十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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東北ツアー思い出話(その5:盛岡編)

酒田の翌日(9/25)は盛岡でのライヴ。実は当初、この日は村上に行く予定でした。ところが、都合で村上ライヴが9/26にずれ込むことになったため、オフになってしまったのでした。連日ライヴのツアーではたまのオフもいいものですが、ひょっとして可能ならばと、少し前に「盛岡ライヴは入っていないのですか?」とお問い合せをくださった岡村さんにライヴ開催をお願いしたのでした。急な申し出にもかかわらず、岡村さんはお忙しい中ライヴをブッキングしてくださいました。東北ツアーでは盛岡をいつも通過するものの、考えてみれば盛岡でライヴをしたことがありません。初の盛岡ライヴが実現できることになり、とても感激でした。

酒田から盛岡へ行くには、「いなほ」で秋田に戻り、そこで「こまち」に乗り換えるのですが、なんとその乗り換えに45分もの待ち時間があったのです! 勘のいい方ならもうお分かりでしょう。そうです。末廣ラーメンにチャレンジできる時間なのです。敗者復活戦で勝利を得たような気分で、完全に呆れているTAB女将おハルを尻目に途中下車で改札を出て、またまた末廣ラーメンへ行くことに。ちょうど昼時でしたので、お客さんが並び始めていましたが、全速力で走って並ばんとしている人を何人か抜き去りました(笑)。結果、前から気になっていた末廣の「塩バターラーメン」を完食完飲して、無事「こまち」の発車時間に間に合うように秋田駅へ戻ることができたのでした。我ながらよくやるなあ、まったく(呆れ笑)。

盛岡駅では、岡村さんとオープニングを勤めてくれる地元のブルースマン、King-Taroクンが温かく迎えてくれました。盛岡駅で降りられる…わくわく感でいっぱいの私でした。下の写真は、開演の前に、岡村さんが連れて行ってくれた盛岡冷麺発祥の店「食道園」前での記念ショット(↓)。

さすが名店だけあって、コシの強いその冷麺は食べ応え十分で美味しい! 生玉子に付けて食べる独特の焼き肉も感動的な美味しさでした。いやはや、あまりの美味しさに写真を撮るのも忘れてしまったくらいです。岡村さん、ご馳走様でした!

盛岡ライヴの会場は「すぺいん倶楽部」。ジャズマンの西部邦彦氏が経営されている老舗のジャズ・バーです。King-Taroクン・バンドがオープニングを務めてくれ、パワフルで渋いブルースでムードを作ってくれたあと、私のソロ・ステージ。初めて盛岡で演奏できる喜びをかみしめて、楽しく演奏しました。アンコールの最後は、King-Taroクンにボーカルで加わってもらって、記念すべき盛岡初ライヴを締め括ったのでした。

ライヴの様子(↓)。

King-Taroクンとの記念写真(↓)。世界最強タッグ戦に出場できそう(笑)。

打ち上げも、岡村さんをはじめ、ご来場くださったご友人の方々と、とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。皆さん、本当にありがとうございました! (つづく)

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