十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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2010春のツアー思い出話 その5:倉敷編

ツアーも後半戦へと突入し、この日(3/25)は倉敷へと移動。米子駅からやくも14号に乗り、前日と反対方向に走り倉敷まで直通です。平日だからでしょうか、またもやこの列車は凄く空いていて、荷物がとんでもなく多い私の移動ですが、この日も快適に過ごすことができました。駅に直結しているホテル倉敷に早めにチェックインして、ゆっくりした後、この日オープニングを務めてくれる土師剛クンが車で迎えに来てくれました。

ライヴ会場の音楽舘には、2006年10月にボブ・ブロズマンとのツアーで行って以来、約3年半ぶりの出演となりますが、オーナーの八木さんは以前と変わらぬ笑顔で迎えてくれました。さて、オープニングの土師剛クンは、以前からTABの通販を利用してくれたり、私のライヴやTAB主催ライヴにもちょくちょく見に来てくれている若手ギタリストです。彼のオリジナルやアレンジもののデモ録音なども定期的に聴かせてもらっているのですが、毎回その音楽性のグレードが上がっていて、とても楽しみな逸材だと思っています。実は、生演奏をステージで見るのはこの日が初めてで、これもとても楽しみにしていました。そして、その期待通りの素晴らしい演奏を聴かせてくれました(上は、土師クンの演奏写真)。

彼は、カリブ海の音楽であるカリプソをフィンガーピッキングにアレンジするという試みに取り組んでいるの ですが、そのサウンドとグルーヴはとても新鮮に感じました。音楽というものは長い歴史の中で積み重ねられてきたものですので、カリプソというジャンルを背 負って新しいギター・スタイルを確立するのは大変で、しかも時間の掛かることだと思いますが、今後も焦らずに信じた道を進んでいってもらいたいと思います。

音楽舘はとても音がいいライヴハウスで、私も心地よくステージを務めさせてもらいました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。今回のツアーの福山、徳島、米子、そして倉敷と、なんと計4会場にご来場くださった三宅さん、心から感謝いたします。長い道のりを追っかけしてくれて、お疲れになったのでは。ライヴ終了後は、岡山界隈のライヴでいつもお世話になっているよっちやん、土師クン、そして土師クンのファンの若い美女ふたり…そして私を加えた5人で打ち上げへ。きれいどころがいると盛り上がるなあ。土師クン、今度もその娘たち連れてきてね。残念ながら美女たちとの写真がないので、野郎3人の写真を挙げておきます(左から私、土師クン、よっちやん)。(…続く)

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