ミシシッピー・デルタへの旅!
水曜日(10/19)の夜に、ミシシッピー・デルタから無事戻って来ました。アメリカは何度も行っているのですが、南部は今回が初めてだったこともあり、とても刺激的な遠征となりました。ブルースの歴史の1ページを飾る名所を訪れたのはもちろんのこと、現地の色んな方々との交流も持てて、とても有意義なデルタへの旅でした。人生においてそう何度も経験できないような貴重な体験と言っても過言ではないでしょう。
私が出演した「ロバート・ジョンソン生誕100周年フェスティバル」の主催者であり、ブルース・ラジオ局「WABG」の責任者ジェイムス・ポー氏には、今回の遠征で大変お世話になりました。また、フェスティバル出演に関して、間を取り持ってくれた保科友美さんにも心から感謝します。彼女の力添えがなければ、絶対実現しなかった遠征でした。
写真もたくさん撮りましたが、とてもここですべてを紹介しきれませんので、何点かを選んで紹介したいと思います。私のエキサイティングな体験と、ミシシッピー・デルタの雰囲気を、少しだけでも味わっていただけたなら幸いです。
(↓)ミシシッピーならではの広大な綿花畑(10/14)。
(↓)W.C.ハンディが1903年にブルースを初めて聴いたとされるタトワイラー駅の跡地にて(10/14)。
(↓)アメリカで一番長いとされるミシシッピー川(10/14)。
(↓)HPトップにも掲載しているお気に入りの1枚。アーカンソー州ヘレナのリカーショップにて(10/14)。ちなみに、右が店主、真ん中はお客さんです。昼間からお店で飲んでました(笑)。私もここでウィイスキーのミニボトルを購入しました。
(↓)ミシシッピー州グリーンウッドのブルース・ラジオ局「WABG」(10/14)。
(↓)「WABG」の中に貼ってあったフェスティバルのポスター(10/14)。左から2人目、ボビー・ラッシュの隣に私がいます。なお、ボビー・ラッシュは都合で参加できなくなり、代わりにマリア・マルダーが急きょ参加しました。また、当初出演が予定されていたデヴィッド・ハニーボーイ・エドワーズが8/29に急逝したため、このフェスティバルは彼にも捧げるイベントとなりました。
(↓)ラジオに生出演&生演奏!(10/14)DJはポーさん、私の右の女性がTAB生徒さんの保科さんで、ラジオ局の仕事を手伝っています。彼女のブルースへの情熱は半端ではありません!
(↓)フェスティバル初日のステージより(10/15)。演奏しているのは、地元の白人ブルースマン、ウェス・リー。パワフルでソウルフルなカントリー・ブルースの弾き語りを聴かせてくれました(10/15)。
(↓)私の出番は昼の部の3番目。デルタの日差しを浴びながら、約1時間のステージを務めました。日本人が弾くフィンガーピッキング・ブルース&スライド・インストに、みんな熱い声援をくれましたよ!(10/15)
(↓)日が落ちてからのライヴでは照明が入りました。これは、メンフィスで活躍するドクター・フィールグッド・ポッツのバンド。ノリノリのジョン・リー・フッカー・ナンバーは最高でした(10/15)。
(↓)初日8組出演のトリはロリー・ブロック。雲ひとつない夜空、彼女の頭上には月が明るく輝き、ムード満点!(10/15)
(↓)フェスティバル2日目(10/16)、ロバート・ジョンソンのお墓のあるリトル・ザイオン教会では、礼拝の儀式が行われました。聖歌隊の歌う魂のゴスペル・ソングには本当に感動しました。
(↓)前日のフェスティバルに出演していた、ブルースマンのモー・マイナーさん夫妻と、教会の墓地で記念写真(10/16)。
(↓)リトル・ザイオン教会にあるロバート・ジョンソンのお墓の前にて(10/16)。ジョンソンのお墓は他にも2つあるのですが、はたしてどれが本物なのだろうか。。。
(↓)フェスティバル2日目のメインはマリア・マルダー。ロリー・ブロックがコーラスで参加(10/16)。
(↓)フェスティバル終了後向かった、インディアノーラのライヴ・カフェ「KHAFRE」にて、経営されているシャーデーさんとロブさんご夫妻と記念写真(10/16)。ここで、この夜、私は急きょミニ・ライヴをすることに!
(↓)ロバート・ジョンソンが亡くなったバプティスト・タウンにあるフーヴァーさんのグロサリー・ショップでお買い物(10/17)。フーヴァーさんはデルタ・ブルース博士としても有名です。
(↓)ミシシッピー・ジョン・ハートが演奏していたという、アヴァロンのジューク・ジョイントにて(10/17)。
(↓)ロバート・ジョンソンのブルース・トレイル・マーカーの前で、「WABG」ラジオのポーさんと記念写真(10/17)。ポーさん、お世話になりました。ありがとう!
以上、大急ぎでミシシッピー・デルタへの旅をご紹介しました。まだまだいろんな写真や出来事をご紹介したいのですが、今日はこの辺にしておきます。来週の西荻窪「Acoustic Cafe」での“カントリー・ブルース・ギター”ライヴ&トーク(Sold Outです、ありがとうございます!)や雑誌などで、他の写真などもご紹介できたらと思います。それでは!
This entry was posted on 土曜日, 10月 22nd, 2011 at 5:08 AM and is filed under ツアー&ライヴ関係. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.
2 Responses to “ミシシッピー・デルタへの旅!”
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10月 29th, 2011 at 6:18 PM
Kochan Hosshy says:こんばんは、大イベント成功おめでとうございます。何度見ても、わくわくするしゃしんばかりですね!。出来れば、私もいってみたかたなぁ~
インディアノーラのライヴ・カフェ「KHAFRE」でのミニライブの写真も是非載せてください!
今年は、もう広島には来られないのですか?ライブで演奏した曲を全て
再現してもらえれば、最高なんですが・・・いろいろ話も聞きたいですし、
首を長くして待ってます!
10月 30th, 2011 at 6:15 PM
打田十紀夫 says:Kochan Hosshyさん
ミシシッピー・デルタは、本当に広大な土地でした。
普段、東京のゴチャゴチャしたところで生活している私には
まったく別世界でした。
それに、あんなに黒人の方々の中で時間を過ごしたのは
初めてでしたよ。
皆さん気さくな方ばかりで何のストレスもなかったです。
写真はたくさんあるので、また色々ご紹介できればと思います。
もちろん広島にもまた伺いたいです〜!その節はよろしくお願いします!