十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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2010春のツアー思い出話 その4:米子編

高知の次の地は、鳥取県の米子。四国の太平洋側から山陰地方日本海側の米子へとかなりの移動距離ですので、3/23を移動日として1日オフにしていました。ちょっと一息つける一日です。のんびりとホテルから高知駅に出向き、いざ米子への長旅が始まります。南風12号に乗り、後にする四国の美しい風景と瀬戸大橋からの眺めを楽しみながら岡山駅へ到着。ここで同行していたうちのカアちゃんとお別れ。彼女はTABの事務所での業務もあるので、今回のツアーでは一足先に東京へ戻ることになっていました。ここまでは彼女が写真を撮っていたので、残念ながらここからは写 真がありません。文字放送(?)のみです、すみません。。。

岡山駅から米子駅までは、やくも15号で2時間ほどで到着します。ギター4本と機材入りスーツケースを運んでいるので、ツアー中の電車の中ではそれらの置き場所に苦労する場合があるのですが、この車内はガラガラ状態に空いていてゆったりのんびりの旅でした。でも、米子駅にはエレベーターもエスカレーターもないため、ここでまず試練。階段の上がり下りで出口まで行かなければなりません。私の場合、何度にも分けて荷物を運ぶのは性分に合わず、4本のギターとスーツケースを抱えて一気に階段を上がります。柔道部時代の修業を思い出します。米子はあいにくの雨。“晴れ男”の私はめったに雨に当たったことがないのですが…。体に4本のギターをまとい、キャスター付きのスーツケースを引きずりながら、駅そばのホテルまで全力疾走。50過ぎオヤジにはややハードでしたが、暴飲暴食が続いているツアー中、いい運動になったオフの一日でした。でも、その夜もひとりで飲みに行っているから、何をか言わんやですな。。。(笑)

翌日(3/24)の米子ライヴ会場は、昨年もお世話になったライヴハウス・ベリエ。 地方都市のドーナツ化現象のためシャッター通りとなっているアーケードの商店街の中にあるベリエですが、ここだけは活気に溢れた場所で、いろんなミュージシャンがライヴに訪れています。今回のライヴはとても盛況で、たくさんのお客様にご来場いただき、皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです(女性もたくさん!)。プロレスラーもそうだと思いますが、ギタリストもお客さんが多ければそれだけテンションが上がりますから。今回たくさんの方に声をかけてくださったダイナマイト和田さんをはじめ、オレンジレコードさん、オープニングを務めてくださった米子楽器社店長の渡辺さん、ベリエのスタッフの皆さん、本当にお世話になりました。打ち上げでも米子の音楽好きの皆さん達と、ギター談義、プロレス談義に花が咲き、楽しい時間を過ごすことができました。二次会で食べたカレーうどんも美味しかったなあ。。。(…続く)

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