十紀夫語録

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香山リカさんの本

普段、プロレス関係の本くらいしか読まない私ですが、久々に本を買って読みました。それはどんな本かというと、TVにもよく出ている有名な(しかも美人!)精神科医の香山リカさんが書いた「気にしない技術」(PHP研究所)という本(→)です。「The 21」というビジネス誌に連載されていた香山さんのコラムをまとめた一冊です。“ポジティヴでなければ前進できない”というプレッシャーから、今の時代特有の「うつ」を生んでしまう現代社会に対して、“はたしてそんなに前向きでなければならないのだろうか? もっとテキトーに生きてはいけないだろうか?”といった観点で、自らの診療経験を元に綴った本で、世知辛い今の世の中を生き抜くためのバイブルにもなりそうです。気になった方は是非どうぞ、オススメです。香山さんの軽いタッチの筆致に引き込まれ、あっという間に読破できますよ。

私自身はというと、かなりテキトーに生きている人間ですので(笑)、この本を読みながら「そう、そう、それでいいんですよね〜」と安心したり共感したり。それから、そもそも何故この本を買ったのか? それは、私の名前が出ているからなんです! 実は、香山さんは幼い頃からのプロレス・ファン(しかも、ジャイアント馬場さんファン!)で、この本の最後に全日本プロレスの渕正信選手のブログの一節が引用されているのです。(いい意味で)気楽な生き方をしている渕さんのブログは、肩ひじ張らず心温まる内容に多くのファンがいます。渕さんのそんな生き方がうまく表された回を、読者の皆さんへのメッセージとして最後に引用しているのですが、その中に私の名前が出ているんです。ひえ〜、うれピー! 柿ピー! よくぞ、その回のブログを引用してくれました! 香山さん、ありがとうございます!

2 Responses to “香山リカさんの本”

  1. 12月 18th, 2011 at 12:59 PM

    よっち says:

    柿ピー!は、関係ないと思いますが(笑)
    本、読んでみたいと思います!
    本当に「うつ」の方って多く、苦しんでます。
    自分の友人だったり、友人の友人だったり、本当にびっくりするくらい多く
    そして、今、誰の身近にもいたりするんだと思います。
    そして、自分自身もそうなる境界線みたいなものを日々感じたりします。

    テキトーって、その時その時に合ったものを選択してるってことですよね。

    私、今年は今まで以上に、いっつもがんばらなきゃって言ってた気がします。
    今、無職になって就職活動(これからの生き方)に悩んでるので、
    本を読んで自分の人生の参考にしたいと思います。

  2. 12月 19th, 2011 at 3:26 AM

    打田十紀夫 says:

    よっちさん

    心のケアというのは、身体のケアと同じくらい重要ですよね。
    頑張っていることでかえって自分を追い詰めていく…
    ということもあるんだと思いますよ。

    「テキトーが一番」というのもちょっと問題あるでしょうが、
    ある程度「なんとかなる」精神も必要でしょうね。
    まあ、私なんぞは「なんとかなる」と思い続けてしまって、
    どつぼにハマることも多いですが(笑)。

    よっちさんも、自由のある(?)今の時間に
    存分に羽を伸ばしてリフレッシュして下さ〜い!
    柿ピーでも食べながら(笑)。

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