十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for the ‘作品・商品・道具のご紹介’ Category

私がギターを弾いた懐かしのCM

弟子のMasatoクンが、「“エヴァンゲリオン”に関する1997年のテレビ番組をYouTubeで見てたら、CMで師匠のギターが流れててビックリした」と教えてくれました。1996年にやった仕事ですっかり忘れていたテレビCMですが、今はYouTubeでそんな昔の映像も見ることができる時代なんですね。そのCMは、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった大手商工ローンのイメージCMで、「サンデープロジェクト」や「ニュースステーション」といった人気テレビ番組でよく流れていました。探してみたらYouTubeにCM単体での映像もありました。下の動画の0:30〜がそのCMです (クリックするとその部分から始まります)

記憶がちょっとはっきりしないのですが、たしか歌のメロディ譜をいただいて、そのバッキングを頼まれたのだったと思います。ボーカルは、海外のシンガーが後から歌を載せるとのことでした。CMでは曲の途中までしか流れていませんが、ちゃんと最後まで録音はしました。後半がどういう展開だったかはもう忘れてしまいましたが…(笑)。

このCMは大変好評だったので、当時は私のプロフィールにもそのことを書いてました。でもこの会社、その後「腎臓や目ん玉売ってでも金返せ」(*_*) などといった厳しい取り立てが大きな社会問題となってしまい、私もちょっとアレかなと思って(笑)プロフィールからこそっと消しちゃいました。Masatoクンのおかげで、懐かしくもあり苦々しくもあった昔のことを思い出しました。

思い出の鱒釣り

私の代表曲のひとつ『思い出の鱒釣り』(1998)。 小学館提供のTV番組「フライ・フィッシング・エリア・ガイド」のテーマ曲として使われ、同社のアウトドア情報誌「BE-PAL」でも大きく紹介されました。渓流釣りに合う音楽をとご依頼を受けできた曲なんです。23年も前のことですが、当時のことは今でもとても懐かしく思い出されます。その後「思い出の鱒釣り」は、今日までもっともリクエストの多い曲となりました。小学館さんにはとても感謝しております。(※このテイクは、現在『フィンガースタイル・ギター・ベスト』に収録されています。)

当時「BE-PAL」の編集長で、そのTV番組のご担当のひとりだった大家正治氏は、現在「小学館スクウェア」という小学館グループ会社の社長をされていて、この度「“自分だけの一冊”ビジュアルブックシリーズ」という新企画を始められました。そのプロモーションとして、自ら著された一冊「思い出の鱒釣り」にちなんだ動画を作成されましたのでご紹介します。フライフィッシングに情熱をかけた大家さんの人生の一場面に、私の「思い出の鱒釣り」が寄り添っているようで、とても嬉しいです。是非ご覧になってみてください(右の写真をクリックしてください)。

「Keep It Funky」をYouTubeにアップ!

緊急事態宣言が解除されました。でも地域によっては、まん延防止等重点措置に移行していて、まだまだ気を抜けないですね。そんな中、私は今週末から北海道ツアーです。昨年からずっと感染防止対策には抜かりはなくライヴ活動をしていますので、お近くの皆さんはぜひライヴにご来場ください!

さて、北海道へ出発する前に、私のYouTubeチャンネルに新しい動画を1本アップしました。1930年代にセントルイスで活躍したカントリー・ブルースマン、チャーリー・ジョーダンのコミカルでノリのいい「Keep It Clean」のモチーフを基にファンキーなリフを盛り込んでフィンガーピッキング・ブルース・インストに発展させた「Keep It Funky」です。楽しんでくだされば幸いです。

“Keep It Funky” by Tokio Uchida

※私の11枚目のCD『打田十紀夫/ビヨンド・オールド・メモリー』に収録した曲で、完全コピー楽譜集も発売されています。TABネットショップ(送料無料!)では以下のページで紹介してあります。

CD打田十紀夫/ビヨンド・オールド・メモリー』
『Tokio’s Acoustic Blues Collection〜ビヨンド・オールド・メモリー完全コピー楽譜集〜』
かなりお得なCD&楽譜集セット『打田十紀夫/Beyond the Old Memories』

YouTubeに「Happy Meeting In Glory」をアップ!

このところ、東京は梅雨入りもしていないのに、夏日が続いています。確実に夏の足音が聞こえてきましたね。さて、また新しいYouTube動画をアップしました。ライ・クーダーも敬愛していたバハマのギタリスト、ジョセフ・スペンスの弾いたゴスペル・ナンバー「Happy Meeting In Glory」です。メロディやベース音に独特なシンコペーションを取り入れるスペンスの自由奔放なギター・プレイを参考にしながらも、私なりのフレージングでプレイしました。ご覧くだされば幸いです。

“Happy Meeting In Glory” by Tokio Uchida

 私の11枚目のCD『打田十紀夫/ビヨンド・オールド・メモリー』にも収録していますが、そちらではまた違ったアドリブを加え、もっと長いバージョンを弾いていますので、そちらもよろしくです。(´∇`)/

CD打田十紀夫/ビヨンド・オールド・メモリー』
『Tokio’s Acoustic Blues Collection〜ビヨンド・オールド・メモリー完全コピー楽譜集〜』
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YouTubeに「Solace」をアップ!

私のYouTube『Tokio Uchida チャンネル』に新しい動画をアップしました。映画『スティング』のサウンドトラックとして効果的に用いられたスコット・ジョプリン「Solace (ソラース)」のC、Dセクションを弾きました。この曲は、タンゴのルーツとなったハバネラのリズムを取り入れた美しいメロディのクラシック・ラグです。

私の教則本『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル (CD&DVD付き)』(リットーミュージック)では、全セクションをアレンジしたバージョンが収録されていますので、ギターを弾かれる方はそちらも参考にしていただければ幸いです。なお、ここで弾いたC、Dセクションは、用いるポジションにおいて、その教則本のバージョンに若干手を加えてあります。ギターはモーリスのSC-145Uです。

Scott Joplin’s “Solace” by Tokio Uchida

初の2カメ収録!「Whistlin’ Honky-Tonk Slide」

ギター・パフォーマンス動画を久しぶりに撮りました。我が家での気軽な演奏ではあるんですが、今回は2台のカメラを用いて収録しその映像を編集しているので、スタジオ収録みたいになってます(笑)。曲は、私の師匠(ステファン・グロスマン)の師匠、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスの「Whistlin’ Blues」のアイディアを発展させた「Whistlin’ Honky-Tonk Slide」です。2012年にリリースしたCD『猫とドラゴン』に収録した曲で、1弦をB音まで下げるオープンD6チューニングでのスライド・プレイです。

「Whistlin’ Honky-Tonk Slide」

昔撮った動画2点、YouTubeにアップ!

2度目の緊急事態宣言が11の都府県に発令されている中、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 私の住んでいる小金井市は、新型コロナウイルスの感染者は比較的少ないのですが、それでも皆さん不安な気持ちで過ごされているのではないでしょうか。

飲食店が20時までの営業ですから、本当に夜は暗く静かなもんです。夜中にラーメン屋さんに行く習性がある私は、この事態にやや戸惑いを感じています。もっともそんなことは大したことではなく、飲食店を経営されている皆さんや、当然のことながら医療関係の方々のご苦労は計り知れません。緊急事態宣言が出てない地方にお住いの皆さんも含め、どうか健康管理に気をつけて、このとんでもない状況を乗り切りましょう! 自粛生活が奨励されるこのご時世…ギターを弾かれる皆様は練習のいい機会だと前向きにとらえるのはいかがでしょう。

さて、YouTube【Tokio Uchida チャンネル】に動画を2点アップしました。どちらも昔に収録したものですが、YouTubeには公開してなかったのでアップしました。楽しんでいただければ幸いです。「Delaware Boogie」の方は、2014年に収録してあったものです。ピンボケで画質もあまり良くなかったのですが、今回のアップに際して「それならばいっそのこと」と、TAB女将のおハルがレトロな感じに編集しました。再発見されたブルースマンの映像みたいですね、馬場さんが映ってますが(笑)。

もう一点、「Thanks To Stefan」は2004年に出したDVD『ブルースでヒーリング』に収録したもの。ハイ・ストラング(ナッシュビル)チューニングを用いて弾いた数少ないテイクです。張る弦によって、こんなサウンドを出せるのもギターの魅力です。ハイ・ストラング・チューニングに関して興味のある方は、私の教則本などで紹介していますので、参考にしてくださいね。ではまた!

「Delaware Boogie」by Tokio Uchida

「Thanks To Stefan」by Tokio Uchida

久々のTips! 第11回:Slow Blues in E 2020

メリークリスマス (^O^)/

2020年もいよいよ大詰めになってきました。ここに来て、また新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか? 私はこう見えても、感染防止対策にはすごく神経を使っていて完璧です。食欲も相変わらず旺盛で、免疫力もアップしまくりです(笑)。

ベスト盤CD付き楽譜集『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』の発売以降、5月からアップしてきたYouTubeの動画シリーズ、久々に撮りました。第11回の今回は「Slow Blues in E 2020」です。ベスト盤に収録した24曲の中の新録2曲のうちの1曲です。アドリブ的に弾いたEキーの定型12小節ブルースで、ここでは各ヴァースで用いたアイディアをご紹介しています。どうぞ練習の参考にしてください。

ちなみに今回から収録しているカメラが変わりました。まだ使い慣れてなくてバタバタしましたが、前のより画質や音が良くなったのでは。gohクン、女将の相談に色々乗ってもらってありがとうね〜。

第11回 「Slow Blues in E 2020」

『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』紹介ページ
TABネットショップ(只今送料無料!)→ こちら ※全収録曲のサンプル音源あり
amazon → こちら

付属DVDのダイジェスト動画!

先日の“The EntertainerのDセクション簡単バージョン”解説動画に続いて、『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル』付属DVDのダイジェスト動画をアップしました。この映像の収録は2001年なんですが、自分で見ても唖然とするほど若いんです! といっても、42歳の時なんで世間的にはそう若くないのかもしれませんが、今の自分から見たらとにかく若い! 収録した時のこともよく覚えていて、ちょっと前のことのように思えるのですが…。いやはや、確実に時間は過ぎて行っているんですねぇ。。その頃は、痛風や高血圧なんて全く無縁でした。。

『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル』は12/1発売です! リマスタリングして高音質の全21曲収録のCD(約1時間)DVD(96分の大容量)が付属して、本編は168ページという情報量満載の一冊! 皆様、どうぞよろしくお願いします!


【付属DVDのダイジェスト動画】

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『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル (CD&DVD付き) 』紹介ページ
<< 168ページ、CD&DVD付き、3200円(税抜き)>>  2020/12/1 発売

※予約注文の受付、始まってます!
●リットーミュージック → こちら(※ CD収録全曲の試聴音源あり)
● TABネットショップ → こちら(※ CD収録全曲の試聴音源あり)
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ラグタイム・ギター・バイブル (12/1発売)!

CD付き教則本『ラグタイム・ギター』と教則DVD『ラグタイム・ギター』がセットになった『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル』が、リットーミュージックより来る12/1に発売になります。CDとDVDが付属し、本編は168ページという情報量満載のゴージャス版、解説やコラムの加筆、練習曲の追加など、まさに”バイブル”としてグレードアップしました! 皆様、どうぞよろしくお願いします!

【CD連動コーナー】
●掲載曲にクラシック・ラグの「Ashy Africa」を追加
●CDは全21曲収録(約1時間)、リマスタリングを施し高音質
●「The Entertainer」の難所Dセクションの簡単バージョンも掲載(YouTube対応)

【DVD連動コーナー】
●演奏上のアドバイスを記載したスコアを掲載
●DVDは96分という大容量
(※DVDの映像は、2001年7月にVHSビデオとして発売になったものです。TABサムピックもスタカポも使っていない時代の私、その若さに我ながら絶句しました・笑)

★今回新たに掲載された“The EntertainerのDセクション簡単バージョン”を解説した動画を撮り、YouTubeに公開いたしました。そのセクションのデモ演奏や解説、そしてその簡単Dセクションを使った全セクション通しての演奏もあります。この本で練習される際の手助けになれば幸いです!

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『打田十紀夫 ラグタイム・ギター・バイブル (CD&DVD付き) 』紹介ページ
<< 168ページ、CD&DVD付き、3200円(税抜き)>>  2020/12/1 発売

※予約注文の受付も始まってます!
●リットーミュージック → こちら(※CDの試聴音源あり)
● TABネットショップ → こちら(※CDの試聴音源あり)
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