8月はまだまだ注目のライヴが続きます!
さて8月はまだまだライヴが続きますよ~。今週末は、8/23(金)に幡ヶ谷「36°5」で“さよなら幡ヶ谷ライヴ”。「36°5」は、平沼ビルにあった旧TAB事務所の下の階のライヴハウス。22年間もの間過ごした幡ヶ谷の思い出に、どっぷり浸ってライヴしたいと思います。センチになるか、笑い飛ばすかは、当日のお楽しみ!
翌8/24(土)は、千葉県九十九里浜「シーブリーズ」で2度目のライヴ。自然豊かなロケーションの中にある素敵なお店です。前回が2009年でしたので、4年ぶりということになります。お近くの皆さん、ご来場お待ちしていますよ! 前回来てくださった皆さんは、私の成長した姿を見に今回もよろしくです(成長したのはお腹周りだけ? 笑)。
8/29(木)には、吉祥寺「GB」でのブルース・イベント「GB BLUES CARNIVAL ~夏の終わりのブルース~」へ出演。右のチラシをご覧いただけばお分かりのように、他の出演メンバーの皆さんとは明らかに異質な私ですが(笑)、その対比を楽しんでいただければと思います。
そして、続いては恒例の「バースデーライヴ・シリーズ」。8/30(金)が町田「万象房」、8/31(土)が浜松「なんでモール」、9/1(日)が静岡「Living Room」で開催です。こんな私の誕生日を、皆さんで祝っていただけることに、この上ない幸せを感じます。今年は、え~っと自称何才だっけ? あ、38才か(笑)。自称年齢に見合ったパワーと、年齢以上の味わい深さを発揮できるように頑張りますよ~。皆さん、応援よろしくお願いします!
各ライヴの詳細は、こちらで!
暑い大阪と四日市で、熱いライヴ開催!
残暑お見舞い申し上げます。まだまだ暑い日が続いていますが、皆さん夏バテなどされていませんか? 暑さが苦手な私ですが、相変わらず、食欲(&飲欲)旺盛で困ったもんです。さて私は、先日、東小金井に事務所を移転してから初めてのツアーで、大阪と四日市でライヴを行ってきました。
大阪(8/17)では、天満俊秀クンが主宰している「studio art point」でライヴを開催しました。ちょうど開校1周年になるTAB大阪校を開いている会場でもあります。皆さんお盆でお忙しいにもかかわらずたくさんお集まりくださり、本当に感謝です。アットホームな雰囲気の中、楽しくライヴをさせていただきました。左写真は、大阪ライヴの様子です。打ち上げも盛り上がったのは言うまでもありません!
翌8/18は、私の生まれ故郷、四日市でのライヴ。なんと、会場のライヴハウス「ガリバー」まで、天満クンが大阪から車を飛ばして送ってくれました。今回もギター4本持参していただけに、たいへん助かりました。天満クン、ありがとう! 四日市ライヴには、ギター・ファンの方だけでなく、中学や高校時代の同級生も来てくれて、私の変わり果てた姿(?)を楽しんでいただきました(笑)。ご来場の皆さん、本当にありがとう! 右写真は、四日市ライヴの様子です。
今回のショート・ツアーでつくづく感じたことは、事務所を東小金井に移転して、東京駅を使うツアーが非常に楽になったということ。幡ヶ谷のときは、地下深い京王新線とJR中央線の新宿駅での乗換が、荷物が多いとかなり大変でした。東小金井駅は中央線ですので、東京駅まで乗換の必要がないのです。行きも帰りも本当に楽ちんでした! ツアーに持ってくギター、1本増やそうかな(笑)。
幡ヶ谷最後の日
TABオフィスの引っ越しが無事終了しました。7/27に生徒の皆さんが手伝ってくれたおかげで、業者を頼まずにとんでもない量の荷物を東小金井の新事務所に運ぶことが出来ました。大阪から天満クン夫妻も車で駆け付けてくれました。2トン車を含む3台の車で何往復かして大荷物を運びきりましたが、これまでのオフィスがビルの3階、今度が2階、どちらのビルもエレベーターがないので、重い荷物を持って何度も階段の上り下りをしなければならず、皆さん大変な思いをして手伝ってくれました。ギター4本運ぶツアーとは比べものにならないくらいハードでした。皆さん、本当にありがとうございました!
それ以前にも生徒さんの松本さんの車や、ギターシェルター西村さんの車でも荷物運びしてもらいましたし、レッスン室の解体・移動作業では、三木クンちの工務店にもお世話になりました。とにかく荷物の量が半端じゃありませんでしたから、本当に皆さんのおかげで完遂できた大移動でした。7/29には、最後に残っていたレコーディング・ルームが業者によって解体撤去され、あんなにモノで溢れかえっていたTAB幡ヶ谷オフィスは、右写真のようにすっかり何もなくなりました。初めてこの物件を見に来たときのことを思い出します。
「自宅のある東小金井の方が経済的にも業務的にも楽になる」と前からTAB女将おハルが提案していたものの、22年もいた幡ヶ谷を去ることは私自身にはかなりの決心が要りました。思えば、いつもお世話になっていた平沼ビルの2階の不動産屋さんが急死されたり、日本酒の美味しさを教えてくれた「くつろぎや」店主が体調を崩されたりと、今年になって起きた幡ヶ谷での身の回りの寂しい出来事も引っ越しを決意させた一因でした。ボブ・ブロズマンの帰国後の急逝や全日本プロレスの新たなる分裂も影響したかも知れません…。いろんな意味で時代は動いていることを感じました。プロレス的に言うと(笑)、私もいよいよ決勝の三本目を迎えたと思って、気合い入れて今後も活動します。
幡ヶ谷最後の日となる今日は、東京にいるときほぼ毎日通っていた油そば「山ト天」幡ヶ谷店で、公約通り(?)トッピング全部のせを注文。いつもはネギ胡麻5倍ときざみ海苔のせで食べているのですが、今日は何とチャーシュー、メンマ、ネギ胡麻5倍、きざみ海苔、温泉玉子をすべてのっけて贅沢したのです。特大のドンブリで出てきましたが、下写真をご覧いただくとお分かりのように、麺も大盛りなのに麺が見えません(笑)。幡ヶ谷での思い出も一緒に噛みしめながら、しっかり完食しました。
下写真は、高杉さんが作ってくれた新しい看板を付けた東小金井の新オフィスの入り口。部屋の中は、まだ段ボールが山積みのぐちゃぐちゃ状態ですのでとてもお見せできません(笑)。すべてがちゃんと機能するにはしばらく時間が掛かりそうだなあ。引っ越しでかなりの労力を使ってしまったので、あとはのんびりと作業を進めたいと思います。とはいえ、原稿書きや通販の発送業務、ギター教室も再開しなければならないので、そんなに悠長には構えてられないか…。それに8月は、大阪・四日市・九十九里でのソロライヴ、さよなら幡ヶ谷ライヴ、吉祥寺でのブルース・イベント出演、町田・浜松・静岡でのバースデー・ライヴなど楽しいライヴが目白押しです。皆さん、新しい事務所へ移転して心機一転張り切っている私を、ライヴ会場にぜひ応援に来てください!
<打田十紀夫 ソロライヴ>
●8/17 (土) 大阪・studio art point
●8/18 (日) 四日市・Galliver
●8/23 (金) 東京 幡ヶ谷・36.5° Sold Out !!!
●8/24 (土) 九十九里・シーブリーズ
<GB BLUES CARNIVAL ~夏の終わりのブルース~> イベント出演
●8/29 (木) 吉祥寺・ROCK JOINT GB
<打田十紀夫 ~バースデー・ライヴ~>
●8/30 (金) 町田・万象房
●8/31 (土) 浜松・なんでモール
●9/1 (日) 静岡・Living Room
詳細はこちらで!
北海道ツアー2013回想録(後編)
北海道ツアー2013も後半戦へ突入。富良野の次は小樽ライヴです。会場はいつもお世話になっている「一匹長屋」。ゲスト出演してくれる“盟友”浜田隆史クンと、ライヴ前にいつもの「大丸ラーメン」へ行き、小樽名物「あんかけ焼きそば」で腹ごしらえ。「一匹長屋」はいつ伺っても本当にほっとできる空間で、浜田クンのソロ、私のソロ、そしてデュエット、楽しくライヴすることができました。ご来場の皆さん、マスター、ありがとうございました! この日は浜田クンちに泊めていただきました。ミエちゃん、お世話になりました。
翌日、浜田クンが駅まで見送ってくれ、途中ギターを3本持ってくれたのですが、その姿、どう見ても異常でした(汗)。4本とスーツケースを運んでいる私が人にどう見られているか、よく分かりました(笑)(※左写真は、浜田クンが撮ってくれた改札を通る私)。この日は札幌で1日オフ。ツアーの疲れを癒すためにゆっくりすればいいのですが、疲れなど全くないのでやはり夜は外出(笑)。瀬尾さん、井上さん、陽子ちゃんと、居酒屋、そしてカラオケ…熱い夜となりました。
次の日は、初めての帯広ライヴ。札幌を発つ前に、毎回必ず行く「更科そば ふか河」で腹ごしらえ。このお店は量が多いことで有名で、いつも食べる看板メニューの「もりもりそば」はなんと900g! でも、この日は気分を変えて<普通盛りの倍の量です>の注釈が付いた「特盛り冷やしたぬきそば」にしました(写真右)。満足、満足。
帯広ライヴは、浜田クンの紹介で決まった「くつろぎの店 彩乃」で開催。バイタリティ溢れる明るいママさんの魅力が満載の小料理屋さんで、ステージは小上がり席。通常のライヴハウスで遣るときとは違った雰囲気を楽しませてもらいました。ご来場の皆さん、ありがとうございました! 富良野ライヴに続いて、帯広までも足を運んでくれたTちゃん、遠いところを本当に感謝です。青汁もありがとう! この夜はお店の2階に泊めていただき、翌朝は近所のモール温泉(黒いお湯でお肌すべすべ!)でゆっくりしたあと、料理上手なママさんの朝ご飯をいただき…と、すっかりお世話になってしまいました。
ツアーも終盤戦、この日は、昼に「ちとせホール」での演奏、夜が札幌の「楽天舎」ライヴと、ダブルヘッダーです。このところ列車トラブルが相次いでいるJR北海道…、この日も電車が遅れ「ちとせモール」入りが遅れそうになりましたが、「楽天舎」の浅井さんが南千歳から車で送ってくれて間に合いました。お客さんが待っている中、大急ぎでセッティング&サウンド・チェック、そして本番。CDも売れて嬉しかったです。夜のライヴ会場「楽天舎」は、シンガーソングライターの浅井のぶさんが経営されているお店。札幌ライヴでは何度もお世話になっています。アコースティックなサウンド作りで心地よくライヴできました。ご来場の皆さま、本当にありがとう!
翌日苫小牧へ出発する前に、浅井さんオススメの「羅妃焚(らぴた)」へ。食べたのは「焦がしニンニク味噌ラーメン」海苔トッピング(写真左)と餃子。濃厚な味わいが最高でした。スープ完飲? はい、またやっちゃいました(笑)。お腹いっぱいになったところでツアー最終地、苫小牧に出発!
初めて伺う苫小牧は、製紙工場とホッキ貝で有名な街です。ライヴでオープニングを務めてくれる「ビーンズ&コーン」のお二人に駅で温かく迎えてもらいました。「ビーンズ&コーン」は、「さいとう楽器」店長の前田さんと今回のライヴの仕掛け人石川さんによる本格的なカントリーブルース・ユニット。ぜひ苫小牧にこの手の音楽を根付かせていってもらいたいと思います。ライヴ会場の「音楽CAN」は、「さいとう楽器」さん2階にある素敵なホールです。素晴らしい環境でライヴをさせていただき、感謝です。ご来場の皆さま、本当にありがとうございました! 打ち上げが盛り上がったのは言うまでもありません(笑)。来年もどうぞよろしくお願いします!
多くの方々に触れ合うことができ、幸せな気分になれた北海道ツアー2013。気候もとても過ごしやすく快適なツアーでした。でも、ツアーが終了したら猛暑&じめじめの東京へ。そして、いよいよTABオフィスの本格引っ越し作業が待ってます。ギター4本担いでツアーするよりハードだろうなぁ。。。
北海道ツアー2013回想録(前編)
『北海道ソロライヴ・ツアー2013』から無事東京へ戻りました。今回は北の大地を広範囲に回り、8個所でライヴを開催いたしました。各会場にご来場くださった皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。心から感謝いたします。
思えば昨年の北海道ツアーは、ちょうど痛風が発症した直後のタイミングで、100円均一で買ったスリッパを履いて情けない状態でしたが(笑)、今回は体調万全です。しかも、ここ数年北海道ツアーではギター3本だったのですが、今回は4本持って行きました。加えて機材や着替えの入ったスーツケースもあり、かなりの大荷物ですが、これといったトラブルもなく一人で移動できました(右は荷物写真)。まだまだパワー健在と自信を深めました。そして完璧の晴れ男ぶりを発揮し、快適な巡業でした!
いつもは最終日にすることが多かった釧路から、今回のツアーはスタート。釧路行きの飛行機最終便で、ライヴ前日に前ノリしたのですが、なんとその日に岡崎倫典さんのライヴがったのです。ホテルの横がライヴハウスだったので、ライヴ終了後にちょっと顔を出しご挨拶だけ…のつもりが、そのまま打ち上げにも参加してしまいました(笑)。倫典さん、どうもお騒がせしました。
さて、翌日の私のライヴ会場も同じ「喫茶えいが館」。昨年もお世話になった素敵なお店です。ご来場の皆さまに温かく迎えていただき、初日からいい感じでライヴできました。終了後は、釧路ライヴでいつもお世話になっている長崎さんと「タオ」で打ち上げ。楽しい一時を過ごすことができました。いくら私が若く見えるとはいえ「上で36才くらい?」といってくれたママさん…サービストークとはいえ、無茶苦茶うれしかったです(笑)。
翌日は初めて伺う北見へ向かいます。当初安くて早く着くバスでの移動を考えましたが、汽車に決定。やはり景色がいいですね〜(下の左写真)。途中、網走駅で乗り換え。最北端の刑務所があることでも有名です。収監されに来たんじゃないので、堂々と記念写真(右写真)。
北見では「ヴィーナス」でライヴ開催。北見で初めてライヴができ、本当に嬉しかったです。マスターの高山さんらと打ち上げで遅くまで楽しい時間を過ごしましたが、深夜3時か4時頃ホテルに戻ったらフロント不在で、部屋の鍵がもらえないという事態に。「遅く戻られる方は鍵を持参ください」という張り紙に気付かなかった私が不注意だったのですが、翌日(というか、もうその日)も移動してライヴなのでとにかく寝ないことにはと焦りました。どこかに従業員の方がいるはずと「Private」と書かれた部屋をノックしまくったところ、ネグリジェ(いや、パジャマかな?)姿の女性が起きてくれて鍵を渡してくれました。起こしてゴメンなさいね。
続いては旭川ライヴ。会場はいつもお世話になっている「アーリータイムズ」。駅に着くなりラーメン「一蔵」の美味しそうな広告写真に目が行き、ホテルに荷物を預けて直行(右写真が食べた「一蔵ラーメン」)。以前某ラーメン店に行ってアーリーの野澤マスターにダメ出しをされたので、ちょっと心配でしたが、今回はOKでした。皆さんに温かく迎えていただいたライヴ終了後、恒例の打ち上げ。マスター、体調崩されてからお酒をやめられているのに遅くまでお付き合いくださって、ありがとうございました!
翌日は、キムラさんに連れられ、旭川ラーメンの名店「蜂屋」へ。独特の焦がしラードの風味がとても美味しかったです(左写真)。「油多めにしますか?」と聞かれたので、条件反射的に「はい、もちろん」と答えてしまい、そして、やってはいけないと分かっていながらやってしまった“スープ完飲”…。キムラさん、痛風の薬を分けてくれてありがとうございました!(笑)。
次は、毎年お世話になっている富良野「傷つく森の緑」でのライヴ。今年もライヴ前に、マスターのよっちゃんに「くまげら」に連れて行ってもらって、絶品の「和牛さしみ丼」(「和牛ローストビーフ丼」に改名されてました)をいただきました。これ本当に美味しいんですよ! もう、この上ない幸せを感じる一時でした。今回の富良野ライヴでは、ラインの音とマイクの音をブレンドして、よりアコースティックなサウンド作りにさせてもらいました。とても気持ちよく演奏することができました。翌日は、よっちゃんが車で滝川まで送ってくださり、本当にお世話になりました。(つづく)
今週末(7/12~)から北海道ツアー!
梅雨が明けて、いきなり猛暑。そんな中、昨日は、TABの仕事を手伝ってくれている三木クンんちの工務店にお世話になって、レッスン室の解体&移転。私も力仕事で手伝ったんですが、この暑さで超~汗だく。これでちょっとは痩せる予定が、そのあと食べた“二郎インスパイア系ラーメン”のおかげで帳消しに…(笑)。まあ、ともあれレッスン室が無事移転して、TABオフィスの引っ越しも一歩前進しました。
あとは、月末の本格的荷物運びまで、引っ越し作業は一休み。そう、今週末から「北海道ソロライヴ・ツアー2013」が始まるのです。金曜の釧路(7/12)から始まり、北見(7/14)、旭川(7/15)、富良野(7/16)、小樽(7/17)、帯広(7/19)、札幌(7/20)、苫小牧(7/21)と計8ヶ所でライヴを開催します。釧路、旭川、富良野、小樽、札幌は、毎年伺っていますが、北見、帯広、苫小牧では、今回初めてライヴします。どの会場もとても楽しみです! 北海道の皆さん、どうぞよろしくお願いします! 北海道、涼しいといいなあ~。
北海道では各地で美味しいものに出会えそう! 今回もギターを何本も担いで一人で回るので、途中で夏バテしちゃわないためにも北海道の名物をガッツリ食べなきゃね。今月末の引っ越しで少しは痩せる予定なので、多少オーバーウェイトになっても許されますよね、ね、ね? でも、痛風だけは気を付けないと…。なんか時限爆弾を抱えてるみたいですが。まあ、人生なんて多かれ少なかれそんなものかも知れませんよ(笑)。
<打田十紀夫 北海道ツアー 2013>(→詳細)
●7/12 (金) 釧路・えいが館
●7/14 (日) 北見・ヴィーナス
●7/15 (月祝) 旭川・アーリータイムズ
●7/16 (火) 富良野・傷つく森の緑
●7/17 (水) 小樽・一匹長屋
●7/19 (金) 帯広・くつろぎの店 彩乃
●7/20 (土) 札幌・楽天舎
●7/21 (日) 苫小牧・さいとう楽器/音楽CAN
TABオフィス、8月に幡ヶ谷から移転します
皆様、この度TABのオフィスが7月いっぱいで移転することになりました。「夜逃げ」じゃありませんのでご心配なく(笑)! 移転先は、自宅近くの東小金井。これまでは「渋谷区」でしたが、今度は「小金井市」…うーん、都落ちしたと言われても仕方ないかな(笑)。でも、今度のオフィスも駅から徒歩1分、そもそもJR東小金井駅もそんなに遠くないですから。新宿からJR中央線で20分ほどです。幡ヶ谷の事務所はエレベータ無しの3階ですから、京王新線の地下ホームからだと、実質5階分の階段ですが、今度の新オフィスはビルの2階、楽チンですよ。通販、教室、ライヴ企画など業務内容はこれまでと変わりません。自宅が近くなるので、女将の目が届きすぎてあまり遊べなくなるかな。でも、行き付けの飲み屋は探さなきゃね(笑)。8月からの新オフィスの住所や電話番号などは、近日告知します。今後ともどうぞよろしくです!
思えば、今の幡ヶ谷には1991年の設立以来なんと22年間もいました。色んなことがありましたね。楽しいこと、嬉しいこと、苦しいこと、悲しいことも…。火事や空き巣事件、すぐ近くで交通事故や警察沙汰事件まで(!)。そう言えば、一度オウムの犯人に間違えられたことも(笑)。大震災の時もこのビルにいて怖かったですね。オフィスに寝泊まりすることもしばしばだったので、22年もいれば自分のホームタウンです。寂しいなあ。。行き付けのお店にも挨拶回りしなきゃ。
ということで、オフィスが幡ヶ谷を去ることを惜しんで、8/23(金)に今のTABオフィスの下の階にある「Acoustic Live Bar 36°5」で“さよなら幡ヶ谷ライヴ”を開催することになりました。8月ですから、その時はもう幡ヶ谷を去っていることになりますが、幡ヶ谷でのいろんな思い出が去来してセンチになるか、笑い飛ばすか、それは当日のお楽しみ。皆さまのご来場お待ちしています。詳細はこちら。
移転騒動とは別に、7月、8月はライヴも目白押しなんです。皆さん、どうぞよろしくお願いします!
<打田十紀夫 北海道ツアー 2013>
7/12 (金) 釧路・えいが館
7/14 (日) 北見・ヴィーナス
7/15 (月祝) 旭川・アーリータイムズ
7/16 (火) 富良野・傷つく森の緑
7/17 (水) 小樽・一匹長屋
7/19 (金) 帯広・くつろぎの店 彩乃
7/20 (土) 札幌・楽天舎
7/21 (日) 苫小牧・さいとう楽器/音楽CAN
<打田十紀夫 ソロライヴ>
8/17 (土) 大阪・studio art point
8/18 (日) 四日市・Galliver
8/23 (金) 東京 幡ヶ谷・36.5° 〜さよなら幡ヶ谷ライヴ〜
8/24 (土) 九十九里・シーブリーズ
8/30 (金) 町田・万象房 〜バースデーライヴ〜
8/31 (土) 浜松・なんでモール 〜バースデーライヴ〜
9/1 (日) 静岡・Living Room 〜バースデーライヴ〜
※詳細はこちら。前売りチケットはTABネットショップで。
久々の海外レコーディング、無事終了!
ステファン・グロスマンとの2枚目のデュエット・アルバムの録音を終え、アメリカから無事帰国しました。スタジオは、昨年ニュージャージーからペンシルバニア州デラウェア・ウォーター・ギャップへ移転した「Mix-O-Lydian Studio」。アコースティック・ギター関連の録音で有名なエンジニア、ダン・スタネカーが運営するスタジオです。聴きモノとして楽しめるカントリー・ブルース・ギター作品にしようというステファンの意向に沿うように、2日間にわたってのスタジオ・セッションを頑張って乗り切ってきました。「おいトキオ、その曲のアドリヴはもっとこんな感じで弾いてみろ」などと、師匠ステファンのプロデューサーぶりは相変わらず厳しかったですが、とても楽しく充実した時間を過ごしました(下の写真は、レコーディングとミックスダウン風景)。CDのリリースはまだ少し先になりそうですが、どうかお楽しみに!
ところで今回の渡米では、約1年ぶりにディープな痛風を発症してしまいました。特に暴飲暴食をしたわけではないのですが…。たぶん初日のレコーディングの日に、スタジオでの作業に夢中になりすぎて、のどが渇いていたにもかかわらず水分をまったく摂らなかったために、尿酸値が上昇したのかも。。その日の夜から左足親指に違和感を感じ、録音2日目で完全発症。痛風の痛みに耐えながらのレコーディング中、私の頭には、ジャック・ブリスコの四の字固めで痛めた足を引きずりながらも必死でヤシの実割りを繰り出すジャイアント馬場さんの姿がありました(笑)。痛々しく足を引きずる姿に、ステファンも奥さんのジョーも心配してくれましたが、「プロレスラー魂があるから大丈夫!」などと強がってなんとか日本に辿り着きました。ただ、成田エクスプレスに乗ろうとカートからスーツケースを降ろすときに、よりによって左足親指の上に落とすというおまけ付き。トホホ。ヽ(´o `;
小橋引退、私はまだまだ修行中!
小橋健太選手が引退しました。プロレス・ファン歴45年の私は、当然小橋選手のデビューの頃から知っています。ジャイアント馬場さんの付き人だった若手の時代から、四天王の一角になり故三沢選手やスタン・ハンセンらと名勝負を繰り広げた時代まで、いろんな場面が目に浮かびます。ケガが多かっただけでなく、腎臓癌を患っても、不死鳥のごとく蘇った“鉄人”小橋選手、長い間本当にご苦労様でした。まだ46歳、これからの人生でも活躍されることでしょう。
ところで、昨年の誕生日で自称36歳(笑)を迎えた私は、まだまだ修行中! 幸いケガも病気もなく(痛風って病気でしたっけ・笑)元気でやってますよ~。ツアーでもいつもギターを3~4本も運んだりしているので、荷物を抱えたまま駅の階段で転落したら、ちょっとまずいですけど。。女将には時々ブレーキをかけられながらも、まだまだチャレンジしていきたいので、皆さんよろしくお願いします!
というわけで、次のツアーは下記の通りです。大津と和歌山でのライヴは久しぶりです。詳細は私のライヴ情報のページでご覧ください(こちら)。皆さん、どうかよろしく!
●5/24 (金) 大津・Club HEAVEN
●5/25 (土) 和歌山・Hobo’s Bar
6月は海外遠征を予定していて国内ライヴは入れていませんが、7月には北海道を広範囲に回りますよ! そちらも今から楽しみです。
ボブ、安らかに。。。
ボブ・ブロズマンさんの訃報に心からショックを受けています。つい先日まで一緒にツアーし、あんなパワフルなパフォーマンスを披露してくれたのに…。奥さんのヘイリーさんを同伴しての今回の来日では、とてもリラックスしていたボブ。ツアー各地で一緒に過ごした楽しい思い出、ライヴ千秋楽のBack In Townでの最後のセッション、空港でお見送りしたときのお別れの際の笑顔…いろんなことが頭を巡って、まだ気持ちの整理がつきません(写真は、4/20のBack In Townライヴ終了後に撮ってもらったもの)。
25日深夜寝ようとした頃に、海外の知人から「ボブさんが心臓発作で亡くなったとの情報は本当ですか?」といったメッセージが届きました。その前日に「無事自宅に戻りました」との連絡をヘイリーさんからいただいていただけに、「そんなあ。どうしてそんな情報が出たのかな」と思いましたが、何かの間違いと思いつつももう一度PCの電源を入れインターネットで調べました。最初は何も見当たらなかったのですが、しばらくするとボブの訃報に関する情報が出始めました。それでも信じられない気持ちで一杯でしたが、翌朝ヘイリーさんからも直接連絡をいただくことになったのでした。
私はギターを始めて間もない20代の頃からボブの素晴らしさに触れてきました。私が主宰するTABで、1998年以来これまで計5回にわたってボブを招聘してツアーを企画してきたのは、そんな彼の音楽を日本でも多くの方に紹介したいとの想いが原動力でした。どのツアーにおいてもボブは常に全力のステージを披露してくれ、多くの感動を伝えてくれました。“超絶”という言葉がぴったりの信じがたいほどの彼のギター・プレイですが、それは決してそのテクニックだけが前面に出るのではなく、聴く人の心に感動を伝えるための音楽的表現を第一にしたものに他なりませんでした。そして、エンターテイメント性を伴った彼のステージングは、聴く者がそんな彼の素晴らしい音楽に、より自然に入り込めるための彼独自のアイディアだったのです。また、そんな完成度の高いライヴを行うためのサウンド・チェック…、彼に身近に接することができたおかげで、私自身も本当に多くのことを学ぶことができました。
彼が亡くなったという事実は、時が経つにつれ、大きな悲しみとして私にのしかかってきます。あの感動のBack In Townライヴが、最後のライヴになってしまうとは誰が想像したことでしょう! 一緒に回った今回のツアーで、彼が充実した時間を過ごしてくれたことが私にとっては唯一の救いです。ボブ、長い間ありがとう! ハードで忙しい時間をずっと過ごしてきましたから、どうかゆっくりと休んでください。
ツアーの写真をTAB女将がFacebookにまとめましたので、ご覧になっていただければ幸いです(こちら)。
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