十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for the ‘ギター教室関係’ Category

新年のご挨拶 〜2011年を振り返って〜

皆さん、2012年、明けましておめでとうございます。昨年は大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします!

昨年は、東日本大震災がこの国に非常に暗い影を落とした年でした。現在もまだまだ多くの方々が不安な気持ちで生活されている状況ですが、今年はすべてがいい方向に進みますように、心から願っています。

TABギタースクールも1991年の設立以来、20周年を迎えた年でした。幾多の試練を乗り越え、よくここまで持ちこたえたなあ(笑)。1月には、ギターを初めて以来の憧れだった“ラグタイム・ギターのパイオニア”デヴィッド・レイブマン、4月には“ケルティック・ギターの第一人者”トニー・マクマナスを招聘してライヴ・ツアーを開催しました。作品も、新しいCD『SAKURA』とその楽譜集、『ラグタイム・ギター改訂版』などリリースできたし、その発売記念ソロライヴ・ツアーや岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴでも、いろんなところを回った1年でした。

10月に米ミシシッピー州グリーンウッドで開催されたWABG主催『ロバート・ジョンソン生誕100周年フェスティバル』に出演できたことも、大きな出来事でしたね。とても大きな刺激を受けることができた遠征でした。そして暮れには、元世界ジュニア・ヘビー級王者、渕正信さんとのライヴ&トークのコラボを開催。小学生以来のプロレス・ファンの私ですが、遂にプロレスラー(しかも超大物!)と一緒にリングに…、じゃなくてステージに立てたという快挙を成し遂げました(笑)。

そんな中、個人的にとても悲しいことがひとつありました。いつも私のライヴにご夫婦で来てくださっていたKさんの奥さまが、ご病気で亡くなったことです。生きていくということは、出会いもあれば、お別れもあることをつくづく実感しました。ライヴ会場でお会いしたときの明るい笑顔は決して忘れませんからね。

多くの方々にお世話になって乗り切った2011年…応援して下さった皆さまには、感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございます! 2012年も変わらぬご支援をどうかよろしくお願いします。今年もいろんな企画を考えています。“闘うフィンガーピッカー”として、まだまだ頑張りますよ〜(笑)。

カントリー・ブルース・ギター講座

西荻窪の「Acoustic Cafe」でのライヴ&トーク「カントリー・ブルース・ギター講座」無事終了しました。ありがたいことに、ご予約の段階でSold Outになっていました。たくさんのご来場ありがとうございました!

西荻窪は、私が19才で上京したときに、姉が住んでいたこともあって、よく遊びに行った街で、とても馴染みのあります。また、「Acoustic Cafe」は、今から18年前に私がリットーミュージックから出したCD付き教則本「リアル・アコースティック・ギター/カントリー・ブルース」(現「カントリー・ブルース・ギター」)の編集を担当してくれた深栖さんをはじめ、黒沼さん、小林さんが3人で始められたお店です。時を経て、思い出深い西荻窪で、このような形でご一緒できることに何となく運命的なものも感じてしまいます。

今回は、ミシシッピーからの帰国後の初のライヴでもあり、演奏やテクニック解説の他に、向こうで撮った写真もたくさんプロジェクターで紹介しました。3時間にわたる長丁場でしたが、あっという間に時間が過ぎてしまいました。最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

なお、今回のライヴ&トーク「カントリー・ブルース・ギター講座」は、Acoustic Cafe「カルチャーカフェ」シリーズの「打田十紀夫/フィンガースタイル・ギター」の第一回目で、このあとも「オープニング・チューニング」「ラグタイム・ギター」「ボトルネック・スライド奏法」などをテーマに取り上げる予定です。次回の日程は現時点では決まっていませんが、私のHPのライヴ情報をまめにチェックしてくださいね。

お疲れ様! TABギタースクール生徒さん発表会!

2/27に、恒例のTABギタースクール生徒発表会『36°5』で開催されました。今回も、皆さん、気合いの入った演奏を披露してくれました。会場は熱気ムンムン! 感動的な演奏、笑いを取るユニークなパフォーマンス、心温まる演奏…とても有意義なイベントとなりました。持参されたギターも、高級手工アコースティック・ギターから、リゾネーター・ギター、12弦ギター、ユニークなB級ギターまで、様々なタイプがずらり勢揃い! 音色の違いなども楽しめる、ギター好きにはたまらない楽しい一日でした。演奏された皆さん、どうもお疲れ様! 応援に駆け付けてくれた皆さんもありがとうございました。もちろん打ち上げが盛り上がったことは言うまでもありませんが、二次会まで行って一番飲んでいたのはやっぱり私でした。(右はダイジェスト写真。こちらのページでもご覧いただけます。)

今年もよろしく!

2011年、明けましておめでとうございます。年甲斐もなく相変わらずハチャメチャやっている私ですが、皆さん、今年もどうかよろしくお付き合いください!

思い起こせば、昨年も色々ありました。ソロでのライヴ・ツアーでは、 昨年も全国各地いろんな街を回ることができました。ジョイント・ライヴ・ツアーでも、有田純弘さん、ダコタ・デイヴ・ハル、ダック・ベイカー、岡崎倫典さん、ミッシェル・オーモン…そうそうたる方々と一緒にやらせてもらいました。光栄なことです。ご来場くださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当に ありがとうございました。ライヴやアフター・ライヴで皆さま方と分かち合った時間は、とても楽しく掛け替えのないひとときでしたよ。あ、そうそう、アメリカにも2週間ほど行きましたね。向こうでのステファン・グロスマン師匠と熱いライヴも一生の思い出です。

さて、今年がどんな1年になるのやら。今年は、TABギタースクールを設立してから20周年を迎える年でもあります。TAB旗揚げの頃(1991年)から見ると、随分世の中も変わりました。あの頃はメールやインターネットなどなかった時代ですからねえ。まあ新年早々あまり「あの頃は〜」の話はやめておきましょう。今年も“今を生きる”をモットーに進んでいきたいと思います。まずは、1/6から始まるデヴィッド・レイブマンとの巡業(詳細)に全力を注ぎたいと思います。それにしても、私がギターを始めたときから憧れのギタリストだったレイブマン氏を「20周年記念ライヴ・シリーズ」に招くなんて、20年前の自分が知ったら卒倒するだろうなあ

ミッシェル・ライヴの写真ページ、
アップしました!

師走で何かと慌ただしい毎日ですね〜。私も、今週末に浜松と静岡に出かける他は演奏関係でのスケジュールは入っていないのに、レッスン・打ち合わせ・原稿・飲み(笑)…などいろんな予定に追われています。そんな中、先日開催した「ミッシェル・オーモン Live in Japan 2010」の写真&コメントのページをアップしました。ライヴにいらっしゃった方も、いらっしゃれなかった方もどうぞご覧ください(→こちら)。

いまヨーロッパは寒波の影響で大雪だそうで、ミッシェルは日本に来るときにパリの空港でほぼ一日足止めを食らいました。ライヴに間に合わなかったらどうしようと、私も少しハラハラしましたが、旅行代理店で仕事をしている彼の息子さんが日本への別の便を手配してくれて、無事来日できました。帰りも、ドイツのフランクフルト経由でパリへ帰る便が欠航になって、空港でまたもや足止めを食らったそうです。

そんなトラブルはあったものの、日本滞在中はライヴの他にも、タカミネギターの工場を訪問したり、京都・奈良観光にも行ったり、旅を存分に楽しんでくれたと思います。スムーズに旅行してもらうために、ウチのおハルも、旅館やホテルの手配、電車のスケジュールの行程表などで、お手伝いしました。ミッシェルご夫婦には、2008年の私のパリ・ライヴでお世話になりましたので、私達としてはその時のお礼もしたかったのです。日本には「一宿一飯の恩義」(笑)という言葉がありますからね(実際は三泊もさせてもらいましたが)。

ところで、TABギタースクールは来年創立20周年を迎えます。ミッシェル・ライヴもその記念ライヴ・シリーズのVol.1として開催しました。Vol.2は1月の“ラグタイム・ギターのパイオニア”デイヴ・レイブマン初来日ツアーです。こちらもどうぞよろしくね! で、早速20周年のお祝いに、TAB生徒の高辻さんがこんな素敵なギターの模型を作ってくれました(左写真)。手作りです! 細かいところまでよくできていて、こんなのよく作れますね〜。ありがとうございます。TABの事務所に飾らせてもらいますよ〜。

友ちゃん、凱旋帰国!

TABギタースクール生徒さんの友ちゃんが、米国ミシシッピーのブルース・ラジオ局「WABG AM960」でDJとして活躍した話を、以前にこのブログで紹介しました。彼女のDJとしての活躍ぶりは、インターネット経由で聴かれていた方も多いと思います。綿花畑での綿摘み作業も体験するなど、ブルースに密接した南部でのディープな3ヶ月を過ごして、9月の末に無事に帰国した友ちゃんですが、本日、帰国後初めてのレッスンでTABに登場。楽しかった話、嬉しかった話、つらかった話、怖かった話…などなど、土産話もたくさん聞けました。よく頑張ったね! そんな友ちゃんからのミシシッピーのお土産がこれ(↓)。

何だと思いますか? なんと、豚の足のピクルスなんです! 食べることに関しては、人一倍好奇心が旺盛の私ですが、なかなかビンを開けるにいたりません…。このまま食べていいものなんでしょうか。。。誰か味見して〜!

友ちゃん、ミシシッピーで活躍中!

TABギタースクールの生徒さんの“友ちゃん”こと保科友美さんが、只今、米国ミシシッピーのブルース・ラジオ局「WABG AM960」にて、DJとして活躍中です。ブルースに対して深い愛情を持つ彼女は、以前もミシシッピーを訪れていて、素敵な写真をたくさん撮ってきてくれ、そのうちの何枚かを私のホームページでも紹介したことがありました(2008年8月の十紀夫語録→こちら)。今回もとてもエキサイティングな毎日を過ごしているようです。彼女が送ってくれた写真を、ここで1枚ご紹介しておきましょう。エルモア・ジェイムスJr.さんのご家族との写真です。真ん中が友ちゃんで、左側がエルモアJr.(すなわちエルモアの息子さん)、右側がその息子さん(すなわちエルモアのお孫さん)です! ブルースの本場でその伝統と伝説にこんなにも身近に接しているとは、いやはやなんとも凄いではありませんか!

友ちゃんは、T(ティー)の愛称で、昼の番組を担当しています。日本時間だと、深夜の2時くらいからのオンエアになります。それ以外の時間でも度々登場していますよ!「WABG AM960」のHP(こちら)からインターネット経由で聴けますので、是非アクセスしてお聴きください。たまに日本語も少し交えた彼女の素敵なMCと、エキサイティングなブルース・ナンバーがたくさん聴けますよ。ミシシッピーで頑張る友ちゃんを、皆さん、どうか応援してやってください。私の曲もたまにかけてくれています。6月に一度オンエアされた、私の英語インタビューも8/20の深夜2時ごろ(正確には8/21ですね)に再放送される予定です。そちらもお楽しみに!

第九回 TABギタースクール生徒発表会

先週の土曜日(1/30)に、昨年に続いて、TABの2階にあるライヴハウス『36。5』で、TABギタースクールの生徒さんの発表会が開催されました。今回も超満員の中、生徒の皆さんが、一生懸命練習したレパートリーを披露してくれました。熱の入った演奏の数々…とても盛り上がったイベントでした。皆さん、本当にお疲れ様! これからもその情熱を持って、ずっとアコースティック・ギターと付き合っていってもらいたいと思います。アコース ティック・ギターの素晴らしさを再認識することが出来た素敵な一日でした。もちろん、打ち上げでも楽しい時間を過ごすことができました。ライヴのあとのビールは最高~!(ダイジェスト写真→こちら

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