Archive for the ‘グルメ関係’ Category
村上~長野ツアー思い出話(その2:長野編)
旅には色んなトラブルも付きもので、この日(11/2)は、新潟〜直江津間の「北越6号」が強風のため柏崎駅で足止めを食らい、村上から長野への移動になんと6時間以上もかかってしまいました。オフだったからよかったものの、ライヴの日だったら大慌てしたことでしょう。オフといっても、この日は実はスケジュールが入っていて、いつもライヴに来てくださる「ようさん」と「はやさん」に、とあるお店に連れて行ってもらうことになっていました。
まずそのひとつが、プロレス・ファンのマスターが経営されているレストラン「バックドロップ」。その昔、全盛期のジャイアント馬場選手がジン・キニスキーのバックドロップを食らって敗れた試合があったのですが、その時の衝撃を忘れられなくお店の名前にしたというから、それはそれは筋金入りのファンですね〜。プロレス関係者の方も来店されたり、その手のイベントも開催されているとのこと。昭和のプロレスと馬場さんに関しては譲れない私も、ホッピーを飲みながら熱く語らせてもらいました。
この日の楽しみはまだまだ続き、前から興味を持っていたお店へと向かいます。そのお店とは「麺屋じゃんご」。ラーメン通のはやさんから「ここは美味い!」と教えてもらっていたラーメン屋さんです。「油そば」をツマミにベアレン・ビールと芋焼酎水割りをいただき、シメは「太麺醤油ラーメン」、そして替え玉(細麺)を2回! いや〜完璧でした! ようさん、はやさん、2店にわたってお付き合いいただき、どうもありがとうございました。
翌日(11/3)は、いつもお世話になっている美鈴楽器さん3Fの「コンサートホールみすず」でのライヴ。昨年は師匠ステファン・グロスマンさんとのコンビでのライヴでしたが、今回はソロ・ライヴです。会場のエレガントな雰囲気に負けじと、私もギターをずらり4本(Yokoyama、Morris、Sumi、National)並べて“ライヴ&トーク”パフォーマンスを展開しました。たくさんのご来場とご声援、本当にありがとうございました! 横山さんと鷲見さん…日本を代表するギター製作家のお二人もご来場くださいました。打ち上げは、美鈴楽器の池田社長にいつものお店に連れて行ってもらい、美味しい料理とビールで楽しい時間を過ごさせてもらいました。マネージャーの川又さんをはじめとするスタッフの皆さん、今回も大変お世話になりました!
11/4は、WonderToneの坂本さんの車で、東京まで乗せていってもらいました。いつもはギター4本と機材を人力で運んでいますので、と〜っても楽させてもらいました。坂本さん、ありがとう! ただ、ツアー中の派手な飲み食いで摂取したカロリーを、荷物運びの運動量で相殺している私ですから、注意しないとまたまた一回り大きくなってしまいます。間違っても、途中のSAでやったような「天ぷらうどん」を食べたあと、追加で「ラーメン」を注文するというようなことは、やってはいけなかったのでしょう…。でも、まあいいか、いつものことだし(笑)。
何はともあれ、村上〜長野と回ったこのショート・ツアー、音楽的にも・飲食的にも・プロレス的にも、三拍子揃って充実したツアーでした。みんなに感謝!
村上〜長野ツアー思い出話(その1:村上編)
新潟県の村上、長野と回ったショート・ツアー、無事終了しました。短い遠征でしたが、今回もいろんな意味でとても充実したツアーとなりました。
村上ライヴの日(11/1)は、東京駅から新潟行きの新幹線「Maxとき325号」に乗ったのですが、なんとその社内で、私の応援するプロレスラー渕正信選手を発見。しかも通路を隔てて同列に座っているではありませんか! 渕さんは、私の崇拝する故ジャイアント馬場さんが設立した全日本プロレスの初期に入門し、世界ジュニアヘビー級王者として長くタイトルを保持したこともある名選手です。現在もベテラン選手として活躍されていて、第一線を退いたとはいえ、鍛え上げられたその体はやはり目立ちます。今年も渕さんの試合を応援に行ったり、ブログにも書き込みしたりしたこともある私は、ドキドキしながら意を決して声をかけました。ギター数本と機材を一人で運んでいる私の姿を見て、「大変ですね〜」と気遣ってくれて、うれしかったです。渕さん、これからも応援しますよ〜!
新潟駅では、村上に向かう「いなほ7号」に乗り換えるところで、今度は私が「あ、十紀夫さん」と美女から声をかけられました。村上「楽屋」ライヴにいつもご夫婦で来てくれるテリーくんの奥さんでした。渕選手に声をかけるときもドキドキでしたが、美女に声をかけられてもドキドキでした。滅多にそんなことがないもんで。。。この日もご来場くださって、ありがとう!
「楽屋」でのライヴは、今回で4回目になりますが、いつも温かく迎えていただいて、本当に心地よくライヴをさせてもらっています。ライヴが終わってからの打ち上げでも楽しい時間を過ごすことができました。皆さん、本当にありがとうございました!
翌日(11/2)の昼には、前日の打ち上げで話題になっていた「ちくにラーメン」に、マスターに連れて行ってもらいました。地元の皆さんの評価が割れていたため、非常に興味深かったのですが、私は◎の評価です。独特の柔らかい麺がスープとよくマッチしていて、とても美味しかったです! 電車の時間が迫っているにもかかわらず、大盛りを注文し完食しましたよ〜。(その2へ続く)
北海道ツアーから戻りました!
北海道ソロライヴ・ツアー2010から無事東京に戻りました。今回も各地で多くの方々にお世話になり、充実したツアーとなりました。旭川が「アーリータイムス」(7/30)、富良野が「傷つく森の緑」(7/31)、札幌が「楽天舎」(8/1)と「フライヤーパーク」(8/3)、小樽が「一匹長屋」(8/4)…この5会場での開催でした。皆さん、演奏を真剣に聴いてくださり、またMCには大受けしてくれて、私も非常にやりがいのあるライヴでした。8/1にオープニングを勤めてくれた若きホープ、山木将平クン、8/4にゲスト出演してくれた古くからの同志、浜田隆史クン…共演できて楽しかったですよ。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 心から感謝いたします!
もちろん私のことですから、飲み食いの充実もとても重要なポイントでした。旭川では、打ち上げでいただいたもつ鍋がとても美味しかったです。ライヴ前に一人で行ったラーメン屋さんは、アーリータイムスのマスター的にはNGだとのことで、次回はいただいたアドバイスを参考に失敗しないようにします(笑)。富良野では、地元の有名店「くまげら」でいただいた和牛さしみ丼が絶品(!)、ほっぺたが落ちるほどの感動の美味しさでした。ライヴにも来てくださったご主人が差し入れてくれた、オリジナルの日本酒もとても飲みやすく、ついついグイグイと…。。。
札幌では、楽天舎でいただいた二色カレーライス、美味しかったです! 8/2のオフはしっかり休めばいいものをはぐねっとの方々と瀬尾さんオススメの「かね松」へ。ホッキ貝、青ツブ貝をはじめとする魚介類で、お酒が進む進む! 8/3のライヴの後は、西野さんオススメの「白樺山荘」でラーメン。並んだ甲斐がある味わいでした。小樽では、浜田クンを無理矢理(?)誘い、ケイタさんから教えていただいていた「ラーメン初代」へ直行。1日30食限定の「白たまり醤油ラーメン」をいただきました!
・・・まだまだ書ききれません!「北海道へ一体何しに行ったんだ?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、美味しいものをいただくのもツアーの楽しみのひとつなんです。ライヴで頑張る活力でもあるんです(私の場合ですが…)。ところで、今回カメラを持って行かなくて、写真を一切撮ってませんでした。小樽で浜田クンが撮ってくれた写真をアップしておきます。
かけるラー油
巷では、ちょっと前から“食べるラー油”がブーム。「一体どんなんだろ?」ってずっと興味津々だった私ですが、1ヶ月ほど前にようやく食べる機会を得て、「なるほど、こりゃ確かに食べてる感じやなあ」とその味に納得しました。
しかし! ラー油は本来かけるもの。今回ご紹介するのは、“これこそ真のラー油じゃ!”との主張を感じさせる王道の逸品。先日開催されたヨコヤマギター工房見学ツアーに参加されていたケイタさんからいただいたラー油です。知る人ぞ知るタンメンの名店のオリジナル・ラー油だとのことです。
辛い! でも、かけたい! うわー、ますます辛い! でも、もっとかけたい!…本当にこんな思いにさせてくれる、ラー油本来の存在感を感じさせてくれるまさに“かけるラー油”です。このところ、カップ・ラーメンやコンビニ・ラーメンを買ってきては、かけまくって食べています。ひえ〜辛すぎて、もう勘弁して〜! でも、もっともっとかけたい!!!
サイカラーメン大(生玉子入り)
島村楽器さんの奈良店(5/8)と名古屋パルコ店(5/9)で開催された“ライヴ&トーク”にご来場の皆さま、どうもありがとうございました。ゴールデン・ウィーク明けでお疲れのところは多くの方に参加していただき、感謝しています。皆さんのギターに対する熱意に、私も刺激を受けましたよ(右の写真は奈良店での様子)。
さて、「打田十紀夫ホームページ」のトップページにも書きましたが、『十紀夫語録』のページが新しくなりました(このページ)。今流行のブログ形式です。今年の1月分より掲載してあります。まあブログになったからといって、書く内容が今までとそう変わるわけではないのですが、見栄えがちょっとばかり“今風”になりますかね。まだ完全には把握できてませんが、いろんな機能が付いているみたいです。古い人間なんでなかなか新しいことに対応できない私ですが、なんとか頑張ってみます。コメントなどの書き込みもできますよ(承認方式ですので、表示にちょっと時間差が出ます)。なお、mixiのほうも基本的に同じ日記ですが、そちらはそのまま継続するか、こっちのブログに統一するか検討中です。今のホームページのサーバーも引っ越し予定ですが、それはしばらく時間かかりそう。
このブログでは、写真をクリックすると、ふわっと浮き出るように大きく見えるんです(これも普通ですかね?)。というわけで、さっそく写真をアップしてみます。先日の島村楽器奈良店ライヴの後、nogu2しんちゃんが連れて行ってくれた天理ラーメンの老舗“彩華ラーメン”での写真です。クリックして大きい写真でも見てくださいね。
注文したのは、サイカラーメン大(生玉子入り)。左の写真は、「さあ、食べるぞ!」の瞬間。右の写真は、黙々と食べ続ける姿。写真を大きくしてもらうとお分かりのように、玉子の黄身は、スープに混ぜないでオタマの上で潰し、つけ麺風に食べるのが打田流。食べているときの動画もnogu2しんちゃんが撮ってくれていたようで、確認しましたところ、欠食児童のようにガツガツ食べていました。恥ずかしいので、これはアップしません。なにはともあれ、お腹いっぱい、大満足でした!
2010春のツアー思い出話 その6:奈良編
倉敷の翌日は奈良(3/26)。倉敷から快速サンライナーでまず岡山まで行き、そこから京都までを新幹線、京都から近鉄の京奈特急を使って奈良へという風に、2回の乗り換えで辿り着きました。荷物が多いので乗り換え時がちょっと大変ですが、いつもやっていることなので、もう慣れっこです。ホテルに 荷物を置いて、アーケードのある商店街へぶらっと食事に出かけました。
「奈良に来たら奈良のものを食べたいなあ。奈良の名物ってなんだろ。“奈良漬け”くらいしか思い付かん…」と思っているところへ、“奈良ラーメン”の看板が目に留まりました。「これだよ、これ!」とばかりに、そのお店(“あおによし”という名前でした)に吸い寄せられていき、表のショーウィンドウにあった“大仏ラーメン”を注文しました。ラーメンを待っている時に気が付いたのですが、テーブルに置いてあったメニューには“メガ大仏ラーメン”というのがありました。なんでも、平城遷都1300年を記念してのラーメンとのことで、麺が3玉分、具も盛りだくさんで総重量が1300g、値段も1300円とのこと。「しまったあ、これにすればよかったあ。今日のMCのネタになるし…」と思っているところへ、ノーマルの“大仏ラーメン”が出てきてしまいました。
“大仏ラーメン”も美味しかったのですが、何となく残念な気持ちがあった私は、腹いせに隣のマクドナルドに入って、ボリュームが話題の“テキサス・バーガー”を食べました。ひとりで荷物運びをしているからか、昼間からすでに暴飲暴食モードになってしまいました。でも食べた後、「いい歳して、どか食いで憂さ晴らしするなんて、そろそろやめないとなあ…」と、ちょっとだけ反省しました。ホント~に、ちょっとだけですが…(笑)。
奈良のライヴ会場は、ここ数年毎年お世話になっているビバリーヒルズ。今年30周年を迎える奈良の老舗ライヴハウスです。オープニングを務めてくれたのは、昨年に続き大野賢治クン。今年は、同じく関西で活躍する居倉健ちゃんがサポート・ギタリストとして加わって、昨年以上にバラエティに富んだサウンドで熱く歌ってくれました。昨年聴かせてもらって、とても印象に残っていた彼の“父母”という曲をリクエストしたら歌ってくれて、うれしかったです。ふたりとも“実力・容姿・若さ”と三拍子揃った有望なミュージシャンで、今後が楽しみです。ふたりには「君ら、ぎりぎりイケメンなんだから、今のうちに頑張れよ」とハッパをかけておきましたが、本当のところは彼らは“楽勝で”イケメンです。ちょっと悔しかったので、“ぎりぎり”と言ってしまいました。大野クン、居倉ちゃん、ゴメンね。上の写真は3人での記念ショット(nogunoguしんちゃん提供)。
私も若者に刺激を受け、おじさんならではの(上品な?)毒舌トークと4本ギターのフル活用パフォーマンスでステージを展開しました。ご来場の皆さん、温かい応援、本当にありがとうございました! ライヴ終了後の打ち上げでは、昼間の反省をすっかり忘れて、ハイボールをガブ飲みしている私がいました、トホホ。。。そういえば、この日、nogunoguしんちゃん、WAVERの本間さん、ユッコちゃんの3人から、それはそれはスペシャルなプレゼントがありました。これです(→ Click!)。凄いでしょ! “ジャイアント馬場 vs 打田十紀夫”で すよ、感動ものです! どうもありがとうございました! 馬場さんが生きているときに、こうやってワザを掛けられたかったなあ。。。(…続く)
2010春のツアー思い出話 その3:高知編
徳島の翌日は、いよいよ初めて高知へ伺う日(3/22)です。全国を回りに回っている私ですが、ライヴをやったことのない県は、これで島根と岩手 だけになりました。高知県初登場!記念すべき日です。折しも高知は、福山雅治主演のNHK大河ドラマ『龍馬伝』が注目されていることで、盛り上がっていると聞きます。楽しみです。
徳島から高知までは、剣山5号で阿波池田駅まで行き、そこで南風9号に乗り換えます。特に、吉野川に沿って走る南風9号の車窓からの眺め素晴らしく、右下に見える大歩危峡と呼ばれる渓谷の絶景が楽しめました(電車が傾いてちょっと怖かったけど…)。
高知ライヴの会場は、楽器堂オーパスクラブ内にあるライラホール。クラシック音楽の生演奏にも適した気品溢れる素敵なホールです。初めての高知でこんな素敵なところで演奏させてもらえるなんて、神様・仏様・ご先祖さまに感謝しなければ。もちろん楽器堂さまにも! オープニングを地元の関川さんが務めてくださりました。ギブソンLG-1の音がとても美しく会場に響きました。私も“初めての高知”の実感をかみしめなが ら、持参した4本のギターでステージを楽しく務めさせていただきました。たくさんの方にお集まりいただき、本当にありがとうございました。
前日の徳島で「高知に行ったら“鰹の塩タタキ”を是非食べるべし!」とアドバイスをいただ いていたのですが、ライヴ終了後に連れて行ってもらったお店(その名も“龍馬屋”!)で存分にいただきました。しかも、新鮮な生の鰹を目の前でバーナーで 炙ってタタキにしてくれるというハイレベルのものを! 火の通った部分と生の部分が口の中で、絶妙に混ざり合い、しばし言葉を失うほどの絶品でした。もちろんお酒も進む進む。ご主人がまたユニークな方で楽しいひとときを過ごすことができ、まさに思い残すことのない“高知初遠征”となったのでした。オーパスクラブの皆さん、このご恩は忘れませんよ~!(高知の写真→こちら)(…続く)
2010春のツアー思い出話 その2:徳島編
ツアー二日目(3/21)は四国の徳島へ移動。前日の飲み過ぎのせいで完全な二日酔い状態の私は、情けないことに電車のトイレでゲーゲー。このツアーの前半に同行しているウチのカアちゃんから「そらみんことか!」と罵倒されても反撃する力もありませんでした。でも、徳島駅に到着するまでに、なんとしてでも回復しなければならない理由があったのです。私はただひたすら「オンタダ・ギャトウト・ハンパヤ・ ソワカア」と、レインボーマン(古い! 知ってます?)の“解毒の術”の呪文を心の中で唱え続けました。。。
その甲斐あってか、徳島駅に着く頃には大復活! 駅で迎えてくれた黒井さんの車で、さっそく徳島ラーメンの名店“いのたに”へ。そう、これが回復しなければならない理由でした(笑)。3年前に食べて感動し、次に来たときも必ず食べると心に誓ったラーメン屋さんです。これを食べなかったら絶対後悔すると思ったので、執念で二日酔いから復活したのでした。“いのたに”には凄い行列が出来ていました が、じっと並んで大盛りを食べて大満足! ただ、生玉子の食券を買おうとしたら、カアちゃんの猛反対にあい、やむなく断念しました。これはかなり心残りです。“いのたに”ラーメンに生玉子を入れると旨さが倍増すると、あとで聞きましたから。。。
徳島ライヴの会場は、美味しいコーヒーとパンで人気のマザーズ。前回スタンシステムさんの企画によ る徳島ライヴの際、オープニングを務めてくれた蛭子山ホームズのボーカル尾崎さんが経営されている素敵なお店です。蛭子山ホームズの皆さんには、今回も オープニング演奏で盛り上げていただきました。メンバーの皆さんお仕事が忙しいのにばっちりと息の合った演奏で、とても楽しいステージを披露してくれました。お陰様で、マザーズにはたくさんのお客様に集まっていただきました。遠方から駆けつけてくれた方もいらして、本当に感謝感激です。私も心地よく演奏することができました。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました!(徳島での写真→こちら)(…続く)
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