十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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病後1年、感謝の“完全復活”ツアー!

今年最後の巡業、長野「muse books」、白山「ポンポロプー F&Pホール」、大阪「新☆樂山」、知多郡内海駅「bar HIP」と無事に終了いたしました! 昨年の12/16の大阪で右手の指に不調を感じてからちょうど1年の巡業でした (右の写真は、大阪「新☆樂山」ライヴの入場シーン)。

病院でMRIの画像を見せられた時の衝撃、落ち込んでずっと寝込んだ日々、根本的に生活習慣を変える決意をした日、脳の中で別のシナプスを構築することをイメージしたリハビリ練習の日々、徐々に動くようになって希望を感じた日々、限定的な曲でライヴに復帰した日々、ツアーを組んでのライヴもできるようになった日々…1年間の色んな想いが頭の中を巡ってのツアーでした。

各会場にご来場くださった皆様はもちろんのこと、会場のオーナー、ライヴを企画・サポートしてくださった皆様、本当にありがとうございました! 1年を締め括る今回のツアーを納得いく形で無事乗り切れたことで、今後も活動を続けていけるという確信を得ました。来年はツアーはもちろん、新しい作品にもまた取り掛かりたいという気持ちになりました。

いつものように、ツアー中の写真をコメントと共にご紹介しました。たくさんの写真がありますが、是非ご覧ください (写真はクリックすると大きく見れます)。

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(→)ギター3本と大きなスーツケースを携えて、気合い十分で東小金井駅を出発する恒例のショット。

(←)ライヴ前に、小山さんと長野の会場の近くにある「美鈴楽器」を表敬訪問。ソロ・ライヴやセミナー、そしてダック・ベイカーやステファン・グロスマンとのツアーなどでもお世話になったお店で、店長の川又さんに久しぶりにお会いできて嬉しかったです。川又さん、ギブソン・フェアの準備でお忙しい中、ありがとうございました。

(→)長野ライヴの会場は「muse books」。興味深いバラエティに富んだ書籍と美味しいコーヒーのお店で、癒される空間です。ご来場の方々の女性率が高くて嬉しかったです (笑)。皆さん、ありがとうございました!

(←)ギターは、写真で抱えている私のシグネチャー・モーリスSC-123U、同じくSC-145U、リゾネーター・ギターのAmistar Stagerの3本。

(→)終演後は、会場で遅くまで楽しい打上げ。ホテルに戻ったあと、すぐ寝ればいいものを、かつての習慣でついラーメン屋さんへ。時間も時間でしたので、コジーさんと近くの「麺屋 蕪村」へ。メニューに「コラーゲンたっぷりの鶏白湯スープにパンチの効いた鰹出汁をブレンド」と書いてある一番人気の「蕪村そば」に海苔をトッピング。美味しかったです! でも、かつての習慣“スープ完飲”は我慢しましたよ! 危なかったけど (笑)。

(←)翌日、松任へ出発する前にギターや機材を取りに、昨日の会場「muse books」へ。マスターの戸澤さん (真ん中) が美味しいコーヒーを淹れてくれてくつろぎました。左がOAを務めてくれた小山企画の「カプチーノ」さんこと小山健一さん。ソロ・シンガーの時は「カプチーノ」さんですが、二人組のユニット「エスプレッソ」としても活動されています。素敵な歌声なんです!

(→)巡業2日目は、石川県白山市の「ポンポロプー F&Pホール」ライヴ。オーナーの島崎さんには、2009年に「ポンポロプー」として独立されるもっと前から、本当に長い間お世話になっています。「ポンポロプー」は今では、ギターやウクレレを愛する北陸の方々になくてはならないお店になっています。写真はお店の前での記念ショット。左が島崎さん、右がOAの若きホープ、楓太クン。

(←)「ポンポロプー F&Pホール」は、音響も照明も素敵な会場なんです。ご来場の皆様、演奏だけでなく、トークにもたくさん反応してくださって (笑)、本当にありがとうございました!

(→)コジーさんが撮ってくれた1枚、リゾネーター・ギターによる反射攻撃 です(笑)。照明が素晴らしいので、光も強烈です!

(←)アンコールの最後での楓太クンとのセッション。現在23歳の楓太クンは、高校生の時に「Morris Fingerpicking Day 2018」のコンテスト部門でTAB賞を受賞したんです。その時点でかなりの実力でしたが、今はその時よりも音楽性・技術ともにグレードアップしていました。アコギの他、エレキやボーカルなど幅広く活動していて、大きな可能性を秘めている若者です!

(→)打上げは、以前も行ったことがある居酒屋「弎」。次から次へと出てくるコース料理が美味しいのなんの! 断酒している私はノンアルを飲みましたが、島崎さんと楓太クンの飲んでいる熱燗が美味しそうで美味しそうで…。写真は帰り際に島崎さんが撮ってくれた1枚。

(←)カズさんにいただいた甘いもの。お酒を飲まなくなってから甘いものが大好きになった私は、ホテルに戻ってから、寝る前にこれ全部一気にいただきました (笑)。実はホテルの部屋にスプーンがなくて、右のチョレートムースをどう食べるか思案していたところ、無人のフロントに髭剃りや綿棒と並んで、割り箸が置いてあったのを思い出し (珍しい・笑)、それをもらってきて食べました。割り箸で食べるチョコレートムースも粋なもんでした (笑)。カズさん、ご馳走様〜!

(→)翌日はいよいよ“脳出血発症の会場”大阪「新☆樂山」。昨年の12/16がその日でしたので、この日 (12/15) でちょうど1年を経過したことになります。たくさんの皆さんがご来場くださって、本当に嬉しかったです。心配してくれていたNaomiママにも感謝です! この日は東京からTAB女将おハルも駆けつけました。

(←)大阪「新☆樂山」のライヴ限定で弾くトンプソン・ギター。実は、このギターは私の“元カノ”なんです…。2007年くらいまでメインギターとして活躍してくれていたんですが、止むに止まれぬ諸事情で手放さざるを得なくなったギターなんです。当時どうしても必要だった金額で買ってくれたしんちゃんが、大阪ライヴの際に持って来てくれるんです。写真は、元カノを抱きしめる私…情けない表情ですね (笑)。

(→)ギターが弾けなくなったあの日のライヴから1年、完全復活を祝ってくれた皆さんと記念写真。1年前の脳出血ライヴの時もご来場されていた方もたくさんいらっしゃいます。皆さん、本当にありがとう! もうあんなことにならないように、今後は体調管理に気をつけます!

(←)大阪ライヴの打上げ後、残った皆んなで向かった先は遅くまでやってる「ラーメン横綱」。私はラーメンと鉄板チャーハンを注文。ネギ入れ放題も嬉しいですね〜! これでもかと入れたので、とりあえずカロリーはゼロですね (笑)。クラシック・ギタリストの涼太クンが仕事終わって、「横綱」打上げへ駆けつけてくれて嬉しかったです!

(→)この巡業の最終地は知多半島の南知多町、名鉄知多新線の終着駅、内海駅へ。南知多町は知多半島の最南端なんです。素敵なホテル「豆千待月」の前には海が広がっていて、おハルが思わずパチリした写真がこれ。どうですか、このロケーション!

(←)ライヴ会場は内海駅の構内にある「bar HIP」。私がギターだけで生活できない20代の前半〜中頃にバイトしていた、東京青山の「HIP」のオーナー永見さんが、近年再開されたお店なんです。今年9月の静岡ライヴに永見さんがご来場、なんと35年ぶりに再会したことから実現につながりました。昔のことを色々思い出して感無量でした! この写真のように、ステージがリング風になっていて感激! 地元の造園業の方が作ってくれたとのこと。コーナー・ポストは竹で出来ているんです。

(→)おハルが東京から持ってきてくれたジャイアント馬場さんガウンを着てリング (ステージ) に登場 (笑)。

(←)客席後方から撮った記念写真。私は一番奥のステージ上で両手を広げてます。照明のライトに照らされて神々しくテカってますが (笑)。本当にたくさんの方がご来場くださって感謝感激でした。皆さん、盛り上がってくれてありがとうございました! 古くからの友人「亀工房」のギタリスト前澤クンも、長野県の高遠から遠いところをはるばる駆けつけてくれました。奥の右側にいます。

(→)三方を海に囲まれた南知多町は、海の幸の宝庫です。打上げも新鮮なお刺身がズラリ。美味しそうな日本酒もあったので、断酒したとはいえ、舐めるだけでも舐めたかったです (ちょっとだけ舐めたかも・笑)。

(←)東京へ戻る前の記念撮影。真ん中が「HIP」の永見さん。左は南知多が誇る銘菓「波まくら」店主。「HIP」ライヴのPA一式を貸してくださいました。この南知多銘菓「波まくら」…私もいただきましたが、びっくりする美味しさです! 柔らかい生せんべいで粒あんを包んだ、品のある甘さのお菓子で、ひとつ食べたら病み付きになりますよ!

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