十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

Archive for the ‘作品・商品・道具のご紹介’ Category

「A-3」でお馴染みのZOOM社を訪問

昨日は、私がライヴでいつも愛用しているプリアンプ「A-3」でお馴染みのZOOM社を訪問いたしました。

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下の写真は、飯島社長さんと社長室で記念ショット。社長が手にされているのがA-3。リーズナブルな価格でいて高性能、私のステージでは欠かせないものです。世界規模の大量生産によってあの価格が実現できているそうです。なるほど〜。この後、かやの実油の天ぷらで有名な「天兵」へ連れて行ってもらって、天ぷらとおいしいお酒をたらふく頂きました。ホント美味しくて、写真を撮る余裕もありませんでした。おてもとの写真だけ撮ってましたので、上げておきます(笑)。飯島社長、ご馳走様でした! 次回は東小金井で私の行きつけへご招待します。

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ZOOM-4一緒に訪問した社長さんのバンド仲間Tさんと中野で二次会。中野は私の暗い(?笑)青春時代のかけらが落ちている街です。ああ、懐かしかった〜。昭和の香りが満載の「ブリック」で“あの頃”を思い出しながら飲んだバーボン。。。沁みるなあ。Tさん、ご馳走様でした〜。

5月はCD発売、そして初夏ちゃんと四国へ!

KICS-33655月になりました。ホームページでも告知していましたように、5/11に私の新しいCD『どこかで春が~アコースティック・ギターが奏でる日本の歌 -Fingerstyle Guitar-』が発売になります。CDとしては10枚目の作品となりますが、今回はキングレコードからのリリースです! 童謡、唱歌、民謡など、日本人の琴線に触れる伝統的名曲を、アコースティック・ギターによるインスト・アレンジでカヴァーしました(収録曲などはこちらで)。キレイ系、渋い系、軽快系、なごみ系など、様々なアレンジはすべて私流! スライド奏法なども登場しますよ。TABネットショップでも予約注文(予約特典付き)を受け付けていますので、どうぞよろしく! 7/17(日)には曙橋「バックインタウン」でCD発売記念ライヴも開催しますよ〜。

それから、初夏を迎えたこの時期にばっちりのタイミングで、大久保初夏ちゃんとの四国ツアーが5/12より始まります。四国はいつもソロでお邪魔しているのですが、今回はまた違ったステージを楽しんでいただけると思います。初夏ちゃんはあの容姿で、アドリヴをバキバキとるし、ボーカルも迫力ありますよ〜。デルタ・ブルース、軽快なラグ、ソウルフルなゴスペルなど、古い素材にモダンな味付けをしたカントリー・ブルース・デュエットの数々…、絶対楽しんでいただけると思います! 皆さん、よろしくね〜!

Tokio-Shoka2016-5Tour-web打田十紀夫&大久保初夏
~Acoustic Guitar Blues Nights 四国編~

5/12 (木) 松山・Live music Bar カラフル
5/13 (金) 高松・BEATLES
5/14 (土) 徳島・寅家
5/15 (日) 高知・A-bar

詳細はこちらで。

春のソロツアー、そして今後の新作ご案内

いよいよ今週から春のソロツアー(3/9〜21)が始まります。今年になってから最初の本格的な巡業です。初日のラジオ出演を皮切りに、下記のスケジュールで大阪と中国地方の各地をギター数本担いで回ります。多彩なギターミュージック、プロレス漫談、不健康ネタ満載のライヴです(笑)。お近くの方はぜひご来場ください! 詳細はこちらで。

打田十紀夫 ~春のソロツアー2016~
3/9 (水) FMくらしき『土師剛のクリエイターズ・セッション』生出演
2016-3-Tour3/10 (木) 岡山・Desperado(ゲスト:土師剛)
3/13 (日) 大阪・Acoustic Live Cafe Anie
3/16 (水) 鳥取・Bar Matchbox
3/17 (木) 松江・松江AZTiC canova
3/19 (土) 津和野/吉賀・欅ガルテン
3/20 (日) 徳山・Live House Gumbo
3/21 (月祝) 福山・とおり町交流館

R-1002Mookそれから、作品についてご報告です。まず、昨年ムック化された「DVDで完全学習 ギター・スタイル・オブ・ロバート・ジョンソン」の増刷が決まりました。ムック化の際に加筆してさらにディープな内容になったのに加え、何と言coverっても21年も前の超〜若い私が見られる貴重な作品ですよ(笑)。続いて、このところ在庫切れしていたCD付き教則本「ラグタイム・ギター」も増刷されて、4月上旬に再発売になります。この作品も初版が14年前ですから、長きに渡って多くの方に愛用していただいて本当に嬉しいです。

と、ロングセラーの増刷をご紹介したところで、新作のご案内です。5月に新しいCD「どこかで春が〜アコースティック・ギターが奏でる日本の歌 -Fingerstyle Guitar-」が、キングレコードより発売されることになりました。童謡、唱歌、民謡などをフィンガーピッキングでアレンジしたアルバムですが、ブルース奏法をはじめこれまで培ってきた多様なテクニックを駆使し、私ならではのアイデンティティを感じさせるCDになったと思います。日本の情緒を再確認してもらえると同時に、和洋が織り交ざる新しい感覚のギターミュージックをご期待ください! 5/11に発売予定です。収録曲やジャケットなど、追ってまたご紹介します。

新作「電子書籍」と再登場「CDレッスン本」のご紹介!

ABG-Best20アコースティック・ギター・マガジン(リットーミュージック)創刊以来16年に渡って連載している『アコースティック・ブルース・ギター講座』ですが、その中から厳選した20回をまとめた電子書籍『アコースティック・ブルース・ギター講座 ベスト20』(213ページ・518MB・税抜き価格 1,500円)が、Apple社のiBooks Storeから発売になりました。TABニュースのページでもご紹介しましたが、解説などテキストの他に、私の演奏音源に対応して動く楽譜や拡大可能な楽譜など、3種類の譜面が用意されています。音に対応して動く楽譜を見ているだけで、弾けた気にもなっちゃいます(笑)。動く楽譜を3点ほどご紹介しておきましょう。

【サンプル1】(レヴァランド・ゲイリー・デイヴィス・スタイルのスロー・ブルース)

【サンプル2】(オープンCチューニングを用いたボトルネック・スライド・ブルース)

【サンプル3】(12弦ギターを用いて弾いたマンス・リプスカム・スタイルのブルース)

私が持っている電子書籍といえば、プロレスラーの友人、渕正信さんが書いた『我が愛しの20世紀全日本プロレス』だけで(笑)、まさか私が電子書籍を出すことになるとは考えてもいませんでしたが、見れる環境にある方は是非ともよろしくお願いします。iBooks 2以降とiOS 5以降を搭載したiPad、iOS 8.4以降を搭載したiPhone、またはOS X10.9以降を搭載したMacで閲覧できるとのことです。iBooks Store、もしくはiTunes Storeにて「打田十紀夫」で検索していただきますと、本電子書籍を見つけることができます。<iTunes プレビュー>のページからもiBooks Soreのページに手っ取り早くたどり着けます。

T-L1それから、もう一冊、私のCDレッスン『フィンガーピッキング・ブルース・ギター』(A4版・58ページ・CD6枚付き)がTABネットショップ通販限定版として再発売になりました。1995年にカセット・テープ版で発売されて以来、CD化を経て長きにわたって多くの方々に愛用されてきた作品です。しばらく品切れになっていて、市場ではプレミアム付で高価になってしまっていましたが、多くのお客さまのご要望により再登場の運びとなりました。教則CDが6枚付いて税抜き3,000円と、価格もお求めやすくなりました。四半世紀に届くロングセラー『カントリー・ブルース・ギター』(リットーミュジック刊)の紙面でも書ききれなかったバリエーション部分の楽譜をはじめ、左右の手の指使いまでを一音一音詳しく丁寧に解説するなど、痒いところに手が届くような丁寧な解説と音源が魅力です。こちらは電子書籍ではありませんよ。TABネットショップでご注文ください。皆さん、よろしくお願いします!

ロバジョン教則、グレードアップした内容で再登場!

R-1002Mookまもなく(5/22)、私の新しいムック「DVDで完全学習 ギター・スタイル・オブ・ロバート・ジョンソン(DVD付)」が発売になります。“新しい”と言っても、付属DVDに関しては1995年、すなわち20年前に当初VHSビデオとして発売された映像です(2003年にDVD化)。先日ムック化された「DVDでよくわかる ブルース・ギターの常套句 生!(DVD付)」よりさらに昔の作品なのです。痛風でも高血圧でもなかった頃の若き私が躍動する…それだけでも興味深いと思いませんか?(笑) 当時はこの分野の情報がない時代で、お陰さまでそのビデオは大変な反響を呼び、DVD化されてからも長きに渡り多くの方々にご愛用いただきました。今回DVD付きのムックとして発売されることによって、また新しい世代の方にも手にしてもらえそうで非常に嬉しく思います。

もちろん、古い世代の方々(失礼!)にも活用してもらいたいです。今回のムック化では譜面が大きくなって見やすくなり、ピッキングする右手の指が分かるステファン・グロスマン式のタブ譜を採用、さらに左手のダイアグラムも書き加えてあります。また、ロバート・ジョンソンの全29曲の詳細なコピー譜(イントロと1st)と、各曲のディープな解説やコラムなども新たに書き起こしました。すなわち、単なる再発売ではなく、伝説のブルースマン、ロバート・ジョンソンに関して“完全学習できる”と言っていいくらいの内容にグレードアップしてのムック化なのです。ですので、既に以前のVHSやDVDでお持ちの方も本作を買って損なし!だと思います。どうぞよろしくお願いします!

宣伝ついでに、昨年末に出した「39歳からの本格アコースティック・ギター(CD付)」も、嬉しいことに半年を待たずして増刷されました。このムックは、痛風&高血圧どっぷり(笑)の近年の私の力作です。そちらの方も何卒よろしくお願いします!

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土師剛/セント・トーマス 〜カリプソ・フィンガースタイル・ギター〜!

TAB-1018フィンガースタイル・ギタリスト土師剛クン(はじ ごう、岡山県在住:30歳)のCD「セント・トーマス 〜カリプソ・フィンガースタイル・ギター〜」が、私のプロディースにより、いよいよTABからリリースされることになりました。土師クンは、昔から私のライヴやギター・クリニックによく来てくれていましたが、ある時から、“カリプソ”という音楽にはまりました。カリプソはカリブ海の島々、特にトリニダード・トバゴを中心に発展した2/4拍子の陽気な音楽で、アメリカ南部のブルースと同じように、元々は労働歌から発展した大衆音楽です。イギリスの植民地だった時代から、黒人系の色んな人種の人たちの様々な文化が融合することで、音楽的にも独自の進化を遂げたのでしょう。何が土師クンをカリプソに熱中させたのか…きっと感性がぴったり合ったのでしょう。彼の前世は、トリニダードのバナナ農園で働いていたかも知れません(笑)

3-20_02彼は定期的に、アコースティック・ギターのフィンガースタイルにアレンジしたカリプソの曲、あるいはカリプソ・テイストのオリジナル曲を私に披露してくれたのですが、聴くたびにクオリティを上げていて驚かせてくれたものです。彼にはウッディ・マン、ボブ・ブロズマン、ステファン・グロスマンらとのツアーでオープニング・アクトをやってもらったりしましたが、彼らもみな土師クンの個性溢れる音楽を賞賛してくれました。努力家で謙虚な彼ですが、その情熱はただならぬもので、世界三大カーニバルのひとつ「トリニダード・カーニバル」を肌で感じるために、本場トリニダード・トバゴにも出向いたほどです。

カリプソだけでなく、ブルースにしろ、ケルティックにしろ、奥深く歴史のあるルーツ・ミュージックの肩書きを背負ってやっていくということは、並大抵のことではありません。私は常々「アイドルを目指すわけではないのだから、急ぐことはない。本物の実力が身に付いたときには力になるよ」と言ってきましたが、いよいよその時が来たと確信しプロデュースの運びとなりました。CDの収録曲や詳細はこちらでご確認下さい。45秒のサンプル音源も5曲ほど聴けます。今週末から始まる下記の私のソロツアーでも、総社と神戸で彼のプレイを見ることができますよ。真面目なヤツでまだまだこれからも伸びるでしょう。皆さんも応援してやっていただければ嬉しいです!

打田十紀夫 ~春のソロライヴ・ツアー2015~
●2/28 (土) 周南・Live House Gumbo
●3/1 (日) 福山・福山ロックセンター
●3/3 (火) 松江・松江AZTiC canova
●3/4 (水) 鳥取・Bar Matchbox
●3/7 (土) 総社・スタジオ・ザ・ブーン(w/土師剛
●3/8 (日) 神戸・アップルギターズ(ゲスト:土師剛

ツアーの詳細はこちらで。

驚きの軽さ「スタ☆カポ」登場!

stacapo-1先日の初夏ちゃんとの大阪&名古屋ライヴからデビューした小物をご紹介しましょう。久留米精工の田中利夫氏が開発したカポタスト「スタ☆カポ」です(→)。

初めて手にしたときにびっくりしたのがその軽さ。超々ジュラルミンを素材から削り出したというこのカポの重量は何と12.58gということですが、実際に手にしてみると、その数値以上に本当に驚きの軽さなんです。間違いなく世界一軽いカポでしょう! 軽いということは、その分ギターの響きを損なわないということになります。さらに特筆すべきは軽さだけではなく、装着時に指板のRへ非常にしなやかに順応する点です。 それでいて、板バネの特性を利したスナップでガッチリ締まるという画期的なカポ。取り付け方は下の写真を参照して下さい。
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それにしてもこの軽さ…ギターをはじめツアーで荷物の多い私には非常にありがたいです。stacapo-5持って回っていますので、興味のある方はライヴ会場で声をかけてくれればお見せしますよ。

田中氏のご厚意でTABネットショップでもお取り扱いしています(こちら)! TAB通販ならではの特典として、“TAB”と型押ししてある「スタ☆カポ持ち運び用布袋」が付きますよ〜!(右写真)しかも送料無料〜。^o^)v

「39歳からの本格アコースティック・ギター」発売!

東京ビッグサイトで開催された、3年ぶりの「2014楽器フェア」、盛り上がりましたね。本当にたくさんの人がご来場されていました。私は11/22(土)と11/23(日)に、モリダイラ楽器さん主催のデモ演奏をさせていただきました。皆さん、ご声援ありがとうございました! 下はデモ演奏の様子です(↓)。左がアトリウム中央ステージ、右がモリダイラ楽器ブースでの演奏です。TAB女将のおハルがFBに他の写真もあげていますので、そちらもご覧ください(22日23日)。
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さて、その楽器フェアで先行発売された私の新しいCD付き教則本「39歳からの本格アコースティック・ギター」が、本日(11/25)楽器店や書店、ネットショップなどで一般発売になりました。このところはもっぱらライヴを第一に考えて活動していて教則本の執筆は控えていましたが、from39largeリットーミュージックのN氏から「こだわりの世代に向けた本格的な内容でいきたい」という要望をお聞きし、久しぶりに教則本執筆を引き受けることにしました。“なんで39歳?”とも思いましたが、偶然にも私の今年自称39歳と一致しているし(笑)

でも、ツアーや雑誌の連載(そして、飲みに行く時間・笑)など、すでに入っているスケジュールの合間を縫っての執筆・譜例作成・楽譜浄書は、はっきり言ってちょっとハードでもありました。なにしろ、A4変形版の144ページという、かなりのボリュームでお願いされましたので…。CDの収録トラックも計98にまでなりました。“過ぎてしまえばみな美しい”と歌った流行歌がありましたが、今となっては原稿を書きながらツアーした日々が美しい思い出です。

とにかく私が使うテクニックやアイディアのほとんどを網羅し、ブルース、ラグタイム、カントリー、ジャズ、ケルティック、ニューエイジ、オールドタイム、フォーク、童歌…様々なサウンドが満載の一冊です。それでいて、1,900円(税抜き)という非常にお求めやすい価格になっているんですよ。巻頭8ページはカラーページになっていて、使用したギターのカッコいい写真なども掲載されています。タイトルこそ「39歳からの~」になっていますが、39歳未満のこだわりを持った若い世代の方々にもぜひ手にして欲しいと思っています。ちなみに上限はありませんので、100歳以上の方もどうぞよろしくお願いします(笑)。

※リットーページの商品紹介ページ(→こちら)。収録トラックの一部ではありますが、試聴コーナーもありますよ。
※TABネットショップでもお取り扱いしています(→こちら)。

デイヴ・ヴァン・ロンク

Llewyna_Daviseもの凄く久しぶりに映画館で映画を見ました。いま話題になっている「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もない男の歌」です。なぜ映画館に行ってまで見る気になったのか、それは「デイヴ・ヴァン・ロンク」が関係していたからです。

この作品は、デイヴ・ヴァン・ロンクの回想録からインスパイアされてできた映画で、主人公のフォーク・シンガー、ルーウィン・デイヴィスは、デイヴ・ヴァン・ロンクがモデルになっているのです。もちろん脚色が入っているので、デイヴの伝記そのものではありませんが、フォーク・リバイバルの時期でもあった1961年のニューヨークを舞台に、自分の信じた音楽を歌い続けてもなかなか売れず、すべてがうまくいかないルーウィンを切なくも面白可笑しく描いた、なかなか面白い映画でした。

ボブ・ディランに大きな影響を与えたことで知られるデイヴですが、私の師匠ステファン・グロスマンの先輩格で、レヴァランド・ゲイリー・デイヴィスやミシシッピー・ジョンハートら再発見されたブルースマンとも交流がありました。また、“フォーク・シンガー”としてその時代の音楽シーンに貢献しただけでなく、“フィンガーピッキング”の分野でも非常に重要な先駆者的ギタリストでもあったのです。彼の発表した「St. Louis Tickle」の画期的なクラシック・ラグ・アレンジは、当時のギター・ファンの度肝を抜きました。私も毎日ギターばかり弾いていた20代の頃、彼の曲をよくコピーしました。

DaveVanRonk-workshop実はもう25年も前(1989年)、当時よく通った両国フォークロアセンターの国崎氏がデイヴ・ヴァン・ロンクを招聘し、そのときギター・セミナーも開催しましょうという急な話になって、当時の生徒さんや愛好家の方々に声をかけて参加者集めや楽譜の用意などで協力したのでした。探したら写真が出てきました。浜田隆史クンも参加してくれた一人でした。その時の練習曲は「Sunday Street」と「Stackerlee」だったと記憶しています。Dave-Tokioデイヴ・ヴァン・ロンクがファリー・ルイスに影響を受けたことを知っていた私は、「ファリー・ルイスTシャツ」を着てデイヴに会いました。「どこで手に入れたんだい?」と聞かれたので「ステファン・グロスマンにもらったんです」と答えたら、にこっと笑ってくれた表情を今でもはっきり覚えています。

デイヴ・ヴァン・ロンクは2002年に癌で65才の若さで亡くなりましたが、この映画をきっかけにまた彼の音楽が注目されたら嬉しいなあTABネットショップでも彼のDVDなど扱ってますよ(笑)。

ギタリスト垂石雅俊クン

HealingLoveBalladギタリストの垂石雅俊クンが、キング・レコードからリリースされた彼の新しいCD「ヒーリング・ラヴ・バラード」を持って、先日東小金井のTABオフィスに来てくれました。このCDは’80〜90年代のバラードの名曲を多数取り上げ、アコースティック・ギターのインストで聴かせてくれる素敵なアルバムです。昨年9月のブログでもこのレコーディングのことに触れましたが、この作品には私も1曲参加しました。16曲目に収録されているボストンの名曲「アマンダ」がその曲で、ナショナル・リゾネーター・ギターでスライドを弾いてます。垂石くんはナイロン弦もスチール弦も弾きこなすギタリストで、このCDは心癒される温かなアコースティック・ギター・サウンドが満載です。南澤大介クンも15曲目のジャーニーの「オープン・アームズ」に、シンセサイザー・プログラミングで参加していますよ。是非お聴きください。

この日は、キング・レコードのディレクター夏目さんも合流し、最近開拓した東小金井駅前のちょっとオシャレな居酒屋「華美」へ直行。さすが垂石クン、乾杯前の一杯目の生ビールが出てきてすぐジョッキを倒すという快挙(?)をやってくれました。まだお酒が入ってない状態で、すでにこのハイテンション(笑)。数時間、飲んで食べて大騒ぎ…他のお客さん、うるさくてスミマセンでした。我々酔っ払い軍団は、この店でけっこう食べたにもかかわらず、その後、私のオススメラーメン店「くじら食堂」へと繰り出し、ラーメン大盛の完食完飲を成し遂げたのでした。いやはや、みんなパワフルですなあ。私もですが。。。

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