十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for the ‘ツアー&ライヴ関係’ Category

春のソロツアー2012、無事終了!

3/16から3/25にかけて広範囲に回った「春のソロツアー2012」から無事戻ってまいりました。今回のツアーは、徳島「寅屋」高知「オーパスクラブ・ライラホール」愛媛「カラフル」高松「BEATLES」山口「ポルシェ」松江「ヤマハパルス松江店」「AZTic canova」福井「松木屋 MUSIC FACTORY楽器」高山「ピッキン」の9会場でライヴ、もしくはセミナーを開催いたしました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 各地で多くの方々に応援していただき、思い出に残る楽しい時間を過ごすことができました。皆さんには心から感謝しています。(右上はライラホールでのライヴ写真)

 

初日の徳島から山口までは、TAB女将のおハルが同行していましたので、写真も色々撮りました。彼女がやっているFacebookに、徳島〜山口間の写真をコメント付きで何点かアップしてありますので、ご覧になってください(→こちら)。Facebookをやられていない方でもご覧いただくことができますよ。うどん県の高松で、電車に乗り遅れるリスクを冒してまで、長蛇の列に並んで食べた名店「ちくせい」での写真をここに追加しておきます。うどん3玉、半熟玉子の天ぷら、竹輪の天ぷらを楽勝完食でした(笑)。

 

東京での業務があるためTAB女将が山口から帰ったあと、松江、福井、高山、そして東京への戻りは、ギター4本とスーツケースを抱えての、いつものごとくハードな一人旅となりました。車の免許のない私は、いつも人力ですべてを運ばなければならないのです。そんな私を気遣ってくれた出雲の上田さん宅に、オフの1日お世話になり、英気を養うことができました。出雲大社や日御碕灯台にも観光に行くことができました。右の写真は、ウミネコの繁殖地として有名な経島(ふみしま)。上田さん、本当にありがとうございました!

 

今回の移動で一番のピンチは、福井から高山に行く途中の富山駅での乗り換えでした。乗り換え時間は、なんと3分しかなく、しかも一番遠いホームまで行かなければなりませんでした。しかし、ピンチになると燃えるのが私です。大荷物を持って全速力で走る光景に、回りの方は唖然とされていました(笑)。ツアー中の電車の切符は、TAB女将が事前に手配しているのですが、メタボな私を痩せさせるための作戦だったのかも知れません。でも、その分お腹が空いてたくさん食べるので逆効果のようにも思いますね…。

 

「苦あれば楽あり」とはよく言ったものです。最終日の高山ライヴに、ヨコヤマギター代理店ワンダートーンの坂本さんご夫妻がご来場くださり、ライヴ終了後に4本のギターを車で持って行ってくれました。後日、東京へいらっしゃるときにTAB事務所まで持ってきてくれるとのこと。ひえー、なんともありがたいー! おかげ様で、高山から東京へは、荷物がスーツケース1つだけ。4本のギターがないとこんなに楽なのかと、つくづく感じました。

 

ひとりでバタバタしていて、ツアー後半の写真がなくて申し訳ないです…。さて、皆さまのおかげで「春のソロツアー2012」を無事終え、ホッとしているのも束の間、来週からはアメリカから来日する“フィンガースタイル・ジャズ&ブルースの巨匠”ウッディ・マンとのツアーが下記のスケジュールで始まります。気合いを入れ直して、また巡業しますよー。皆さん、どうぞよろしくお願いします!

ウッディ・マン Japan Tour 2012 with 打田十紀夫
●4/7 (土) 横浜・赤レンガ倉庫1号館ホール(Fingerpicking Day ゲスト出演)
●4/8 (日) 広島・Live Cafe Jive
●4/10 (火) 大阪・studio art point(ワークショップ)
●4/12 (木) 大阪・メイシアター 小ホール
●4/13 (金) 名古屋・Tokuzo
●4/14 (土) 東京・Star Pine’s Cafe
●4/15 (日) 東京・M’s SPACE(ワークショップ)

詳細はこちらで。

「倫典&十紀夫」ツアー無事終了!

小倉、福山、豊川と回った「岡崎倫典&打田十紀夫 ジョイント・ライヴ」は、各会場ともたくさんのお客さまにご来場いただき、盛況に無事終了しました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!

小倉ライヴ(3/2)の会場は、倫典さんも私もソロで何度もお世話になっている「フォーク・ビレッジ」。下の写真はライヴの様子です。デュエット演奏(左)も掛け合いトーク(右)も絶好調!

女性のお客さんとの記念写真(↓)。景子ちゃん(左)と、みゃ〜☆さん(右)。ありがとね〜!

打ち上げ後、「フォークビレッジ」ママさんの小野さんを囲んで記念写真(↓)。今回も本当にお世話になりました。焼鳥屋さんでの打ち上げも楽しかったです。地鶏のたたきをガツガツ食べてすみませんでした(笑)。

 

福山ライヴ(3/3)「とおり町交流館」で開催。下の写真は、ポスターが貼られた会場の入り口。うれしいことに「前売り券完売」の文字が!

福山の音楽シーンを盛り上げていらっしゃる「バー・カブロ」のマスター宮崎さんに主催していただいて実現しました。下の写真は、ライヴの様子。

下の左写真は、サイン会の様子です。終了後は、バー・カブロで打ち上げ。鍋料理を美味しくいただきながら、ビール、焼酎、高級シャンパンをグイグイと(笑)。スタッフの皆さんと遅くまで楽しい時間を過ごしました。ホテルに戻ったら、なんと朝の5時! 右写真は、宮崎さんを囲んで飲んだくれる倫典さんと私。宮崎さん、スタッフの皆さん、本当にお世話になりました!

 

豊川ライヴ(3/4)「フロイデンホール・リハーサルスタジオ」で開催。“リハーサル”スタジオという名前ですが、かなり立派な会場です。ライヴの様子(↓)。

打ち上げは、今回のライヴを主催してくれた「ステーキ屋 刈波」さんにて。サラダ、おでん、牡蠣フライ、絶品ステーキ(↓左写真)、絶品ラーメン(↓右)とぜいたく極まりないフルコース。美味しすぎる〜!

絶品ラーメンは、お店のメニューには載っていない隠れメニューで、間違いなく日本一のラーメンです! 何年も前に「刈波」さんの店内でライヴを開催していただいた頃以来、久しぶりに食べることができて感動でした〜! スタッフの皆さんと記念写真(↓)。大変お世話になりました!

さて次はソロ・ツアー。下記のスケジュールで広範囲に回りますよ〜。皆さん、どうぞよろしくね!

打田十紀夫 ~春のソロライヴ・ツアー2012~
●3/16 (金) 徳島・寅屋
●3/17 (土) 高知・楽器堂オーパスクラブ・ライラホール
●3/18 (日) 愛媛・Live music Bar カラフル
●3/19 (月) 高松・BEATLES
●3/20 (火祝) 山口・ポルシェ
●3/22 (木) ヤマハパルス米子楽器社 松江店(セミナー)
●3/23 (金) 松江・AZTic canova
●3/24 (土) 福井・松木屋 MUSIC FACTORY楽器
●3/25 (日) 高山・ピッキン

詳細はこちらで。

ラグタイム・ギター講座とポーさん登場!

西荻Acoustic Cafeで開催された“カルチャーカフェ”の第2回「ラグタイム・ギター講座」、無事終了いたしました。今回も早い段階で“Sold Out”が出て、本当にありがたいことです。ラグタイム音楽の歴史、ギターで弾くラグの歴史とスタイル、ラグタイム・ギターのテクニック講座…など、プロジェクターで参考写真をご紹介しながらの解説と実演で、昼間の3時からの2時間半のアカデミックな(?)ライヴ&トークとなりました。ご来場の皆さん、お店のスタッフの皆さん、どうもありがとうございました! ライヴの様子の写真です(↓)。

 

途中、ちょっとしたハプニングがあって、“ピーッ”という謎のノイズが発生。PA関係の電源を切っても、空調を切っても、なぜか消えないこの音。まったく原因が分からず「宇宙人からの信号ではないか」とまで話が行ったところで、原因が判明。なんと、私がいつもステージの進行を確認するために機材の横に置いている時計から出ていたではありませんか。こんな音、これまで鳴ったことなかったのに…。皆さん、お騒がせしてすみませんでした。

実はこの日、私にとっては、もっと大きなサプライズがありました。昨年10月にアメリカのミシシッピー州グリーンウッドで開催された「ロバート・ジョンソン生誕100周年フェスティバル」に、私が参加したことはこのブログでもご紹介しましたが、なんとその主催者のWABGラジオ代表ジェイムス・ポー氏が突然ご来場されたのです!「な、なんでポーさんがここに?!」。一緒にご来場した保科さんも私を驚かせるために内緒にしていたのでした。いやはや、驚くといったレベルを超越して、目ん玉が落ちそうになりました(笑)。びっくりしたなあ、もう! ポーさんは、この日のラグタイム講座をラジオで実況中継してくれました(↓左写真)。また、ミシシッピーのWABGラジオ局に飾ってあった星条旗を、私へのお土産に持ってきてくれました!(↓右写真)ありがとう〜!

 

ライヴ終了後は、打ち上げで「風神亭」へ。実はこのお店、私の姉夫婦が経営している居酒屋で、西荻窪に開店して30年になる老舗です。オープンの頃は夫婦でお店に出ていて、私もふらっと遊びに行ったときに手伝わされた記憶があるなあ(笑)。なんとポーさん、日本酒好き。下の右写真は、オープン以来の名物料理「シャシュリーク」。客席で焼いた肉を切り分けてくれます。ポーさんもとても美味しいと大喜びでした!

 

打ち上げ参加メンバーと、西荻窪駅前で記念写真(↓)。撮影はTAB女将おハル。アカデミックな昼間のライヴ&トーク、置き時計の暴走、衝撃のポーさん登場、楽しい打ち上げ…事多きこの日、忘れられない1日となったのでした

今蘇る幻の写真

先週のTABギタースクール発表会2012は、モリダイラ楽器さんの地下に新しくできた素敵なライヴ・スペースで開催され、とても盛り上がりました。写真もアップする予定ですが、準備にもう少しお時間を下さ~い。

さて、先日長野からいらっしゃっている生徒さんの小宮山さんと幡ヶ谷の居酒屋で飲みました(ご馳走様でした!)。そのときに、昔(2004年5月)佐久で開催したライヴの話題になりました。現在はお店を閉められましたが、当時人気のギター・ショップだった「ACOUSTIC」さん主催のライヴでした。店長の由井さんが工房棟の一角を改装して作った特設ステージでの演奏…、お客さんもたくさん来てくれて、とても盛況なライヴとなりました。そのときの写真は、私のHPでご紹介してあります(→こちら)。そのページの最後の写真は、由井さんや私、そして有名なギター製作家の鷲見英一さんら男性スタッフだけでの乾杯シーンで、なんとも地味です(笑)が、とても楽しい時間を過ごすことができた思い出があります。

その日のライヴには、小宮山さんもご家族でいらしてくださっていて、ライヴの最後には当時学生さんだった可愛い娘さんお二人と記念写真も撮りました。実は、先ほどご紹介した写真ページを少し華やかにするために、当初その娘さんとの写真も掲載するはずだったのです。ところが、うちの女将に「ちゃんとしたお宅のそんな可愛い娘さんの写真を載せて、何かご迷惑が掛かるようなことになったら申し訳ないわ…」と意見されました。その結果、先ほどご覧いただいたように、実に地味な写真ページとなったのです(由井さん、鷲見さん、スミマセン・笑)。

そんなような話を小宮山さんと飲みながらしていたら、実は当時その写真が載ることを娘さん達は楽しみにしていたというではありませんか! ひえー、そうだったんですか! そんなことでしたら、約8年の年月が経ちはしましたが、その写真アップします(↓)。

そして、その写真を加えたバージョンの写真ページもアップしました(→こちら)。ほーら、その写真ページが一気に華やかになったでしょ!

13年も経ったかなあ。。。

島村楽器の赤羽アピレ店イオンモール成田店イオンレイクタウン店イオン葛西店の各スタジオで開催した「ライブ&トーク」で、1月のライブ・スケジュールも無事終了しました。ご来場の皆さん、スタッフの皆さん、本当にお世話になりました!

以前にもライブ&トークを開催したことがある1/29のイオン葛西店(当時はジャスコ葛西店)ですが、その時のことをかなりはっきりと記憶していたので、いつだったのか調べてみたら、なんと13年前(!)のことでした。もうそんなに月日が流れたとはとても信じられません。つくづく時の経つのは早いと感じざるを得ません。その頃からいらした店長の小松さんにもお会いできて、とても感慨深い日でした。この日は、TAB女将のおハルも手伝いに来て写真を撮ったので、何点かあげておきます。

実はこの前日のレイクタウン店でのライヴから、ナショナル・ギターのブレンダーとして、AERの新製品「dual mix」を使用しました。これは、AERのベストセラー・アンプ、Compact 60のプリアンプ部を独立させた商品なのですが、ピエゾPUとマグネチックPUの音を絶妙にブレンドでき、非常にしっかりしたまとまりのいいサウンドで出力できました。さすがは音に定評のあるAERですね!

久々ブログ、一気書き!

気が付いたら、1月ももう3分の2が過ぎてしまいました。早いなあ。ツイッターの方はたまにつぶやいたりしてたんですが、このブログは、元旦に更新して以来、何も書いていなかったんですね。。。なんだかんだバタバタしてはいたんですが、何やってたんかいな…自分の確認のために、ちょっと振り返ってみます。

まず、1/3に後楽園ホールにプロレスを見に行きました。渕正信さんにとってもらった最前列、放送席の横の席での観戦! 横から解説が聞こえてきて、それはもうぜいたくな席です。いやー、フィーバーしましたよ。場外乱闘も結構あったんで、翌週の「週刊プロレス」に写っているかと楽しみにしていたんですが、残念ながら…。その代わり、一緒に行ったTAB生徒の石クンが堂々と登場! もし、席を反対に座っていれば、私が写っていたはず。悔しい〜。でも、石クン、おめでとう!(笑)

ツイッターでは紹介したけど、その会場で撮ったアブドーラ・ザ・ブッチャーとの写真が、下の左。ジャンバーの色と保護色になってちょっと分かりにくいかも知れませんが、私の右手には、その時1000円で買ったサイン入りブッチャー・フォーク(右写真)が! 試合の後は、南麻布の「セレニータ」で開催された京平会の新年会に参加し、楽しい一時を過ごしました〜。

1/4には実家のある四日市に帰省。高齢の母親がまだまだ元気なのに安心して、翌1/5には東京に戻り、渕さんと新宿の居酒屋で飲み。熱燗が最高に美味しかったです! 渕さん、ありがとうございました。

1/8には、TAB女将が探してきたヘルシーなレストランで、TABギタースクールの新年会(↓)。皆さんと楽しくヘルシーな時間を過ごした後、二次会ではやはり不健康に日本酒をグイグイ、ガブガブ(笑)。やっぱ、今年も酒浸りだなあ…。

1/12には、ミュリエル・アンダーソンのウェルカム・パーティーで吉祥寺のアイリッシュ・パブへ。2005年に一緒にライヴをやって以来だから、お会いするのは約7年ぶりということになりますね。えー、もうそんなに経ちますかねえ、早いなあ。この日は、岡崎倫典さんもいらしていて、みんなでギターを弾いたりして楽しい時間を過ごしました(↓)。

その週末は、大阪の枚方にあるとっても怪しい名物ブルース・バー「ポパイ商店」シークレット・ライヴ(1/14)&ギター・セミナー(1/15)。店主のいよ太さんには、入院と手術を控えているところを、本当にお世話になりました。下の左写真は、いよ太さん率いる「The★Brothers!」のオープニング・アクト。右は、私のライヴ写真。アンコールの最後は、セッションで盛り上がりました。ご来場の皆さん、ホントありがとう!

ライヴ終了後の打ち上げは「新年会」と称して、飲みまくり食べまくり。それなのに、二次会ということで、しんちゃん、ゴンちゃん、生コン平尾さん、ユッケちゃんらと、ラーメン屋「横綱」へ(下写真)。ここは、ネギ入れ放題がうれしいなあ。平尾さん、ごっつぁんでした! その夜は、しんちゃん宅に宿泊。しんちゃん、ありがとうね。オヤジさんにもよろしくお伝えください。

翌日開催のギター・セミナーは、前日の上を下へのノリとは打って変わって、アカデミックにストイックにみんながギターに取り組みました。場所は、前日と同じ怪しい「ポパイ商店」ですが(笑)。参加してくれた皆さん、ありがとう! その夜は、天満クンちに宿泊。またしても遅くまで飲んでしまいました。「ポパイ商店でたくさん食べてきたんで、もうお腹いっぱい」と言っておきながら、出してもらった馬刺しやお造りをキレイに平らげるあたり、今年も鉄の胃袋は健在ですな。天満クン、お世話になりました〜。

他にも大小飲み会があり、その間にも、TABギタースクールでのレッスン、プレイヤー誌連載の「原稿&音源」提出など、一気に振り返ると、1月もここまで結構忙しく過ごしてたんですね。明日(というか、もう今日)1/21は、14:30から島村楽器赤羽アピレ店でライヴ&トーク、夜は代々木で渕さんのバースデー・パーティ、1/22(日)は島村楽器イオンモール成田店でライヴ&トーク。来週以降もいろいろスケジュールは目白押しだなあ。でも、ブログってこうやって一気に書くと、これはこれで大変ですね。ふーっ、もう寝なきゃ。

新年のご挨拶 〜2011年を振り返って〜

皆さん、2012年、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします!

昨年は、東日本大震災がこの国に非常に暗い影を落とした年でした。現在もまだまだ多くの方々が不安な気持ちで生活されている状況ですが、今年はすべてがいい方向に進みますように、心から願っています。

TABギタースクールも1991年の設立以来、20周年を迎えた年でした。幾多の試練を乗り越え、よくここまで持ちこたえたなあ(笑)。1月には、ギターを初めて以来の憧れだった“ラグタイム・ギターのパイオニア”デヴィッド・レイブマン、4月には“ケルティック・ギターの第一人者”トニー・マクマナスを招聘してライヴ・ツアーを開催しました。作品も、新しいCD『SAKURA』とその楽譜集、『ラグタイム・ギター改訂版』などリリースできたし、その発売記念ソロライヴ・ツアーや岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴでも、いろんなところを回った1年でした。

10月に米ミシシッピー州グリーンウッドで開催されたWABG主催『ロバート・ジョンソン生誕100周年フェスティバル』に出演できたことも、大きな出来事でしたね。とても大きな刺激を受けることができた遠征でした。そして暮れには、元世界ジュニア・ヘビー級王者、渕正信さんとのライヴ&トークのコラボを開催。小学生以来のプロレス・ファンの私ですが、遂にプロレスラー(しかも超大物!)と一緒にリングに…、じゃなくてステージに立てたという快挙を成し遂げました(笑)。

そんな中、個人的にとても悲しいことがひとつありました。いつも私のライヴにご夫婦で来てくださっていたKさんの奥さまが、ご病気で亡くなったことです。生きていくということは、出会いもあれば、お別れもあることをつくづく実感しました。ライヴ会場でお会いしたときの明るい笑顔は決して忘れませんからね。

多くの方々にお世話になって乗り切った2011年…応援して下さった皆さまには、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございます! 2012年も変わらぬご支援をどうかよろしくお願いします。今年もいろんな企画を考えています。“闘うフィンガーピッカー”として、まだまだ頑張りますよ〜(笑)。

渕正信 vs 打田十紀夫

暮れも押し迫った12/27に曙橋のバックインタウンで開催した「渕正信 vs 打田十紀夫:プロレスとギターのトーク&ライヴ」、おかげ様で無事盛況に終了しました。時代がどう移り変わろうがジャイアント馬場さん信者を貫き通す私は、デビュー以来馬場さんが設立した全日本プロレス一筋に戦い続ける名プロレスラー渕さんとのこの日のコラボを、とても楽しみにしていました。

私のギター演奏を交えながらの渕さんとのプロレス・トーク・ショーという初の試みでしたが、満員のお客さんにご来場いただき、本当に感謝しています。「とても楽しかった」とのお言葉も多数頂戴し、私もホッとしています。入門にまつわる話、全日道場破りの話、馬場さんとのスパーリングの話など、渕さんが語ってくれたお話は、とても興味深いものばかりでした。さすが馬場さん! さすが渕さん! 感動の嵐でしたよ! 渕さん、ありがとうございました。

当日の写真を少しご紹介しましょう。第一部の最初は、まず私がソロでギター演奏(↓)。ステージの後ろでは馬場さんが見守ってくれてます。
第一部の後半で、渕さんがテーマ曲「Danger Zone」に乗って登場! 20歳でデビューして以来、プロレスラーとして約38年のキャリアを誇る渕選手。話してくれる内容は、プロレス・ファンでない方にとっても非常に興味深かったです(↓)。

第二部は、ギター演奏を絡めながらのトーク・ショー(↓)。

下の写真は、愛用のリング・シューズを見せてもらっているところ(↓)。

アンコールで、渕さんに捧げる即興演奏(名付けて「Red Demon Blues!」)を披露した後、豪華(?)景品の当たるくじ引きを行いました。渕さんの貴重なDVDから、マニアックなTABビデオ、ギター弦、鏡餅、金箔入りのお酒…などなど、その景品を紹介しているところ(↓)。
渕さんにくじを引いてもらって、当たった方に景品を選んでもらいます。当選された皆さん、おめでとうございました(↓)。渕さんが最後に引いた番号がなんと「16」! 馬場さんにとって、とても大切な数字です!

 

この日のライヴには、プロレス・ファンでもある有名な精神科医の香山リカさんから、素敵なお花が届きました。香山さん、ありがとう〜! ライヴ終了後、そのお花と一緒に撮った記念写真がこれ(→)。渕さんが手にしているのは、先日このブログでも紹介した香山さんの著書「気にしない技術」です。

私自身も楽しい時間を過ごすことができた「トーク&ライヴ」でした。この日のことは、渕さんもご自身のブログで書いてくれました(こちら)。ご覧になってみて下さい。

11月のツアー日記(その6:東京へ帰る日に)

今回のツアーも無事終了し、東京に帰る日(11/16)になりました。お名残惜しいなあ…。その気持ちを紛らわすかのように、空港に向かう途中立ち寄った先は、ラーメン店「きむら」。実は、昨年宮崎に来たときに、高鍋ドルフィーのマスターが教えてくれた宮崎の美味いラーメン店トップ2のうちのひとつです。もうひとつの方は「栄養軒」で、昨年食べることができましたので、今年は「きむら」に行くぞと決めていました。

飛行機の時間があるので、遅れてはならじと11時の開店前に天満クンの車でお店に到着。すると、そこへ神崎充さんが登場! 昨日のライヴの写真を渡しに来てくれたのです。天満クン、チエちゃん、神崎さん、そして私…この精鋭4人で「きむら」のラーメンを食することに。メニュー(↓)のように「ラーメン」(醤油豚骨系)と「塩ラーメン」があるのですが、やはり基本からということでみんな「ラーメン」で行くことにしました

 

これが「きむら」のラーメン(↓)。私と神崎さんは、もやしとネギを増量しました。

 

私の評価はなかなか高く、とても美味しくいただきました。食べ終わった後「この系統のラーメンで“塩”だとどうなるのか?」がにわかに気になってきました。メニューにも「ラーメン」と「塩ラーメン」は同格に扱われているし。。。飛行機の時間までまだゆとりがあることを確認した私は意を決して、ジャーン(↓)。我ながら呆れます(笑)。

 

「ラーメン」は、人によって評価がかなり分かれます(音楽もそうですけどね・笑)。前日の宮崎ライヴの打ち上げでは、「この店の方が上でしょう」とばかりに、まだまだたくさんの“美味い”ラーメン店の名前が挙がりました。こりゃしばらく滞在しないと食べきれんなあ(笑)。そんなことを考えながら、天満クンの車で空港に到着。宮崎空港には、なんと道本さんご夫妻もお見送りに来てくれて、道本食品のお漬け物のお土産もいただきました(→)。道本さんのご実家が有名なお漬け物の会社だということを、今回初めて知りました(さっそく家でいただきましたが、美味しかったです。道本さん、ありがとう!)。

 

倉敷・諫早・鹿児島・宮崎と回った今回のツアー…このブログで6回に渡ってご紹介してきました。毎度そうなんですが、各地で多くの方々にお世話になって、こうやってやれているんだなとつくづく実感しています。皆さん、本当にありがとうございます。今後ともどうぞよろしくお願いします!

11月のツアー日記(その5:宮崎編)

翌11/15は、今回のツアーの最終日。お昼近くまでゆっくり寝かせてもらったあと、天満クン&チエちゃんと車で山の方(?…すみません。位置関係、分かってません・笑)へしばらく行ったところにある「山菜長越」というおそば屋さんへ。峠の茶屋っぽい感じで、とてものどかな風情を味わいながら、山かけそば山菜ビーコーなるもの(写真手前に写っている中華ちまきみたいなもの)をいただきました(↓)。素朴で懐かしさを感じる味…とても美味しかったです。でも、“ビーコー”って一体何語?

 

宮崎ライヴの会場は、昨年同様「ライヴハウス絃」。今回も古くからの友人で、宮崎でギター講師やラジオのパーソナリティとして活躍されている道本晋一さんにいろいろお世話になりました。道本さんとは、お互い若者だったころ東京で出会ったのですが、当時、彼はまだ大学生、私は大学をとうの昔に辞めて、今でいうフリーターみたいな立場。ふたりともマニアックなギターが好きで探求していましたが、彼は立派に大学を卒業して、地元の宮崎でちゃんとした会社に就職したのでした。堅気の世界に行ってしまった道本さん、相も変わらず東京でヤクザなことやっている私…住む世界も変わっちゃったなあ、、、と思っていたら、いつの間にか道本さんもヤクザな道に戻って来ちゃって(笑)。でも、好きな道でなら苦労しても頑張れますよね!

「絃」でのライヴの様子(↓)。たくさんの方にご来場いただき、盛り上げていただきました。皆さん、ありがとう! 心から感謝です。

道本さんとの楽しいセッション(↓)。またやりましょう!

 

ライヴ終了後は打ち上げに突入。下は、打ち上げ参加メンバーでの記念写真と乾杯写真(↓)。ラーメン談義、プロレス談義、音楽談義、そしてたくさん食べて飲んで、とても楽しい時間でした。マスター、ママさん、お世話になりました! 宮崎ライヴをマシンヘッドさんで企画していただいていたときからお世話になっている、ギタリストの神崎充さん(下の左写真の私の右隣)も今回ご来場下さいました。写真もいろいろ撮ってくれてありがとうございました。(つづく)

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