十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for 7月 20th, 2022

感染拡大、骨折…試練を乗り越え四国巡業!

昨日四国巡業から無事戻りました! ライヴを開催した高松「Live House ビートルズ」須崎「Live House チェロキー」松山「Live music Bar カラフル」の各会場にご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました! 四国も新型コロナ・ウイルスの感染再拡大が心配されていて、そんななか足を運んでくださり、心から感謝です! また、各会場のスタッフの皆様、サポートしてくださった皆様には、今回も大変お世話になりました。おかげ様で素敵な時間を過ごすことができました!

今回のツアーを無事終えたことは、かつてなく感慨深かったんです…。実は巡業の1週間ほど前に、階段を踏み外して転倒しました。元柔道部の私は無意識に両手で受身を取ったのですが、暗かったこともあってその際に左手の小指を階段の角か手摺りか何か硬いものに強打してしまったんです! 内出血と腫れがひどく数日は湿布して安静にしていたのに、どうも痛みと腫れが引かないので病院に行くことに…。レントゲンを撮ってもらったらなんと骨折! レントゲン写真でもはっきりと、小指の一番端の骨が完全にボキッと! お医者さんは「4週間は固定ですね」と…。でも、この状態でもギターを弾ける気がしたので「今週末の四国巡業に何が何でも行きたいんです!」と必死に食い下がりました。お医者さんは(私の訴えがあまりに切実だったからか)理解してくれて「演奏する時以外は固定」を条件に認めてくれたんです。

そして予定通り巡業へ出発。もちろん、ギター3本と機材や着替えを入れた大きなスーツケースを携えたいつもの出立ちで! でも「ライヴが終わるまでは、骨折のことは決して公表すまい」と心に誓いました。ご来場の方に「骨折してて弾けるのか」と余計な心配をかけてしまうので。結果、各ライヴで誰も気づかなかったと思います。最終日の松山ライヴのアンコール2曲目、すなわちこの巡業最後の曲の前に「実は〜」と公表しました。「指が骨折しててもギターは弾けるもんですね〜・笑」と軽いノリでいましたが、今回の巡業を無事乗り切れて本当にホッとしたんです。(東京に戻っての診断結果は最後の写真のところに…)

先月の北海道での痛風といい、今回の骨折といい、ロキソニンには随分助けられました。やはりかなり効きますね。でも、今後は気を付けて、歳相応に慎重な動き方をしないといけないと肝に銘じています。今回のツアーは状況も状況でしたので、あまり写真を撮りませんでしたが、撮ってもらったものを含めて何枚かをコメントと共にご紹介します。

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(→)ギター3本と機材や着替えを入れた大きなスーツケースと共に、いつものように東小金井を出発。この時点で左手小指には固定サポーターが。。

(←)初日は高松。うどん県の高松では、やはりラーメンではなく本場の讃岐うどんだなと、ホテルの近くのうどん屋さんで食べました。先月の痛風事件以来健康志向になった私(笑)は、免疫力アップも考慮して、わかめと山芋をトッピング。さらにナスの天ぷらも追加してポリフェノールも補給! でも、後からいろんな人に聞いたら、ここのお店が特に名店というわけではないらしいです(笑)。

(→)毎年お世話になっている高松「ビートルズ」ライヴの様子。毎年来てくださる皆さん、初めてご来場くださった皆さん、ぜひまた来年もご来場よろしくお願いします!(写真はKさんのツイッターより拝借)

(←)巡業二日目は高知県の須崎。須崎駅で出迎えてくれた斧山さんが、今年も「すさき駅前食堂」に連れて行ってくれました! 今年もちりめん丼とのセットで須崎名物「鍋焼きラーメン」をいただきました。暑い季節に食べても美味しいんです! 最高でした!

(→)須崎「チャロキー」ライヴでは、私のためにいつも3本ロープを本格的に張ってくれるんです。写真はロープを設置してくれているところ(この写真もKさんのツイッターより拝借)。

(←)オールド・プロレス・ファンにはお馴染みの日本TVスポーツ・テーマが大音量で流れるなかリングイン! 無茶苦茶テンションが上がりました! 足が上がらなくてロープにひっかってしまったらどうしよう、、と心配だったけど、大丈夫でした(笑)。

(→)松山「カラフル」ライヴの様子。モーリスのシグネチャー・モデルSC-145Uナショナル・リゾネーターStyle-N、そしてライヴで初登場、コア材のシオザキ・ギター。ただ、製作者の塩崎さんが今年は都合でいらっしゃれなかったのが残念でした。

(→)東京に戻ってから先ほど病院でまた調べてもらったところ、演奏をした代償で折れた箇所が広がってしまって(泣)、元通りにするには手術が必要と診断されました。でも私は「この先もツアー予定もたくさん入っていますので、手術はできません」と言いました。折れた箇所がくっつかず、小指が曲がったままになってしまう可能性があるとのことですが、ギター・プレイでは基本的に小指を真っ直ぐにすることは少ないので問題ないと思います。現に今回の四国巡業も乗り切れたし!

世の中にはハンディを克服していろんなことを成し遂げている方はたくさんいますし、私の小指骨折ははっきり言ってそれほどのことでもないと思います。ですので、この先の巡業予定地には予定通り参上しますし、いつも通りのプレイとお笑いトークでパフォーマンスしますので、皆様どうか今後ともよろしくお願いします!

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