残酷です…(笑)。

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