Archive for 2月 16th, 2010
ギターとバンジョーのトラディショナルな旅
有田純弘さんと回った“ギターとバンジョーのトラディショナルな旅”、とてもエキサイティングなツアーでした。旧知の仲でありながら、音楽活動や演奏スタイルの違いからこれまで一緒に音を出す機会がなかったので、はたしてどんな風な展開になるのか見当 が付かなかった方も多かったと思いますが、フタを開ければ、ソロありセッションありのとても盛り上がったライヴになりました。考えてみれば、有田さんも私もアメリカン・ルーツ・ミュージックの影響という、共通のバックボーンもあります。ルーツのしっかりした音楽は、限りない発展性があるということも再認識できたとても意義深いツアーでもありました。
バンジョーもギターも達人の域にある有田さんですが、特にバンジョーに関しては特筆ものです。今回のツアーでも、スクラッグス・スタイルやメロディック・スタイルのブルーグラス・バンジョーはもちろんのこと、オールドタイミーなクローハンマー・スタイル、ブルース&ラグタイム・バンジョー、さらには革新的なジャズ・バンジョーにいたるまで、存分にプレイしてくれました。日本ではややスポットの当たることの少ないバ ンジョーという楽器ですが、今回ご覧になった皆さんはその魅力にしっかりと触れることが出来たと思います。私も感銘を受けました。
もちろん、ライヴ後の飲み食いも充実したツアーだったことは、言うまでもありません(痛風が出ずにホッとしてます…)。afterbeat(三島)・ 5th-Street(大阪)・TOKUZO(名古屋)・BACK IN TOWN(曙橋)・楽屋(中目黒)の各会場とも、多くの方々にご来場いただき、とてもうれしかったです。ご来場の皆さま、お世話になった関係者の皆さま、今回も応援、本当にありがとうございました! 近日中にツアーの写真ページをアップしますので、どうぞお楽しみに!
You are currently browsing the 十紀夫語録 blog archives for the day 火曜日, 2月 16th, 2010.