Archive for the ‘ツアー&ライヴ関係’ Category
10月は怒涛のライヴ・スケジュール!
早いもので、もう10月。すっかり秋の気配が感じられるようになりました。あんなに暑くて長い夏だったのに、今となっては懐かしい気もします。ただ、肌寒くなると血圧が上がりやすくなるので、秋〜冬は私にとっては気をつけないといけない季節でもあります。
今月は怒涛のライヴ月間で、計12本のライヴが入っています。今週末の相模大野を皮切りに、以下の予定でギター3本抱えて東日本を広範囲に巡業します。昨年12月に脳出血して絶望の淵にいた年末年始から考えると、本当に夢のようなスケジュールです。体調管理をしっかりして元気な姿で各会場に参上しますので、皆様のご来場を心よりお待ちしております!
《打田十紀夫 アコースティック・ギター・ライヴ》
10/5 (土) 神奈川・相模大野アコパ 満席!!(只今キャンセル待ち)
《打田十紀夫 群馬・秋田・村上ツアー》
10/12 (土) 伊勢崎・音楽酒場 オトノマ
10/13 (日) 秋田・モーモージャンクスター
10/14 (月祝) 村上・楽屋
《打田十紀夫 東北ツアー2024》
10/18 (金) 仙台・Mondo Bongo
10/19 (土) 盛岡・すぺいん倶楽部
10/20 (日) 宮古・カントリーズcafe
10/22 (火) 五所川原・Dining Bar 山ほ
10/23 (水) 弘前・Keep The Beat
10/25 (金) 青森・BAR MIMOSA
10/26 (土) 十和田・キューダスS
10/27 (日) 須賀川・Vit Dalarna
※ライヴの詳細 → こちら
66歳になっての初巡業 “東海道ツアー”
66歳になって最初の地方巡業は “東海道ツアー”でした。毎年お世話になっている、浜松「なんでモール」・名古屋「Slow Blues」・静岡「Living Room」と回ってライヴ開催。各会場にご来場、ご声援くださった皆様、本当にありがとうございました! 遠方から駆けつけてくれた方々もいらっしゃって、嬉しい限りです。たくさんの方々とお会いでき、今回もおかげ様でとても充実した巡業となりました。毎年温かく迎えてくださるライヴハウスのマスターやスタッフの皆様にも心から感謝です!
いつものように各地での写真を、コメントと共にご紹介しましたので、ご覧いただければ幸いです (ライヴ写真は、追っかけしてくれているKさんからいただきました)。
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(→)ギター3本と大きなスーツケースという大荷物に加え、軍手に短パン、サングラスという怪しい出立ち (笑) で、いつものように東小金井駅を出発。
(←)浜松駅で「なんでモール」マスターの花村さんとスタッフのすぅざんが迎えてくれました。そのまま鰻の名店「八百徳本店」へ連れて行ってくれ、名物「お櫃うなぎ茶漬け」を! まずは、そのまま茶碗によそって「うな重」として楽しみ、続いてワサビやネギの薬味を載せたり、昆布だしのお茶をかけてお茶漬けとしていただく…色んな味わいで鰻を楽しめるんです!
(→)浜松「なんでモール」ライヴ、入場シーン。今年も、ジャイアント馬場さんのテーマ曲「王者の魂」が鳴り響くなか入場し、“ロープを跨いでリングイン” しました! ロープ張り発祥のライヴハウスなんです (ロープは両サイドのお客様が手で持つため2本・笑)。ご来場の皆様、盛大な馬場コール、ありがとうございました!
(←)浜松「なんでモール」ライヴの様子。ギターは、モーリスSC-145U、モーリスSC-123U、クレセントムーン All-Nato ギターの3本を使用。
(→)“ロープ張りリングイン” 発祥のライヴハウスですので、オリジナル・ハンドタオルの「Ring-In バージョン」をしっかり宣伝。まだまだ暑いので、汗拭きにゴシゴシ使ってやってください (笑)。
(←)終演後連れて行ってもらった「麺屋はやたろう」でいただいた、色々載っている「特製中華そば」。昨年末の脳出血以降、子供の頃から続けていた “ラーメンスープ完飲” を医者から禁止されましたが、ラーメン自体は禁止されてませんので食べても大丈夫なんですよ〜。もちろんスープはしっかり残しました。66歳にして大人になった私 (笑)。
(→)翌日は名古屋へ。この写真は、名古屋のお昼に食べた「藤一番」の「たっぷり野菜しょうがラーメン」。健康フェチになった私は、“たっぷり野菜” に加え、さらにネギとニラをトッピングしたので、この写真のようにすごいことに! どう見てもヘルシーですよね (スープ完飲しなければ・笑)。
(←)名古屋ライヴは毎年お世話になっている星ヶ丘の「Slow Blues」で開催。写真はライヴの様子 (その1)。雰囲気のある店内、ブルース系ライヴバーの老舗です。皆さん、ご来場ありがとうございました!
(→)「Slow Blues」ライヴの様子 (その2)。この日はホテルでちょっと仮眠を取ったら、ディープに寝ちゃってしまい会場入りが遅れたのに加え、サウンドチェックでスピーカー・トラブルもあり…それでも開演時間までに別の出力方法で無事に解決。ライヴは、というか人生はトラブルの連続、だからこそ楽しいのです (笑)。
(←)静岡へ出発する前に、名古屋駅の新幹線ホームの立ち食いスタンドで食べたきしめん。ホームのきしめん、結構美味いんです! かき揚げきしめんに生玉子をトッピング。玉子をあまりに早く崩してしまうと、黄身がお汁に溶け出てしまい「お汁完飲禁止の身」としては、ロスが生じます。レンゲがあればそこに退避させて上手く食べることもできるのですが、レンゲも置いてなかったのでやや苦労しました。それでも、ワザを駆使して、お汁は残しながらも黄身はロスなく食べました!(笑)
(→)東海道ツアー最終日は、静岡「Living Room」でライヴ開催でした。店名の通り居心地のいいくつろげるお店で、2010年のオープン以来、毎年お世話になっています。いつも温かく迎えていただき心から感謝です。写真は「Living Room」ライヴの様子。
(←)この日は、知多半島から遠路はるばる駆け付けてくれたNさんに30数年ぶりの再会。ギターだけで生活できない若き20代の頃、当時渋谷の青山でNさんがオープンさせたカフェバーで大変お世話になりました。その頃の懐かしい思い出が一気に思い出されて感慨無量でした! Nさん、お元気そうでよかったぁ。
♪ 66th バースデーライヴ at BIT ♪
毎年必ず来る誕生日。ホント忘れずに来ます…(笑)。というわけで、今年も9/4にひとつ歳をとってしまいました。66歳ですよ! 全くもって信じられません。でも、ありがたいことに毎年バースデーライヴを開催してくれるのが、私にとっての“後楽園ホール”(笑) 曙橋「Back In Town」です。今年も、満員のお客様がご来場してくださって、9/7に開催してくれました。ご来場の皆様、本当にありがとうございました!
毎年、バースデーライヴ限定で登場する幻の演歌歌手、宇田十郎氏が今年もゲスト出演してくれました。今年はなんと、美人女性歌手「ろみこ」さんとのコンビ「ろみこと十郎」でデュエットを披露してくれるというサプライズ! とても楽しく素敵な夜となりました。当日の写真を、コメントと共にご紹介しましたので、是非ご覧ください。
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(→)バックインタウンの入り口にある本日のライヴ告知のボード。66thを無事クリアしましたが、この先いくつまで続けることができるのでしょうか…。昨年末の脳出血以来、生まれ変わったように健康フェチになりましたので、今後もできる限り続けたいと思います。
(←)各地の地方ライヴにもいつも来てくれるKさんが撮ってくれた写真です。なんとバックインタウンの入場時にロープが! ジャイアント馬場さんのテーマ曲が流れる中、気持ちよく入場できました。「馬場〜!」の掛け声も嬉しかったです!(笑)
(→)この日は久々にギターを4本使いました。ひと昔前は、普通にギター4本と機材を携えて、全国回ってたんです。若いって素晴らしいですね〜 (笑)。この写真は、私のメインギターのひとつ、サイド&バックがホンジュラス・ローズウッドでトップがジャーマン・スプルースのモーリスSC-145U。もちろん、もうひとつのメインギター、オール・ホンジュラス・マホガニーのSC-123Uも使用。右の豪華なお花はゲストの「ろみこ」さんからプレゼント。
(←)これは1958年製のギブソンLG-1。私と同じ1958年生まれのHさんが亡くなる前に、私に「弾いていってほしい」と預けてくださったギターです。レコーディングでは使いましたが、ライヴでは初めて使いました。今回ご来場のSさんのたってのお願いで登場となりました。ヴィンテージのギブソンは、ライヴでも素晴らしい音でした!
(→)これは久々に登場のアミスターStager。社長のフランタさんが亡くなられてから、残念ながらアミスターはギター製作をやめてしまいましたが、ライヴではとても使い勝手のいい素晴らしいギターなんです。今は亡き、盟友ウッディ・マンも愛用していて、アミスター抱えて一緒にツアーした日々が懐かしいです…。
(←)バックインタウンさんが撮ってくれた素敵な写真。バースデーライヴ限定で登場するゲスト、宇田十郎氏が、今回はろみこさんとのデュエット「ろみこと十郎」で登場!(笑) 「昭和枯れすすき」を熱唱してくれました。この後、また地方へ旅立った宇田十郎氏…(笑)。
(→)TAB女将おハルが客席後方から撮った「ろみこと十郎」のステージ。素晴らしい歌唱力のろみこさんでしたが、十郎氏が見切りをつけられなければ、またこのデュエットで登場してもらいたいものです!
(←)誕生プレゼントもたくさんいただきご満悦でした (笑)。リング上で美しい女性から花束を受け取った馬場さんの気分でした。本当にありがとう!
(→)ライヴ終了後、バックインタウン社長の山田さん、ろみこさん、私で記念写真。山田さんには2001年のバックインタウンのオープン以来、お世話になっています。今後ともどうぞよろしくお願いします!
(←)たくさんの荷物を持って帰らなければならないので、荷物運びなど最後まで手伝ってくれた皆さんと記念写真。左から3月ライヴではゲスト出演してくれた小松ひかるクン、たまた
ま同姓の小松夫妻(ひろきクン&まりもちゃん)、ろみこちゃん、そして66歳ジジイの私。
(→)いただいたプレゼントの数々。ご来場くださっただけで十分なプレゼントなのに、本当にありがとうございました!
北海道から無事戻りました!
今年も北海道を巡業することができて大変嬉しかったです! ブッキングしている段階では、健康状態に若干の不安もあったため、例年より短めのスケジュールになりましたが、釧路「喫茶えいが館」、札幌「Live & Dining Mellow」、旭川「アーリータイムズ」の各会場でとても楽しくライヴができました。ご来場くださった皆様、会場のオーナーやスタッフの皆様、サポートしてくださった皆様に心から感謝です! 来年はもう少し長く巡業できるように、今後も体調管理をしていきます。
各地での写真を、いつものようにコメントと共にご紹介しましたので、ご覧いただければ幸いです。
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(→)東小金井駅からいつもの出立で出発。これまで、3〜4本を当たり前のように運んでいましたが、今回久しぶりにギターは2本。でも、演奏曲数が減るわけではありませんよ (笑)。
(←)初日は釧路。ライヴの前夜に釧路に前乗りして早速、地元のソウルフードとして長年愛されている「泉屋本店」の「スパカツ」をいただきました! 気分は完全に釧路モードになりました!
(→)釧路ラーメンもやはり外せません。名店「河むら」で「昔風ラーメン(醤油)」。歳とると何でも“昔風”がいいですね、ラーメンも、音楽も、プロレスも (笑)。美味しかったです! もちろん、昨年末に病気してから大人になった私は、スープ完飲はしてませんよ。
(←)釧路ライヴは、いつもお世話になっている「喫茶えいが館」で開催。ご来場くださった皆様の温かさが本当に嬉しかったです。ママさん、長崎さん、大変お世話になりました!(写真はいつも遠路駆け付けてくれるコジーさんより) 終演後は、長崎さんが居酒屋に連れて行ってくれて、美味しい時間。
(→)翌日は「特急おおぞら」で札幌へ大移動。毎年お世話になっている「Live & Dining Mellow」でライヴ開催でした。写真は、ジャイアント馬場さんのテーマ曲に乗って入場シーン。なりきってます (笑)。
(←)「Live & Dining Mellow」ライヴの様子。たくさんのご来場、本当に感謝です! 終演後の打上げも素敵な時間でした! ジョッキでのノンアルで酔っ払いました (笑)。マスターありがとうございました!
(→)オフの日に、札幌のブルースシンガー渡辺幹也さんが、岩見沢の名店「らい久本店」まで車を飛ばしてくれました。ここの味噌ラーメンは、他にはない独自のスッキリ感があって深みもある味わい…独特なんです。麺も西山製麺の特製ちぢれ麺。
(←)そして、「らい久本店」の店内メニューに書かれている“めん食は長寿の秘訣!”には、いつも勇気づけられます! 創業者の初代マスターは80代の今でも毎日ラーメンを食べているというから、説得力が半端ないです (笑)。
(→)北海道巡業もいよいよ最終日、旭川「アーリータイムズ」です。歴史を感じさせる趣のある煉瓦造りの建物なんです。野澤マスターが亡くなられた後も、昨年今年とライヴに伺えたこと、心から感謝です!
(←)旭川「アーリータイムズ」ライヴの様子。ジャイアント馬場さんの「王者の魂」が流れるなか、エアーロープを跨いで入場! この日は体調も良く、足も上がってますね (笑)。皆さん、手拍子で迎え入れてくれてありがとうございます!
(→)同じく旭川「アーリータイムズ」の様子。この写真は、チューナー越しに美女を見つめる“チューニング・ハラスメント”をしているところでしょうね、きっと(笑)。妙ちゃん、見つめてスミマセンでした。「アーリータイムズ」にいつも来てくださるお客様には、ギターを弾かれない方も多く、健全ムード (?) のなか楽しい時間でした。打上げでいただいたジンギスカン、美味しかったです! 来年もまた戻って来れますように。。
(←)ライヴにいつも来てくれる“ラー友”木村クンが、旭川空港まで車で送ってくれる途中、旭川ラーメンの名店「蜂屋」へ寄ってくれました。メーメンのメッカ旭川で私が一番評価しているお店なんです。それにしても、嬉しそうな顔で食べるんですね、私 (笑)。
(→)「蜂屋」では、いつものように“焦がしラード濃いめ”で注文しました。でも、身体を気遣い白ネギと輪ネギの両方をトッピング! そしてもちろんスープ完飲は我慢、蜂屋では初めてです…私も大人になったもんです。ただ、ここの丼は底に「ありがとう」の文字が書いてあって、それを見るのも楽しみだったんですが。。(笑)
(←)旭川から羽田へ飛ぶフライトの時間が遅くて時間があったので、木村クンは蜂屋のあとちょっと遠回りして、美瑛の名所「青い池」にも連れて行ってくれました。とても綺麗でした! 調べたら『美瑛川の澄んだ水に、白ひげの滝などから流れ出るアルミニウムを多く含んだ地下水が混ざることで、青色になる』とのことです。現実社会では色んなことで煩わされますが、心が洗われる束の間の時間でした。でも、この写真だけ見ると人が写っていませんが、実際には観光客でいっぱいでした (笑)。
(→)せっかくなのでと「青い池ソフト」を食べてから旭川空港へ。私の携帯での自撮り準備を待てなかった木村クンは、ひと口舐めちゃってますが (笑)。
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次の巡業は四国。皆様のご来場、お待ちしております!
《打田十紀夫 四国ツアー2024》
●7/19 (金) 高松・BEATLES
●7/20 (土) 須崎・しんじょう君の倉庫
●7/21 (日) 松山・Live music Bar カラフル
バースデーライヴ前売り開始!
恒例の “打田十紀夫バースデーライヴ at Back In Town” … 永遠のヤングマン(のつもりだった)私もこの9月で66歳を迎えます。これからは健康に常に留意して、まだまだリング(ステージ・笑) に上がり続ける所存ですので、皆様応援よろしくお願いいたします!
毎回大盛況のBack In Townライヴですが、今回もルーツミュージックをバックボーンにした多彩なフィンガースタイル・ギター・プレイと面白癒しトークにご期待ください! 2022年のBack In Townでのバースデーライヴに突如現れた “幻の演歌歌手” 宇田十郎が、今年もゲストで登場するという情報も?! (笑)
《 打田十紀夫 バースデー・スペシャルライヴ 》
●2024/9/7 (土) 東京 曙橋・Back In Town
【時間】open 17:30 start 18:30
【料金】4,000円(オーダー別)
※指定席・整理番号付
※TABネットショップにて、前売りチケットのお申し込み受付を開始しました!(→こちら)
◎宇田十郎(うたじゅうろう)
1958年9月4日三重県生まれ。本名:打田十紀夫。
大学受験勉強の真っ只中に、名古屋CBCラジオ「ペプシのど自慢コンクール」で五木ひろしの歌で優勝! その後、芸能プロダクションにスカウトされるも、大学進学と同時に出奔し、行方不明となる(笑)。2022年の打田十紀夫バースデーライヴに突如現る!!
来週末から北海道、7月は四国へ!
薬と適度な運動で血圧は安定しましたが、今度は右目の不調。生まれて初めて眼科へ行って検査の結果、ややこしい病名で、原因は加齢ですと、トホホ。歳を重ねると色んなことが起きますね…。それで、視力を少し矯正して、紫外線カットのサングラスを作りました。でも、コワモテにならないようにソフトな色にしました (笑)。今後この風貌で巡業しますので、よろしくお願いします。
さて、来週から恒例の北海道ツアー(6/29-7/2)。病後ということもあり、今年はショートな遠征にしましたが、北海道にまた伺えることが嬉しいです。来月7月は四国へ参上いたします。皆様のご来場、お待ちしております! (詳細 → こちら)
《打田十紀夫 北海道ツアー2024》
●6/29 (土) 釧路・喫茶えいが館
●6/30 (日) 札幌・Live & Dining Mellow
●7/2 (火) 旭川・アーリータイムズ
《打田十紀夫 四国ツアー2024》
●7/19 (金) 高松・BEATLES
●7/20 (土) 須崎・しんじょう君の倉庫
●7/21 (日) 松山・Live music Bar カラフル
懐かしの激レアグッズ発見!
先日の「サウンドメッセ in 大阪」に、昔からずっと応援してくれてるしんちゃんが「これ懐かしいでしょ!」と、“TAB10周年記念団扇”を持ってきてくれました。私がTAB Ltd.を立ち上げてから10周年を迎えた2001年(平成13年)に、記念グッズとして作った団扇なんです。確か販売したのではなく、TABの通販を申し込んでくれた方へオマケで付けたり、10周年記念ライヴに来てくれた方へ配ったと記憶しています。何せ今から23年も前にその年だけの記念品として作ったグッズだし、その後も私は数々の大騒動のなか人生を歩んできている(笑)ので、あまりはっきりした記憶がないんです。とても懐かしい気持ちになりましたが、しんちゃんから略奪するわけにもいかず(笑)「大事に取っておいてね。自分はもうひとつも持ってないので」と伝えました。
ところが昨日、荷物整理をしていたTAB女将おハルの「あった〜っ!」という叫び声が! なんと“TAB10周年記念団扇”がひとつだけ発見されたんです! 団扇のオモテには、汽車の先頭車両の私を筆頭に、各車両にツアー開催のために招聘した海外のギタリストの皆さんの顔写真。各車両に、ステファン・グロスマン、ジョン・レンボーン(故人)、ダック・ベイカー、パット・ドノヒュー、ウッディ・マン(故人)、ボブ・ブロズマン(故人)、煙突からは、トム・ロング、浜田隆史クン、AKIが…。
団扇のウラには、TABを立ち上げた1991年(平成3年)から10周年までの色んな出来事が列記されています。ちなみにTAB Ltd.ホームページの「TAB Ltd.の軌跡」ページには、その後今日(2024年)までの出来事も記載されています(昨年末の脳出血発症事件も!)。
この団扇を眺めて、つくづく色んなことがあったなぁと感慨に浸っています。自分の作品制作やライヴ活動だけでなく、雑誌の連載や特集ページ執筆、海外作品(VHSビデオ、CDなど)の日本語版プロデュース、ギター教室…など、当時は飲みに行く暇もないほど忙しかった記憶があります。市場活性化のために企画した海外アーティストのツアーでは、入国ビザを取得するのに特に大変な思いをしたことが思い出されました。その頃は私も若かったし、苦労しても先に繋がると信じて頑張れたんですねぇ。月日は流れて、私も65歳…世の中の諸々の状況も大きく変わりました。今後は大変なだけでなく、自分自身が楽しんでやっていけることを第一に考えたいと思っています。
この“TAB10周年記念団扇”、どれだけ作ったかも覚えていませんが、もしお持ちの方がいらしたら、大事にしてやってください。ただし、激レアグッズではあっても高値がつくことは絶対ないでしょうが(笑)。
サウンドメッセ in 大阪 2024
大阪南港のATCホールで5/11と5/12の二日間にわたって開催された「サウンドメッセ2024」に、今年も私が愛用するモーリス・ギターのデモ演奏で行ってきました。モリダイラ楽器ブースには、二日間ともたくさんの方がお集まりくださいました。皆さん、応援ありがとうございました!
デモ演奏の写真やミュージシャンや関係者の皆さんとの写真をコメントと共にアップしましたので、ご覧くだされば幸いです。写真を撮り忘れた方もたくさんいましたが…。(写真:TAB女将おハル、モリダイラ楽器、ザビエル大村さん、コジーさん)
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(←)5/11の「サウンドメッセ」初日のモーリス・ギター・デモ演奏より、こちらは入場シーン。“ステージはリングだ”と常々言っている私、ご覧のように(エアー)ロープを跨いでリング(ステージ)に登場です!
(→)大きな会場で開催されるこういった楽器ショーでのブース・デモは、他のブースでの試奏やオープン・ステージからの音でなかなか大変です。でも、こういった仕事ももう何十年もやってきているので問題ないです。この写真のギターは、私のシグネチャー・モデルのひとつ、SC-145U。サイド・バックがホンジュラス・ローズウッド、トップがジャーマン・スプルースです。
(←)同じく、サウンドメッセ初日(5/11)のモーリス・ギター・デモ演奏より。たくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございました! 私のシグネチャー・モデル、SC-145UとSC-123Uのサウンドを楽しんでいただけたと思います。
(→)サウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。こちらはオール・ホンジュラス・マホガニーのSC-123U。フィンガーピッキングで弾くブルース&ラグタイムには最適です。この写真はご来場くださったギタリストのザビエル大村さんが撮ってくれました。
(←)同じくサウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。モリダイラ楽器さんのXより拝借した写真です。この日もたくさんの方がご来場くださいました。皆さん、本当にありがとうございました!
(→)こちらもサウンドメッセ二日目(5/12)のモーリス・ギター・デモ演奏より。遠方からのご来場者も多く、昨年末の脳出血のことをすごく心配してくださって、嬉しかったです。でもご安心ください。すっかり“健康フェチ”になった私は、医者に言われた通りに正しく薬を飲み、適度の運動も日々キープしていますので、このところ血圧も正常値を保っています!
(←)今回のサウンドメッセでも、たくさんの方々とお会いできました。この写真は、ブース裏のバックステージにて、斎藤誠さんと。その昔マーティン・コンサートで何度かご一緒した日々が懐かしい。誠さんはさすがにロックンローラーらしく、今でもシュッとしていました。同世代の私の場合は病気したことで少し痩せてシュッとしましたが…(笑)。長く活動していくには、やはり健康に気をつけていくことが大切ですね!
(→)今年のフィンガーピッキング・デーでもご一緒した井草聖ニクンと。「若いって素晴らしいなぁ」(笑) を絵に描いたような才能豊かなギタリストですね。私にもこんな若い日々があったのかなあ…。思い出せませんが、あったはずですね(笑)。
(←)洋楽、邦楽の素敵なカバーで人気の龍藏クンと。TABサムピックを愛用してくれてるんです。ありがとう〜。彼も若いしカッコいいですね〜。片や私は、前期高齢者(65歳)になっても“ジャイアント馬場Tシャツ”を着てご満悦、うーん(笑)。
(→)サウンドメッセが開催されているATCホールに電車で向かっている途中に偶然遭遇した矢後憲太クンと。今回はイーストマン&ボジョアギターのデモ演奏を担当とのこと。彼も若くて大活躍してますね〜。今の若者は明るいイメージがあるのですが、私達の時代はギターを目指している連中は(私も含めて)なんというか暗かったというか、屈折してたというか。まぁ時代ですかね(笑)。
(←)モリダイラ楽器ブースに寄ってくれたザビエル大村さんと。よくお写真は拝見してたし、旧友の浜田隆史クンとよくツアーもしてるので、何度かお会いした気になってましたが、なんと初めてのご対面でした(笑)。彼も病気を克服して活動を続けています。健康に気をつけて我々世代もまだまだ頑張りましょう!
(→)モーリス・ギターを愛用するシンガーソングライター、仲街よみちゃんと。彼女もモリダイラ楽器ブースでデモ演奏。レトロな雰囲気を持った彼女の歌が結構好きなんですよ、私。
(←)昨年初めてお会いした奥村由希ちゃんと再会。昨年はブースデモでしたが、今年は「海辺のステージ」でパフォーマンスした奥村由希ちゃん。その声量と迫力は本当に素晴らしいですよ!
(→)関係者の方々ともたくさんお会いしました。この写真は、左からモリダイラ楽器の小谷さん、モーリス・ギターのマスタールシア森中巧さん、サウンドメッセ実行委員長の武田雅史さん、一番右はモリダイラ楽器の末吉さん。皆さん、大変お世話になりました!
(←)私が使っているイコライザー「Traveler PENTA」の製作者、アンフィニカスタムワークスの藤岡さんと。「Traveler PENTA」のおかげで、全国巡業でどんな環境でも納得のいくサウンドでライヴができているんです。
(→)リットミュージックの肥塚さんと。私がアコースティック・ギター・マガジンで連載しているときは、長きに渡ってお世話になりました。今は「ウクレレマガジン」を担当されていますが、私の教則本の重版などでもお世話になっています。今度、東小金井「宝華」に行きましょう(笑)。
(←)「5th Street」の前田さんのブース前で記念ショット。私が手にしているギター・ケーブル「5th ON! with TACHII」でもお世話になっております。多くのプレイヤーが愛用している優れもののケーブルです!
(→)サウンドメッセの実行委員でもあるエースケーの末次宏さんと。もうかれこれ長〜いお付き合いで、彼の仕事していた前の会社でも、その前の会社でもお世話になりました(笑)。
(←)サウンドメッセ二日目に会場に向かう途中、駅のホームでばったり遭遇、倉敷の楽器店「Guitar Trailer」の店主スコットさん(左)。楽器演奏も達人でトランペットから、ギター、フラットマンドリンまでこなします。先月の西日本ツアーでもライヴで大変お世話になりました。右は、全国ライヴでいつも応援に来てくれるコジーさん。実は凄い声量を誇るフォークシンガーでもあります(笑)。
感慨無量でした! 関西〜中国地方ツアー
病後初のロングな巡業、“春の関西〜中国地方ツアー”から無事戻りました。西宮「Uncle Jam」、倉敷「Guitar Trailer」、松江「AZTic Canova」、広島「LIVE Cafe Jive」、大阪「新☆樂山」と、いつもお世話になっている会場でのライヴ開催でした。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました! 新刊「フィンガースタイル・ギター・メソッド」もたくさん買っていただき、心から感謝です。各会場のオーナー様、スタッフの皆さんにも今回も大変良くしていただきました!
人間誰しも平等に歳をとっていきます。これだけは、どうしても避けられないことです。まして病気などしたら無理も効かなくなります。今回のツアーを終えて感じるのは、昔に比べて疲れやすくなったかなあということ。薬を継続的に飲んでいることも関係しているかもしれませんが…。昔はオフなしで2週間くらいのツアーが全く平気でした。しかも毎晩“飲んで食べて”を派手にやっていても、ずっと元気だったんです(笑)。ま、もう“前期高齢者”なので当然ですかね。いずれにしても、今後も全国各地を巡業し続けるには、やはり体調管理が重要だと感じました。
撮っていただいた写真、自分で撮った写真などから、いつものように巡業中の写真を何枚かセレクトして、コメントと共にアップしました。ご覧くだされば幸いです。
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(→)お馴染みのこの姿で東小金井駅を出発。前からと後ろからをご紹介(笑)。今回よりスーツケースが新しくなりました。以前よりやや大きくなったのですが、少し軽くなったんです。何よりキャスターがスムーズになって快適です。それにしても、昔はギター4本でこれをやってたんですよね…。
(←)初日は、西宮「Uncle Jam」でライヴ。浅野ご夫妻にはいつもお世話になっております。Sold Outの熱気の中、とても気持ちよく初日のステージを飾ることができました! 写真は、ナショナル・ギターによる恒例のお客様照らし。ボディを磨けばもっとテカるのですが、ビンテージの貫禄がなくなるので錆びたままにしています(笑)。
(→)「新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・メソッド』をライヴでご購入いただいた方には、この特製クリアファイルをプレゼントします〜」と営業中(笑)。たくさんの皆さんに買っていただき、本当にありがとうございました!(ツアーが終わってから残を確認したところ、なんと2名に渡し忘れたことが判明(汗)。「買ったのにもらわなかった」という方がいらしたら、連絡ください!)
(←)ツアー2日目は、倉敷「Guitar Trailer」でのインストア・ライヴ。たくさんの素敵なギターに囲まれて演奏するのは、とても気持ちいいものです。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました!
(→)最後は、店主でいてマルチ・プレイヤーのスコットさんとのセッションで締めました。今回はフラット・マンドリンをプレイしてくれました。実はスコットさんのお母様が亡くなられ、この前日にアメリカのご実家から日本に戻られたところでした。大変な中、本当にお世話になりました。
(←)終演後Kさんと「ふくろう」で食べた油そば。“油そば”は私が住む東京都武蔵野地区が発祥と言われていますが、今や全国的に認知されるようになりました。東京ではいつも近所の老舗「宝華」で食べているのですが、地方でも見かけるとついつい頼んでしまいます。油そばはスープがないので、私の場合“飲む・飲まない”の葛藤がなくて安心。さらにトッピングで栄養バランスも完璧にできます。今回も、ニラ、ネギ、海苔、チャーシューなどを色々トッピング!
(→)倉敷の後は福山に行く予定でしたが、いつもお世話になっている「バーカブロ」宮崎マスターのやむを得ない事情により残念ながら中止に。宮崎さん、次回お会いできる日を楽しみにしています! それで、次の松江までの間、しばらく倉敷の姉の家に居候することになりました。オフだからと以前のように暴飲暴食の暴走はせず、薬と血圧測定とウォーキングで、バッチリ体調管理しました。写真は、運動量計を手に倉敷美観地区をウォーキング中の私 (笑)。
(←)倉敷での居候のあと、山陰は松江へ。実は松江はラーメンのメッカで、美味しいお店がたくさんあるのです。これまでも松江に伺うと、3〜4店ほどラーメン店を巡ったものですが、さすがに今回は病後なので控え目に(笑)。写真は、駅ビルの中にある「為セバ成ル。カケル」で食べた「牛肉そばつけ麺」と餃子。つけ麺を食べる際は、昔はどっぷりつけ汁に麺を浸して食べたものです(つけ汁も完飲)が、高血圧で大変な目に遭った私は、つけ汁をつけ過ぎないように上手く塩分をコントロールしていただきました。
(→)松江は毎年お世話になっている「AZTic Canova」でライヴ開催。音響も素晴らしい素敵なライヴハウスです。いつも来てくださる皆さんに本当に感謝です。商品もたくさん売れて嬉しかったです!
(←)PAも担当してくれたオーナーの東井さんのツイッターから拝借した写真。左が東井さん、右はブッキング・マネージャーの三瓶さん。また来年もどうぞよろしくお願いします。
(→)終演後、東井さんに「善ちゃんラーメン」の「まぜそば」をご馳走になりました。昨年も食べたのですが、期待値以上に美味しかった記憶があって、今回もまた注文しました。「まぜそば」も油そば同様、「スープを飲む・飲まない」の迷いがなく安心なんです。東井さんが追い飯しても、私はグッと我慢…。病気が人間を成長させました(でも、カレーパウダーを投入しての追い飯が最高だったとのことで、来年は追い飯します! 笑)。
(←)いよいよこの巡業も終盤戦、まずは昨年に続いて広島「LIVE Cafe Jive」でライヴ。その昔、海外からギタリストを招聘してライヴツアーを企画していた時にも何度もお世話になった素敵な会場です。地元の方に加え、遠方からいらした方も多く、とても楽しい時間でした! 皆さんに感謝! 体調がすぐれないのに来てくれたヨシさん、そしてポーリーンさん、久しぶりにお会いできて嬉しかったです!
(→)終演後、最後まで残ってくれた方々とお好み焼き「文ちゃん」へ! 写真は最後の記念撮影。この中で広島の人は二人だけで、あとは東京、横浜、山口県。皆さん、美味しい鉄板焼き、お好み焼きで広島を存分に満喫しました! なお、この日からTAB女将おハルが助っ人参戦。
(←)巡業を締め括るライヴは大阪。12月の“あの日”以来の「新☆樂山」ライヴですが、あえてこの巡業の最終日に持ってきました。その節は大変ご心配をおかけしましたが、今回“復活”を皆さんにお見せできて、私自身本当に嬉しかったです! 年末年始の色んなこと思い出されて、感慨無量でした。皆さんご来場、本当にありがとうございました! なんと三重県紀宝町でライヴでお世話になっている「フォークス」の浜さんもご来場くださり感激でした。ナオミママさんにも大変お世話になりました!
体調管理に気を配りながら今後も全国巡業を続けますので、これからもどうか応援お願いします!
まもなく春の巡業(関西〜中国地方)
このところ、以前のような暴飲暴食などやりたい放題だった生活態度をすっかり改め、毎日のウォーキングも継続しています。そのおかげで(薬のおかげもありますが)、血圧も安定して体調も良くなりました。右写真は、Iさんが貸してくれたウォーキングに関する素敵な本とミズノ活動量計。著者の青柳氏が提唱している「1日8000歩&中強度20分」を毎日クリアしています!(笑)
さて、まもなく春の巡業です。以下のスケジュールで、関西〜中国地方を回ります。病後初のロングな巡業ですが、ご来場の皆様に楽しんでいただけるように準備万端で伺います! 各会場で皆様にお会いできることを、心から楽しみにしています! ご来場お待ちしています!(詳細 → こちら)
《打田十紀夫 関西〜中国地方ツアー2024》
●4/20 (土) 西宮・Uncle Jam
●4/21 (日) 倉敷・Guitar Trailer
●4/25 (木) 松江・Canova
●4/27 (土) 広島・Jive
●4/28 (日) 大阪・新☆樂山
※ 4/23に予定しておりました福山ライヴは、会場のやむを得ない事情で中止となりました。
各ライヴ会場では、新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・メソッド』の販売もいたします。ご購入の方には、発売記念特典「特製クリアファイル」を進呈いたしますので、この機会にぜひどうぞ!
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