十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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Archive for the ‘ツアー&ライヴ関係’ Category

ダック・ベイカーとのツアー写真
アップしました!

6月に開催した『ダック・ベイカー Japan Tour 2010』「写真&コメント」ページをようやくまとめました。ダックとのツアーが終わった後も、いろいろスケジュールが入っていたため、なかなか写真をまとめる時間が取れず、いつもよりちょっと遅くなってしまいました。作業していて感じたのは、ダックとのツアーが終わってからまだ2ヶ月も経っていないのに、なんかとても懐かしいような気がしたことです。毎日いろんな事が起きて充実しているからなのか、あるいは、毎日バタバタと慌ただしい生活をしているからなのか、分かりませんが。。。まあそれはともかく、ダックとのライヴにご来場くださった方も、いらっしゃれなかった方も、どうぞご覧になってみてください(→こちら)。

スライド・ギター・クリニック

先週の土曜日(8/7)に、池袋イケベ楽器4FのOMスタジオで、National & モリダイラ楽器プレゼンツ「スライド・ギター・クリニック」が開催されました。暑い中ご来場の皆さま、どうもありがとうございました!

クリニックといってもライヴ&トーク形式で、デモ演奏もいろいろ絡めながらボトルネック・スライド・ギターのテクニックやリゾネーター・ギターの可能性を解説しました。この日ばかりは、ナショナル・ギター(Style-N)がメインで大活躍。スライド奏法の他に、ナショナルでは滅多にしないレギュラー・チューニングに合わせてのフィンガーピッキング・ナンバーも弾いちゃったくらいですから。モーリスSC-171Uを用いての演奏もはさみましたので、リゾネーター・ギターと通常のアコースティック・ギターのサウンドの比較もできたのではないでしょうか。参加された方が、これを機にリゾネーター・ギターにも興味を持っていただけたらうれしいです。もちろん、私の教則DVD『まるごと1本!ボトルネック・スライド・ギター』や愛用のスライド・バー“Giant Bone Bar”のご紹介も、ちゃっかりとさせてもらいましたよ(笑)。

終了後、お隣にある、イケベ楽器アコースティック・ギター専門店Brown Guitarsにもお邪魔しましたが、興味深いギターがいっぱいで、いつまでもいたくなるような素敵な空間でした。ナショナル・ギターも欲しくなりそうなのが何本も。。。クリニックでも展示していた、ウッド・ボディのトライコーンなどは、色んな場面で活用できる可能性を秘めていると思います。新品なのに、ちょいキズということでアウトレット品としてかなりお安くなっていて、これは絶対お買い得ですよ! 興味ある人はBrown GuitarsのHPでチェックしてみてください。

北海道ツアーから戻りました!

北海道ソロライヴ・ツアー2010から無事東京に戻りました。今回も各地で多くの方々にお世話になり、充実したツアーとなりました。旭川が「アーリータイムス」(7/30)、富良野が「傷つく森の緑」(7/31)、札幌が「楽天舎」(8/1)と「フライヤーパーク」(8/3)、小樽が「一匹長屋」(8/4)…この5会場での開催でした。皆さん、演奏を真剣に聴いてくださり、またMCには大受けしてくれて、私も非常にやりがいのあるライヴでした。8/1にオープニングを勤めてくれた若きホープ、山木将平クン、8/4にゲスト出演してくれた古くからの同志、浜田隆史クン…共演できて楽しかったですよ。ご来場の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました! 心から感謝いたします!

もちろん私のことですから、飲み食いの充実もとても重要なポイントでした。旭川では、打ち上げでいただいたもつ鍋がとても美味しかったです。ライヴ前に一人で行ったラーメン屋さんは、アーリータイムスのマスター的にはNGだとのことで、次回はいただいたアドバイスを参考に失敗しないようにします(笑)。富良野では、地元の有名店「くまげら」でいただいた和牛さしみ丼が絶品(!)、ほっぺたが落ちるほどの感動の美味しさでした。ライヴにも来てくださったご主人が差し入れてくれた、オリジナルの日本酒もとても飲みやすく、ついついグイグイと…。。。

札幌では、楽天舎でいただいた二色カレーライス、美味しかったです! 8/2のオフはしっかり休めばいいものをはぐねっとの方々と瀬尾さんオススメの「かね松」へ。ホッキ貝、青ツブ貝をはじめとする魚介類で、お酒が進む進む! 8/3のライヴの後は、西野さんオススメの「白樺山荘」でラーメン。並んだ甲斐がある味わいでした。小樽では、浜田クンを無理矢理(?)誘い、ケイタさんから教えていただいていた「ラーメン初代」へ直行。1日30食限定の「白たまり醤油ラーメン」をいただきました!

・・・まだまだ書ききれません!「北海道へ一体何しに行ったんだ?」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、美味しいものをいただくのもツアーの楽しみのひとつなんです。ライヴで頑張る活力でもあるんです(私の場合ですが…)。ところで、今回カメラを持って行かなくて、写真を一切撮ってませんでした。小樽で浜田クンが撮ってくれた写真をアップしておきます。

一匹長屋ライヴより

浜田クンとのデュオ

帰りの小樽駅にて
今回はギター3本でしたが、それでも十分荷物が多い!

北海道ツアー2010、まもなくです!

あ、あ、暑い、、ですねえ、、夏だからそりゃ暑いに決まってますが、それにしても暑いです。夏ってこんなに暑かったですかね。。。まあでも、こんなときこそ、ビールがうまいのは確かです! でも痛風にはよくないことも確かですが。。。(苦笑)

さて、いよいよ来週からは北海道ツアー(7/30〜8/4)が始まります。北海道に伺うのは2年ぶりで、とても楽しみです。北海道といえども、さすがに夏は暑いらしいのですが、それでも東京よりはましでしょう(ですよね?)。よし、飲み食いに励むぞ〜! 気合い入ってきたあ! もちろんライヴも全力投球で頑張りますとも。下記のスケジュールで回りますので、お近くの方は是非ご来場ください! 右は、盟友、浜田隆史クンが作ってくれた小樽ライヴのポスター。

打田十紀夫 〜北海道ソロライヴ・ツアー2010〜
★7/30 (金) 旭川 アーリータイムズ
★7/31 (土) 富良野 傷つく森の緑
★8/1 (日) 札幌 楽天舎
★8/3 (火) 札幌 フライヤーパーク
★8/4 (水) 小樽 一匹長屋(ゲスト:浜田隆史)
(ツアー詳細は→こちら

ダック・ベイカーとのデュオを
YouTubeにアップ!

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You TubeTAB Guitar School Channelに、先日のツアーでのダック・ベイカーと私のデュエット演奏の映像を2曲(「セントルイス・ブルース」と「ジャスト・ア・クローサー・ウォーク・ウィズ・ジー」)アップしました。最終日(6/20)の東京・吉祥寺スターパインズ・カフェからのテイクです。広いステージ全体を入れるようにセットしたカメラで撮ってますので、弾いている姿はちょっと小さいですが、楽しんでいただければ幸いです。

「St. Louis Blues」
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「Just A Closer Walk With Thee」
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岡崎倫典さんとのツアー、無事終了!

ダック・ベイカーとのツアーに続いての岡崎倫典さんとのショート・ツアー、無事終了しました。ルーツ・ミュージックの巨匠ダックと、モダン・アコースティック・ミュージック界の大御所、倫典さんとは、アプローチや音作りの点で、ある意味、真逆に位置するのですが、そのギャップがとても刺激的でした。私にとっては業界の大先輩にあたる倫典さんですが、もともと呑兵衛同士で気が合うこともあって、移動中でも、ステージでも、打ち上げでも、とてもリラックスできた楽しいツアーでした

ツアー中の写真をまとめたページなども近いうちに作りたいと思いますが、ここでも何点か紹介しておきましょう。まず下の2枚の写真は、昨年12月にもお世話になった、前橋の「音処きしん」での初日ライヴより。今回も皆さんに温かく迎えていただき、とても盛り上がったライヴとなりました。打ち上げも楽しかったなあ〜。

続いて2日目が、仙台のtwo-fiveイベントホールでのライヴです。今回初めて伺いましたが、下の写真のようにとてもお洒落な、心地いいスペースでした。お客さんとの距離感も最高でした。得意のお客さんいじりもバッチリ!

右の写真は、ライヴ終了後のサイン会の様子。皆さん、ありがとうございました!

左は、移動中の郡山駅での写真。私が着ているのがユニクロのジャイアント馬場さんTシャツ。私にとっては貴重品ですが、先日べんさんに2枚プレゼントしてもらって、ちょっとゆとりができたため、移動中にも着ちゃいました。倫典さんが着ているのは、オリジナルのRynten・Tシャツ

最終日は、いわきのBAR QUEENでのライヴ。倫典さんは何度か出演されてますが、私は初めてお世話になりました。アットホームなとても素敵なお店でした。もちろん、それはそれは熱いライヴでしたよ! ライヴの写真と打ち上げの写真(KAIさん撮影)を、下にあげておきます。

打ち上げでいただいたカツオの刺身が最高でした! 遅くまで打ち上げにお付き合いいただいて、ありがとうございました。でも、翌日マスターおススメの高級ラーメンを食べて帰る予定が、寝坊して断念。う〜残念。。。次回は必ず!

Duck Bakerツアー無事終了!
次は、岡崎倫典さんとのツアー!

ダック・ベイカーを招いてのTAB主催ツアー「Duck Baker Japan Tour 2010」、無事終了しました。先ほど、ダックを空港までお見送りに行ったところです。各ライヴとも盛況で、ダックも「充実したツアーだった」と大変満足して、出発口へと入っていきました。私もダックとのツアーをとても楽しむことができました。各ライヴにご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!

暴飲暴食して大騒ぎしている自分自身のいつものソロ・ツアーと違って、海外からギタリストを招聘してのツアーは、いろんな意味で大変です。開催にこぎつけるまでの色んな交渉や手配もそうですが、ツアー中もいつもと同じマイペースというわけには行きません。それでもこうやってこの手の企画を続けていられるのは、色んな方々のサポートがあってのことです。いつも助けてもらって、皆さんには心から感謝してますよ〜!

ダックとのツアー写真は落ち着いたら整理して、いつものようにTABギタースクールのホームページにアップしたいと思います。どうぞお楽しみに。とりあえずここでは、新大阪駅新幹線ホームでのダック、私、天満俊秀クンの3シャット(上)と、最終日スターパインズ・カフェでの有田純弘さんが加わったトリオ演奏の写真(左)を挙げておきます。来年は、TABギタースクール設立20周年でもあります。15周年の時のように、またシリーズで何か企画しようかなとも思っています。皆さん懲りずに(笑)応援してくださいね!

でも、その前に今週末からは、岡崎倫典さんとのツアー<6/26(土)・前橋、6/27(日)・仙台、6/28(月)・いわき>です。倫典さんは、アメリカン・ルーツ・ミュージックの巨匠ダック・ベイカーとは打って変わって、メロディアス、お洒落、幻想的と三拍子揃ったモダン・アコースティック・ギター・ミュージックの大御所です。何度かご一緒させてもらっていますが、今回もとても楽しみなツアーです。日本人同士ですので、気兼ねなく暴飲暴食したいと思います(笑)。皆さんのご来場、お待ちしていますよ〜! ツアーの詳細はこちらで。

いよいよダック・ベイカー来日ツアー!

いよいよ今週からダック・ベイカーの来日ツアー(6/17〜20)が始まります。海外のギタリストを招いてのTAB主催ツアーは、1998年から取り組んでいますが、その第1回目の記念すべきギタリストがダック・ベイカーでした。今回は、6年ぶり7度目の来日です。

1970年代にステファン・グロスマンがプロデュースしていたキッキング・ミュール・レコードの看板アーティストとして歴史的な名盤をリリースしていたダックは、若き日の私を虜にしたギタリストのひとりでした。ベース・ラインをキープしながら独自のインプロヴィゼイションを取り入れる彼のフィンガースタイル・ジャズは、スウィングから、バップ、モダン・ジャズ、アフリカン・ジャズ、フリー・ジャズに至るまで膨大なレパートリーを誇り、そのサウンドは一人で弾いているとは思えないほどのグルーヴを感じさせてくれます。また、フィドル、バグパイプ、アイリッシュ・ハープの音楽をギターにアダプトするケルティック・フィンガースタイル・ギターの分野にも早くから取り組み、数多くの素晴らしいアレンジを残しています。まさに、フィンガーピッキング・ワールドの偉大なる先駆者といえましょう。

昔からのファンの方はもちろん、若い世代の方々にも、この機会に是非聴いていただきたいと思います。ツアーの詳細はこちらでどうぞ。私も全会場に同行し出演します。大阪には天満俊秀クン、最終日は有田純弘さんがゲスト出演してくれます。盛り上がること間違いなしですよ。では、会場でお会いしましょう!(左の写真は、2001年に開催のTAB10周年ライヴより)

鬼才、ダック・ベイカー6月来日!

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いよいよ来月6月は、ダック・ベイカーの来日です! 海外の凄腕ギタリストを招聘するというTAB主催コンサート・ツアーですが、ダックはなんと記念すべき第1回目(1998年4月)のギタリストだったんですよ。そして今回が、実に7回目の来日ですから、私のダックに対する敬愛の念がどれほどのものか分かってもらえると思います。音楽評論家のピーター・バラカン氏も惚れた、ダック・ベイカー。ここで、今一度その魅力を紹介しましょう!

私がダックを知ったのは、20代の前半の若い頃(1978~79年頃)でした。当時、ステファン・グロスマンがプロデュースしていたキッキング・ミュール・レコードの看板ギタリストとして、すでに数枚アルバムをリリースしていましたが、聴くたびに「なんでそんな風に弾けるの?!」って唸っていました。カントリー・ブルースマン達のプレイと同様、ステファンをはじめとするキッキング・ミュール・アーティストをコピーしまくってギターを学んでいたその当時、ダックのフィンガーピッキング・アプローチは私の中でかなり大きな興味の対象でした。

フィンガースタイル・ジャズのオーソリティであるダックですが、彼の場合、ジャズを単に素材として扱う“ポピュラー・ギター”ではなく、インプロヴィゼーションを必ずフィーチャーしているのが特徴。それも、コード・ソロや単音弾きが主体の一般的なジャズ・ギターとは異なり、ベース・ラインも同時に弾きながらのフィンガーピッキングでのアプローチです。ダックが、スウィングの名曲「Sweet Georgia Brown」を弾いている動画を張っておきます(↓)。アドリヴは、毎回違うので、とにかくライヴでの臨場感は格別ですよ。

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ジャズと並んで、ダックの重要なレパートリーのひとつが、ケルティック・ミュージック。アイルランド、イングランドなどに伝わる伝承音楽で、今日では世界的にかなりポピュラーになったジャンル。もともとは、フィドル、アイリッシュ・ハープ、バグ・パイプなどで、決してギター・ミュージックではなかったのですが、ダックはいち早くアコースティック・ギター1本での表現に着手し、膨大なアレンジと録音を残しています。ターロウ・オキャロランの名曲「Sheebeg and Sheemore」をダックが弾く動画がこれ(↓)。ハープのサウンド効果を出すクロマチック奏法やカウンターポイント・ラインなど、大きな手をストレッチしてのプレイは、まさにダックの真骨頂です。

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これらの動画ではナイロン弦ギターを弾いていますが、ライヴではもちろんスティール弦のアコースティック・ギターも弾きますよ。是非、生でその素晴らしいプレイに接してください!(ツアーの詳細こちら

スタンブリング・ベース

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私がギターを始めたのは、19才の時でした。大学に入った春、すぐに5月病になった私は、“流し”になろう!とギターを始めたのでした(笑)。飲み屋街などでギターを抱えてお店を回り「お客さん、一曲いかがですか?!」と歌を披露するあの“流し”です。今はもう見かけなくなりましたねえ。おっと、私が演歌歌手志望だったことは封印した過去でした(笑)。ま、そんな中、なにげに買ったギターの本に載っていたステファン・グロスマンの影響で、いつのまにかフィンガーピッキング、カントリー・ブルースの世界にどっぷりになった訳です。当時(1970年代後半)はビデオもなく、LPなどは海外のレコード会社から取り寄せたりし、来る日も来る日もレコードから耳でコピーしてました。懐かしいなあ。

そんな中で私がハマったギタリストのひとりが、1920〜30年代に活躍したブルースマン、ブラインド・ブレイクでした。彼のラグタイム・ブルースのグルーヴ感たるや半端じゃなく、何度聴いても惚れ惚れします。そのサウンドの秘密のひとつが、“バドン・バドン”と小気味よく決める彼の“スタンブリン グ・ベース”。二十代前半の多感な時期に、四畳半のアパートに籠もって、来る日も来る日もブレイクのサウンドに近づけるように、練習に明け暮れたもんです(う、けっこう暗い青春かも…)

先日(5/8)島村楽器奈良店で開催されたスタジオ内「ライヴ&トーク」の開演前に、いつも応援してくれている大阪の nogunoguしんちゃんのリクエストで、そのスタンブリング・ベースをゆっくり披露した映像をYouTubeに上げました(↓)。彼はいま頑張って練習しているとのことですが、ちょっとは参考になったでしょうか。

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「スタンブリング・ベース」というネーミングは、私の師匠のステファ ン・グロスマンが付けたものです。親指が隣の弦につまずくような感じから、名付けたのでしょう(Stumble=つまずく)。ステファンの弟子である私は、そのネーミングを昔からギター雑誌や教則本で使ってきましたから、国内では結構その名前が定着したと思います。ちなみに、ウッディ・マンは「ドラッギング・ベース」(drag=引きずる)、ボブ・ブロズマンは「ダブル・ベース」と呼んでいます。なるほど、それぞれ説得力のあるネーミングですね。ブラインド・ブレイク本人は、決して名前など付けていなかったでしょうし、体から湧き出るがごとく自然と身に付けたテクニックだったに違いありません。

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