十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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ラッシャー木村さん、好きでした。。。

先日、“金網デスマッチの鬼”で知られたプロレスラー、ラッシャー木村さんが亡くなりました。腎不全による誤嚥性肺炎のためとのことです。68歳でした。何年か前に脳梗塞で倒れたことは聞いていたのですが、このところ情報が伝わってなかったので、気になっていました。残念です。。。心よりご冥福をお祈りします。

木村さんは、世間一般には、“金網”より“マイク・パフォーマンス”の方で知られているかも知れませんね。晩年のジャイアント馬場さんと「ファミリー軍団」を結成し、永源遙や渕正信らとユーモラスな試合をして人気者になりましたからね。馬場さんもそうですが、木村さんも全盛期のときに体を張ってそれはハードな試合をしてきた選手ですから、晩年の「初っ切り」的な試合も私は受け入れて楽しく見ていました。体力的に衰えたなら衰えたなりの自分の存在感の表現は、まさにプロフェッショナルでした。

もちろん、国際プロレス所属時代の、もの凄く強かったラッシャー木村選手も、私は決して忘れませんよ! 国際プロレスの代表として、全日本プロレス「オープン選手権」(1975年開催)に参戦したときの馬場さんとの公式戦では、アブドーラ・ザ・ブッチャーが乱入する大波乱となり木村選手が大流血! 最後は馬場さんの河津落としでフォール負けを喫しましたが、スリリングでエキサイティングな名勝負のひとつとして、私の脳裏にはっきりと残っています。

それにしても、今年に入って、ジャック・ブリスコ、バロン・シクルナ、ジン・キニスキー、ミスター・ヒト(安達勝治)、そしてラッシャー木村さん…と、かつての名レスラー達が次々と亡くなっていって、なんか寂しいなあ。酒でも飲みに行って、彼らの思い出に浸ろう。。。

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