十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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“第二次”東北巡業、始まりました!(高崎・村上編)

 “第二次”東北巡業が始まり、まずは高崎村上でライヴを開催しました。厳密に言うと、どちらも東北ではないですね(笑)。

2016-10-15_1 初日の高崎ではホテルにチェックインした後、gohクンがホテルに迎えに来てもらい、向かう先は…そう、ラーメン屋さん(笑)。ところが、gohクンのオススメのお店がちょうど中休みの時間で、行く店、行く店がことごとく閉まってます。ラーメン以外の選択肢もあったのですが、こうなるとなんか意地でもラーメンを食べたくなり、結局その時間でもやってた博多ラーメン「ばりきや」に行くことに。群馬県で博多ラーメンかぁとも思いましたが、写真の「ばりこてめん」美味しかったです。もちろん替え玉しましたよ〜(私より26歳も若いgohクンがしてないのに・笑)

 高崎ライヴは2年ぶりとなる「青春の詩」で開催。ギターを弾く小学生、中学生からオジサンまで幅広い年齢層の方々がお集まり下さいました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました! キングレコードからリリースされた『どこかで春が』収録曲を中心に演奏し、最後は成長著しい若手ギタリストgohクンとのセッション…私自身も楽しかったです。打上げでも豪華刺し盛りで、これまたエンジョイ! 高橋マスター、本当にお世話になりました!

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 翌日は、新潟県の村上へ。米どころ新潟に入ると、写真のような風景が広がります。村上ライヴ「楽屋」で開催。マスターの青山さんによると、今回が通算10回目とのことですから、「楽屋」そして村上の街には思い出がたくさんあると同時に、「帰ってきた」的な懐かしさも感じます。ずっと応援してくださる方々もいらして、本当に嬉しいです。たくさんのご来場、ありがとうございました! 青山さん、今回も大変お世話になりました! 2016-10-16_2実はこの日知ったのですが、ライヴによく来て下さったマーヒーさんが昨年ご病気で亡くなられたとのこと。打上げでもご一緒して楽しく飲んだことを思い出しながら、マーヒーさんに捧げた演奏もしました。心からご冥福をお祈りします。写真は、後ろに村上駅が見える素敵なステージ。

 村上には行きたいラーメン屋さんが何店かあって、翌日は迷ったあげく自分的には村上No.1の「ちくに」へ。お客さんが並ぶお店なので、ホテルをチェックアウトした後、息急き切って駆けつけたら、なんと私が一番乗り。

2016-10-17_1 開店まで1時間待って注文したのは、写真の「肉そば」。待っただけの満足度も大きかったです(笑)。私のラーメン・ランキングの基準は、美味しいだけではなく、独自性も重要なポイントなんです。「ちくに」のラーメンは、初めて食べる人は絶対「え?」と思うほど、麺が柔らかいんです。でも、その柔らかい麺がスープと驚くほどマッチしていて、それは実に計算された柔らかさなのです。老夫婦で運営されているお店ですが、ずっと続けてほしいです。

2016-10-17_2 “第二次”東北巡業はまだまだ続きます。今日は、先日の“第一次”巡業で伺った酒田と秋田を通過して、弘前にたどり着きました。「いなほ5号」の車窓からは、写真のようにやや憂いのある日本海が広がっていました。明日からの下記のライヴ、お近くの皆さん、どうぞよろしくお願いします!

●10/18 (火) 弘前・アサイラム
●10/19 (水) 青森・BAR MIMOSA
●10/21 (金) 宮古・カントリーズcafe
●10/22 (土) 盛岡・Sound Space Aldia(アルディラ)
●10/23 (日) 南三陸町・コミュニティカフェcommons
ツアーの詳細はこちらで。

“第一次”東北巡業、無事終了!

 今年の東北巡業は、諸々の事情で2回に分けて各地を回ります。まずは、十和田・仙台・酒田・秋田と回った第一弾から無事戻ってきました。今回も、とても楽しく美味しい巡業でした。各会場にご来場下さった皆様、ライヴ開催にご協力して下さった皆様、本当に心から感謝申し上げます!

2016-10-7_1 今回は平日スタートのツアー(初日が金曜日)でしたので、東小金井から東京駅までの電車が混んでて大変でした。なんせギター3本とスーツケースという大荷物をひとりで運んでいますからね。ラッシュではないにしろ朝の9時台の中央線はまだまだ混んでます。無事東京駅に到着するとホームで、幡ヶ谷時代に通った某油そば店の渡辺さんから声掛けられました。やっぱ、こんな荷物(左写真)持って歩いてたら目立ちますね(笑)。渡辺さん、見つけてくれてありがとうございます。今は東京駅近くのお好み焼き屋さんにいらしゃるとのこと。食べに行きたいなあ。

 初日は十和田「キューダスS」。マスターの工藤さんは、昨年までは「ハミングバード2」というお店をやられていたのですが、店を閉められたと知って「もう十和田にライヴに行けないかなあ」と思っていました。そしたら、なんと新しく「キューダスS」として再開されたと連絡を頂きました。2016-10-7_2十和田で今年もライヴができて嬉しかったです。打上げでいただいた十和田名物「バラ焼き」、とても美味しかったです! マスターからもらった黒ニンニクを毎日一粒ずづ食べてその後の旅も元気一杯でしたよ。翌日、今年も長谷川さんが八戸まで車で送って下さり、とても助かりました。皆さんに感謝です!

 翌日は仙台「サテンドール2000」でライヴ。昔からずっとお世話になっているお店です。この日の予報は雨だったのですが、持ち前の晴れ男パワーで雨を見事に止めました。ご来場者ほぼ全員がギター弾きで男性、しかも最年少が48歳という実に濃厚なライヴでしたが、私はこんなムードも大好きで楽しくやらせていただきました。おじさま方、熱い声援ありがとう〜(笑)。仙台在住の東工大時代の同級生も来てくれました。私の変わり果てた姿を楽しんでいただけたと思います(笑)。

2016-10-8 左写真は、ご来場下さった庄子さんにいただいた世界ジュニアヘビー級のチャンピオン・ベルトのミニチュア模型。このシリーズでPWFヘビー級とアジアタッグのベルトは持っているんですが、これは持っていなかったので嬉しいです。庄子さん、ありがとうございました! ちなみに、私が本物を巻いた写真も右に挙げておきます。champion-beltこれは4年半前にKAI選手がチャンピオンだった時に撮ったものです。その昔は渕正信選手の代名詞のようなベルトでしたので、これは新旧王者に挟まれて撮った貴重な写真なんです。思わず「誰の挑戦でも受ける!」と言ってみたものの、誰も挑戦してきませんでした(笑)。

2016-10-9_1 次の酒田までは、仙台から高速バスで移動。3時間半のバスの旅でしたが、ポコパンやってたらあっという間でした。しかも、最後の方は左写真のように貸し切り状態で結構くつろげました。酒田に着くやいなや、毎年オープニングを務めてくれているロケット☆ホッパーのけんにぃ&リエちゃんの車に乗り込み、向かうはもちろんラーメン屋さん(笑)。2016-10-9_2今回は全国的にも名高い「ケンちゃんラーメン」。メニューは中華そばの「小盛」「普通」「大盛」だけでしたが、せっかくなので「大盛」を注文。けんにぃの「小盛で一般的な量ですよ」という言葉が気になっていましたが、出てきてビックリ! 右の写真をご覧下さい。左がけんにぃの頼んだ「小盛」、右が私の「大盛」…想像以上の大きさに一瞬たじろぎましたが、もちろん完食!

2016-10-9_3 酒田ライヴは毎年お世話になっている「Blues HIRO」で開催。遠方から駆け付けてくれた方々もいらして、とても嬉しかったです。伊藤クン、昔の「月刊ゴング」ありがとうね~。左写真は、打上げでロケホのみんなと記念写真。飲んで食べて語って楽しい打上げでした。2016-10-10_1ヒロさん、本当にお世話になりました! 右写真は、翌日行ったこれまた酒田の名店「新月」で食べた「チャーシューワンタン麺」。まさに王道を行く正統派の酒田ラーメンでした。

2016-10-10_0 酒田から秋田までは週末だけ走るという「きらきらしらかみリレー号」という電車に乗ったのですが、出発の際駅員の皆さんがホームでお見送りしてくれました。わざわざありがとうございます。ただ、一人くらい女性駅員がいてくれたらもっと嬉しかったなあ(笑)。

 第一次東北巡業の最終日は、秋田「Happy-Dream」でライヴ。とてもゴージャスで素敵な会場です。ところが、仙台から会場宛に送った商品が届かない事態が発生。送り状に間違った日にちを書いてしまったのが原因でした。そんな中、山手クンがヤマト運輸の配送センターまで車を飛ばしてくれて、無事持ってきてくれました。山ちゃん、本当にありがとう! 三田村さん、ご心配をおかけしました。そんなこともあって写真を撮ることも忘れてしまいましたが、素敵な環境でのライヴ、とても気持ちよかったです。馬場さんのテーマ曲ほか、入場時の演出も感謝です。第2部の入場でスタン・ハンセンのテーマ曲がかかったので、リング(ステージ)に転がり込んだら足を痛めました。58歳を実感してます(笑)。

2016-10-11_1 翌日、東京へ帰る前にやはり寄ったのが「末廣ラーメン本舗」。毎年必ず寄るお店で、今回は大盛りを生玉子入りで注文(右写真)。このお店は、ネギ入れ放題というのが嬉しいですね~。それに、店内に貼ってある張り紙には、ここのスープには“血管をしなやかにし、動脈硬化を防ぐ”コラーゲンがたっぷりと書いてあります。ほら、以前撮ったSuehiro-2左の証拠写真でご確認下さい。スープを飲むことが許されるヘルシーなラーメンなんです(笑)。

 第一次東北巡業を無事終えましたが、さっそく今週末からは東北巡業の第二弾が下記のスケジュールで始まります。お近くの方は是非ご来場下さいますよう、よろしくお願いいたします。お待ちしてますよ〜!

<東北巡業 第二弾>

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●10/15 (土) 高崎・フォーク酒場「青春の詩」
●10/16 (日) 村上・楽屋
●10/18 (火) 弘前・アサイラム
●10/19 (水) 青森・BAR MIMOSA
●10/21 (金) 宮古・カントリーズcafe
●10/22 (土) 盛岡・Sound Space Aldia(アルディラ)
●10/23 (日) 南三陸町・コミュニティカフェcommons

ツアーの詳細はこちらで。

GO AROUND JAPAN 2016へ出演しました!

2016-10-2_1先日「ゆうパークおごせ」で開催された野外音楽フェスティバル「GO AROUND JAPAN 2016」へ出演しました(右写真はポスター)。昨年までの「JAPAN FOLK FESTIVAL」が名称を改め、さらにスケールアップしての開催でした。思えば、昨年の出演のときは、その直前のツアーでの暴飲暴食がたたって、かなりハードな痛風が左足に発症していたのでした。元気一杯の若者がたくさん出演する中、杖をついてステージへ出るという、まるで再発見されたブルースマンのような登場でした(笑)。今回は問題なし! ドロップキックを復活させられそうなくらい元気でした。

 

広い「ゆうパークおごせ」には、野外ステージが全部で8つ設置されていて、その全てで素晴らしいアーティストたちが素敵なステージを繰り広げていました。出店もあちこちにたくさん出ていて、なんと人力車まで。痛風出てる時には便利かも。いや、そもそも乗ることができないか(笑)。とにかく、会場中がこのフェスを楽しみに来場された人でにぎわっていました。雨が少し心配されたのですが、超晴れ男」の私が出るからか、下の写真のように「超晴天」。下の右写真は、応援に来てくれた小松夫妻、岩原クンと、出番まで日陰で一休みしているところ。なんか、みんなアウトドアが似合わないなあ(笑)。
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そして下の写真のように、お天道様の下で健康的に(?)ブルースを演奏。2011年のミシシッピーでの「WABG ロバジョン・フェス」を思い出すなあ。場所は「Fire Stage」というステージです。聴いて下さった皆さん、本当にありがとうございました! ブルースに加え、新CD「どこかで春が」から童謡も弾きました。CDも買っていただき感謝です。下の右写真は私のステージの後、声をかけてくれた“若者”武田駿平クンと記念写真。彼はこのフェスに出演している「雨先案内人」のギタリストで、TABサムピックを愛用してくれているとのこと。末永〜く、TABサムピック使ってやってね〜。

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Exif_JPEG_PICTURE右写真は、「16 Stage」で開催されていた「815(ハチイチゴ)」のノブと宇海ちゃんの元気いっぱいのライヴ。幡ヶ谷にTABオフィスがあったときの下の階のライヴハウス「36°5」を運営されているお二人です。そもそも、昨年そして今年と私がこのイベントに出たのは、ノブから声をかけてもらったからです。TABは東小金井に引っ越してしまったけど、今後もよろしくね! シンガーソングライターの代々木原シゲルさんとノブが中心になって企画しているこの「GO AROUND JAPAN」ですが、こんな大規模のイベント開催はそれは苦労が多かったことと思います。本当にご苦労様でした!

 

Exif_JPEG_PICTURE自分の出番も終わりお腹が空いたので、出店でたこ焼きを買おうとしたら「素敵な演奏でしたね」とお店の方が声をかけてくれました。なんと、私のライヴを聴いて下さったとのこと。しかもご主人は私の教則ビデオもお持ちだというではありませんか! ひえー、ありがたい。たこ焼きがとても美味しくてペロッと食べちゃったら、追加で1パック、サービスしてくれました! ありがとうございました! 左写真は、ご主人と美人の奥様(たぶん)との記念写真。

 

さて今週末からは「東北巡業2016」が始まります。ツアー先で暴飲暴食しすぎて痛風が出ないように気をつけないとね。でも、ちょっとくらいは暴飲暴食したいなあ(笑)。とにかく、お近くの皆さん、是非ご来場下さい! お待ちしています!

<打田十紀夫・東北巡業 2016 ~『どこかで春が』発売記念~>
2016-10touhoku10/7 (金) 十和田・キューダスS
10/8 (土) 仙台・サテンドール2000
10/9 (日) 酒田・BLUES Hiro
10/10 (月祝) 秋田・LoungeBar Happy-Dream
10/15 (土) 高崎・フォーク酒場「青春の詩」
10/16 (日) 村上・楽屋
10/18 (火) 弘前・アサイラム
10/19 (水) 青森・BAR MIMOSA
10/21 (金) 宮古・カントリーズcafe
10/22 (土) 盛岡・Sound Space Aldia(アルディラ)
10/23 (日) 南三陸町・コミュニティカフェcommons

ツアーの詳細はこちらで。

男五十八、本気!

1-3guitars-suitcase「バースデー・ライヴ」ツアー、無事終了しました。昨年までは、随分とサバを読んだ自称年齢で祝っていただいてたのですが、かなり無理が出てきたこともあり、今年から実年齢にて開き直りました。40歳から58歳へ、大幅に成長を遂げたのでした。というか、いきなり老けました(笑)。それでも、相変わらず左写真のような格好で巡業していますよ。しかも、台風がいくつも発生する中、今回も全て晴天! 年老いてますます晴れ男ぶりを発揮しました。

初日は、昔からお世話になっている町田「万象房」。下の左写真はライヴの様子。今年もたくさんの方が集まってくれて本当に感謝です。斎藤ヒロシさんがいつものようにOAやラストのセッションで盛り上げてくださり、恒例の寄せ書きも! 「男五十八、本気」いいすね〜。アフターで行ったカラオケも楽しかったです。やよいちゃんと目を見つめ合って歌った「昭和枯れすすき」、、、血が騒いだなあ(笑)。
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翌日は名古屋「Slow Blues」。何回もお世話になっているお店ですが、初めて伺った11年前は2階、その後5階に移り、今年から1階と、同じビルで何度か引っ越しをした老舗です。音楽好きの方々から、ギター製作家の日比伸也さんのお弟子さんまで、幅広い世代の皆さんで満員になり感激です! 右写真は、日比さんの作った竪琴を弾くセレナさんと記念写真。まさに美女と野獣ですな(笑)。

静岡「Living Room」もいつもお世話になっているお店です。マスターの岩科さんと初めてお会いしたのは2005年。静岡で開催された「Martin Club コンサート」に出演したとき、斎藤誠さんと打上げで伺ったお店で仕事されていました。独立される際に声をかけていただき、それ以来ライヴをさせていただいています。ご来場の皆様、本当にありがとうございました! 下の写真は、打上げで頂いたバースデー・ケーキと私。美味しかった〜。
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「バースデー・ライヴ」シリーズのラストは、浜松「なんでモール」。浜松に到着すると、今年もマスターの花村さんが連れて行ってくれました、鰻の名店「康川」へ。ご飯も大盛りにしてもらって思い残すことないほどの幸せを感じました(笑)。ご覧のように完璧な完食!

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浜松ライヴ開演時の入場は、恒例のジャイアント馬場さんのテーマ曲「王者の魂」で。満員の観客の“馬場コール”の中、ロープをまたいでリング、いやステージ登場はテンションが上がりました。佐助クン、さとるさん、ロープ係ご苦労様でした(笑)。打上げも楽しかったです。最後はいつものおふざけ写真(右)。3人から一斉攻撃を受ける私。ところで、昨年「佐助に抜かれたら引退する」と宣言したポコパン(LINEのゲーム)ですが、抜かれてもまだしつこくやってます。佐助ちゃん、もう少しやらせてね(笑)。

ちなみに浜松ライヴを決めた後、ホテルを取ろうにもどこも一杯で、少し離れたホテルしか空いていませんでした。後で分かったのですが、この日と翌日の二日間「ONE OK ROCK」の野外ライヴが「渚園」であるのが原因でした。両日とも5万人動員したらしいのですが、いやはや住む世界が違いすぎるなあ。。ちくしょー、私だってそのうち、まあ5万人は無理でも、後楽園ホールくらいは一杯になるようになりたい〜。それでも2000人だから大変じゃね(笑)。

まもなく「バースデー・ライヴ」ツアー!

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毎年この時期に敢行している「バースデー・ライヴ」ツアー、今年も近づいてまいりました。自称年齢(昨年が40歳)で祝っていただいていたこのツアー、そろそろ今年から実年齢でいくことにしました。玉手箱を開けた訳でもないのに浦島太郎のように一気に歳をとって、なんと58歳! でも、次の大台までまだ2年もあるじゃないですか。考えようによってはまだ若いです(笑)。ちなみに玉手箱って、「開けちゃいけない」って言われたら絶対開けたくなりますよね。うん、私はきっと開けますな。というか、堂々と開けるのは気が引けるので、こそ~っと中を覗くでしょうね(笑)。きっとドキドキするだろうなあ。

「バースデー・ライヴ」ツアーは、下記のスケジュールです。お近くの皆さん、お待ちしていますよ〜! ご希望の方はお早めにお申し込み下さい。5月にキングレコードからリリースしてもらったCD「どこかで春が」の発売記念ライヴでもあります。CD、そして先月発売になった完全コピー楽譜集も持っていきますので、そちらの方もどうぞよろしくお願いします。

9/3 (土) 町田カフェ万象房 残席ごくわずか
9/4 (日) 名古屋Slow Blues
9/9 (金) 静岡Living Room
9/10 (土) 浜松なんでモール
※詳細はこちらで。

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それから、「バースデー・ライヴ」ツアーの一環とするかどうか迷った、先日の九十九里「シーブリーズ」ライヴ、無事終了しました。台風が接近していて雨が心配されたのですが、またまた晴れ男ぶりを発揮し、ノーレイン! オープニングを務めてくれた千葉クンと山本さんの演奏も素敵でした。私もとても楽しくライヴできました。ご来場下さった皆さま、本当にありがとう! 終演後も、大網からご来場下さった内田さん宅で美味しいお料理とお酒をいただき、楽しい時間を過ごしました。

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ところで、「シーブリーズ」から海岸が近いので「サーファー・ギャルがたくさんいますよ~」と千葉クンから聞いたのが、たしか7年前。今回を含め計5回もライヴをさせてもらったのに、一度も遭遇したことがありません千葉クン、どういうことよ!?

National Guitarでの“インストア”ライヴ!

お茶の水「アコースティック・プラネット」で開催した“インストア”ライヴ&トークに多数のご来場、ありがとうございました。今回は「National Resonator Sound File」と銘打ち、ほぼ全曲ナショナル・リゾネーター・ギターで弾くといった企画でした。マーティン・ギター輸入代理店のクロサワ楽器の系列だけあって、店内には様々なモデルのマーティンをはじめ、ローデン、ナショナルなど、高級ギターがズラリと並びます。すごく贅沢な気分で演らせていただきました(笑)。

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私が使ったナショナル・ギターは、昔から愛用しているヴィンテージのStyle-N。この日は、そのオリジナルのナショナル社の時代からドン・ヤング氏が設立した今日のナショナル社までの歴史、スライド奏法のルーツ、様々なスライド・バーのご紹介、スライド・ギター・テクニックなど、いろんな話を交えながら、チューニングも色々取り入れて演奏いたしました。下の左写真は、私が所有する羊の骨で作った秘蔵のスライド・バーを紹介しているところ。真ん中の写真のように、最後は、モーリスの私のシグネチャー・モデル(SC-123U)を用いてのプレイも披露しましたので、リゾネーターと通常のアコースティック・ギターのサウンドの違いも楽しんでいただけたと思います(下の右写真は、スタッフの皆さんと記念ショット。大変お世話になりました〜)。

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このところいくつもの台風が日本に上陸し、各地で大雨が降るなど大変なことになっています。影響が出そうな地域の皆さんはどうかお気をつけください。この日も雨が心配されたのですが、なんとこの日だけは見事に晴天。やはり私の晴れ男パワーは、まだまだ健在でしたね。

三宮と富山へのショート・ツアー!

三宮「Apple Guitars」富山「開進堂楽器 Blue Guitars」でライヴを開催したショート・ツアーから戻ってまいりました。暑い中、たくさんのお客様にお集まりいただき、本当にありがとうございました。新作「どこかで春が」をはじめ、CDや楽譜集も、多くの方に買っていただき感謝です。

Apple「Apple Guitars」オーナーの花井さんは、TAB設立記念としてお茶の水の「カワセ楽器」で開催した平成3年のライヴ&セミナーで写真を撮って下さって以来のお付き合い。その頃は報道カメラマンをされていて、まさかその後ギター屋さんに転身されるとは思いも寄りませんでした。今では、フランクリン、マーチン、ギブソン、ボゾなど、ギター好きの方々を唸らせる名器がずらり並ぶ有名店です。今年は創業10周年を迎えられたとのこと、おめでとうございます! 今後ともどうぞよろしくお願いします。上の写真はインストアライヴの様子(Apple Guitarsのツイッターから拝借しました)。神戸の大花火大会の日にも関わらず、皆さんご来場ありがとう! 名器に囲まれてのライヴ、私も楽しかったです〜。

tsurugi翌日は富山へ。金沢で新幹線つるぎに乗り換えたら、はい、車内にありました!「トランヴェール8月号」。モーリス松本工場紹介記事と私のコメントが掲載されている号です。左のような、そのページを開いてご満悦の写真写真を撮っちゃいました。ミーハーですな(笑)。8月末まで設置されていますので、JR東日本の新幹線(北海道、東北、山形、秋田、上越、北陸)をご利用される方は、是非ご覧下さい。

北陸というと涼しいようなイメージを持ってしまいますが、この日の富山はかなり暑かったです。「開進堂楽器 Blue Guitars」でちょうど2年ぶりのライヴ開催。この日も色んなイベントがあるとのことでしたが、たくさんのご来場ありがとうございました! ライヴ前には、モーリス・ギターの展示会やマスター・ルシアー森中巧氏のギター調整会も開かれていて、アコギ好きの方には特別な1日になったと思います。Sashimori終了後は、山田店長、森中氏、モリダイラ末吉さん、そしてこの日ご来場下さった富山の若手ギター製作家の荻野さんと藤井さんとで打上げへ。写真は、のど黒、白えび、サザエ、穴子…などなど、富山の新鮮な魚が並ぶ豪華刺し盛り。幸せでした〜。(8/10 追記:Blue Guitarsのブログに当日のフォトレポートがアップされました。→こちら

東京へ戻る翌日、悩みに悩んで訪問したのが元祖ブラック・ラーメンの「大喜」。2年前、別のお店でブラック・ラーメンを完食完飲した際に、山田店長に「ここのはちょっと違う、大喜のを食べないと」と言われて以来、ずっと気になっていたのです。でも、なぜお店に行くのを悩んだかというと、このところ暴食続きで下手すると痛風が出そうな気配がしていたからです。Taikiしかも、大喜のブラック・ラーメンは元々「ご飯のオカズとして食べるラーメン」として支持されているとのことで、半端なく塩っぱいとの評判です。このことも、高血圧でもある私を躊躇させました。しかし、そこは根が食いしん坊の私(笑)。「食べて帰らなきゃ後で絶対後悔するぞ」との囁きに負け、店内に突入。そして堂々と大盛りを注文、完食! 今では食べて良かったと、達成感を感じています。美味しかったです。特大にしてもよかったくらい(笑)。でも想像を上回る塩っぱさに、さすがに完飲はしませんでしたが…(^_^;)。

レコ発ツアー第一弾「東京〜北海道」無事終了!

BIT-7-17新作CD『どこかで春が』発売記念ツアー第一弾が無事終了いたしました。初日が東京で、その翌日から北海道ツアーが始まるという強行スケジュールでしたが、おかげ様で無事乗り切り、東京に戻ってまいりました。曙橋「Back In Town」旭川「アーリータイムズ」富良野「傷つく森の緑」芦別「獏 (BAKU)」小樽「レノンセンス」札幌「Mellow」苫小牧「音楽パブ キャラバン」帯広「くつろぎの店 彩乃」釧路「えいが館」の各会場にお越し下さった皆様、お店の皆様、協力して下さった皆様、心から感謝申し上げます。各ライヴはもとより、会場でお会いした方々、各地で食べた美味しいものは、全て心に残る素敵な思い出です。(右上の写真は、初日の「Back In Town」にゲストで出てくれたギタリスト垂石雅俊クンがステージから撮った1枚。超満員熱気ムンムンでした〜!)

oonimotsu北海道は、例によって、大荷物を携えての電車での一人旅。以前はギター4本を常に持って回ってましたが、最近は1本減らして3本のことも多いです。それでも機材や着替えを入れたスーツケースなどもありますので、帯広駅で撮った左写真のようにかなりの量になります。これらの大荷物とともに北の大地を広範囲に大移動したのでした。ひとりで回っているとなかなか写真を撮るゆとりもなく、お世話になった方々との記念写真とかもっと撮れば良かったなあと思っています。

数少ない記念写真から下の3枚をご紹介しておきましょう。左から、芦別ライヴにご来場下さった「将軍KYワカマツ」ことプロレスラーの若松市政氏との記念写真。その昔、ストロング・マシーンの悪役マネージャーとして新日本プロレスで大活躍したのは有名です。皆川さんが撮ってくれたこのショット、私の入団発表のような写真ですね(笑)。若松さん、Tシャツありがとうございました! 次の写真は、芦別市の市長さん。ライヴをとても楽しんで下さって、本当に感謝です。さらに、こんなポーズにまでお付き合いいただき大変恐縮です(笑)。そして下の右の写真は、富良野と小樽のライヴでゲスト出演してくれたブルース・シンガーの渡辺幹也さん&ラーメンの名店「いちまく」のマスター京谷さんとの記念ショット。皆さん、全日本プロレスのファンでした(笑)。幹也さんとブルースハープの麻美ちゃんにはライヴで大変お世話になりました。
KY-Wakamatsu  Ashibetsu-sichoichimaku

「いちまく」のラーメンは計3杯頂きましたが、どれも絶品でした。下の写真はその3杯で、左から「ラムそば」「鮃スープつけ麺」「黒ニンニク煮切り醤油ラーメン」。どのラーメンも初めての味でした。美味しかったなあ~。(^O^)/
LambSoba  Hirame-soupKuroninniku

ラーメンは、この他にも旭川の名店「蜂屋」「梅光軒」をはじめ、各地でいろいろ食べましたし、釧路では好きな刺身を自由に載せてもらえる「勝手丼」にハマりました。大荷物を運ぶには体力がいるので、やはり食べないとね! と、暴飲暴食を正当化する私でした(笑)。(twitterにも食べたものの写真をいろいろアップしましたよ〜)

さて、次のツアーは三宮と富山です。お近くの皆さん、よろしくお願いします!
8/6 (土) 三宮Apple Guitars
8/7 (日) 富山開進堂楽器 Blue Guitars
http://www.tokiouchida.com/live/live.html#2016-8-6

今月からレコ発ツアー、楽譜集も発売!

2016-Hokkaido 7月になりました。いよいよ夏本番ですね。今月からは、キングレコードから先日発売になったCD「どこかで春が」発売記念ツアーの第一弾が始まります。下記のように、初日(7/17)が東京でその翌日から北海道巡業が始まるという強行スケジュールですが、乗り越えるべく只今暴飲暴食して体力を温存しています(笑)。ライヴではCD収録曲をたっぷりと披露しますので、各地の皆さん、どうぞよろしくお願いします!

<打田十紀夫『どこかで春が』発売記念ライヴ>

7/17 (日) 東京・Back In Town(ゲスト: 垂石雅俊)Sold Out!!
7/18 (月祝) 旭川・アーリータイムズ
7/20 (水) 富良野・傷つく森の緑(ゲスト: 渡辺幹也)
7/21 (木) 芦別・獏 (BAKU)
7/22 (金) 小樽・レノンセンス(ゲスト: 渡辺幹也)
7/23 (土) 札幌・Mellow
7/24 (日) 苫小牧・音楽パブ キャラバン
7/26 (火) 帯広・くつろぎの店 彩乃
7/28 (木) 釧路・えいが館

※詳細はこちらで。

 おかげ様で、CD「どこかで春が」は多くの方から嬉しいお言葉を頂いています。皆様、本当にありがとうございます! TABネットショップでは、全曲試聴データがアップしてありますので、ご購入を検討されている方は参考にしていただければ幸いです。CD発売記念ツアーは、その後も8月は三宮、富山、九十九里で、9月は町田、名古屋、静岡、浜松10月は東北各地で開催いたします。

BK-2002 そして「どこかで春が」完全コピー楽譜集の方も7/15発売の予定で進行しています。TABネットショップでも予約注文の受付を開始いたしました。もちろんライヴ会場でも販売いたします。夏になりましたが、「どこかに春が」のCD、楽譜集、ライヴをどうぞよろしくお願いします!

<TABネットショップでのご紹介ページ>

 CD → こちら(全曲試聴可)
楽譜集 → こちら(7/15発売、只今予約注文受付中)

ドン・ヤング氏との思い出

先日ナショナル・ギターの前社長ドン・ヤングさんが亡くなられました。その朝、尾崎クンから第一報をもらってびっくりしました。まだ63歳でしたので、ご病気でもされていたのでしょうか。数年前に社長職からも退かれていましたし。

ナショナル・ギターの歴史に少し触れてみます。元のナショナル・ギター社(正式にはNational String Instrument Corporation)は、リゾネーター・ギターを開発したジョン・ドピエラ氏が1927年に兄弟で設立した会社です。その独特の音色と大きな音で、1920~30年代にカントリー・ブルースやハワイアン、アーリー・ジャズの分野で多くのギタリストに愛用されました。戦前ブルースマンが写真で抱えているリゾネーター・ギターはたいていナショナルです。ただ、そのナショナル社から設立者のドピエラ兄弟が独立してドブロ社を設立(“ドブロ”は“Dopyera Brothers”からのネーミング)したり、はるかに大音量を出せるエレキ・ギターが登場したりで、1942年に倒産してしまいました。

ドブロも素晴らしいリゾネーター・ギターで、その後ブルーグラスでは欠かせない楽器となりましたが、ナショナルとはサウンドが異なるため、ブルースマンの多くはヴィンテージのナショナルを使うしかありませんでした。それを復活させたのがドンさんでした。1989年にマクレガー・ゲインズ氏と設立したナショナル社(正式にはNational Reso-Phonic Guitars)のおかげで、今日クオリティの高いナショナル・ギターを新品として手にすることができるようになったのです。

私がドンさんと最初にお会いしたのは、2009年に故ボブ・ブロズマンさんを招いてのツアーにご一緒に来日されたときでした。下の左は、スターパインズ・カフェでのライヴ終了後の写真です。とても盛り上がったライヴで、ドンさんも楽しんでくれました。下の右写真は、その翌年奥様のヒラリーさんと来日されたときのもの。当時行きつけの幡ヶ谷「くつろぎや」へ、ナショナル・ユーザーの保科夫妻と一緒に行ったときの写真です。海外の方には敬遠されがちな「鳥刺し」を美味しいと召し上がってくれたのが印象的でした。

私が現在使っているナショナル・ギターは、1930年代のヴィンテージものなのですが、もっと活用できるように「こういうナショナル・ギターを作ってもらえると嬉しいのですが…」とドンさんに色んなお話をさせてもらいました。ドンさんは私の要望に前向きに応えてくれると言ってくれて、その後NAMMショーでお会いした際にも「あの件、忘れてないからね。実は色々やってるんだ。モデル名は何か分かるか? “Giant Baba”だよ(笑)」とまで言ってくれたんです。左写真はそのときのものです。その後、ナショナル・ギターの顔でもあったボブ・ブロズマンが亡くなったりしたこともあって、残念ながらギターの完成は実現しませんでした。でも、ドンさんとの楽しかった思い出は心にずっと残っています。どうか安らかに。

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