Archive for 10月 25th, 2012
新作CD『猫とドラゴン』リリース!
私の新しいCD『猫とドラゴン』が、おかげ様で無事リリースされました。CDとしては、昨年の『Sakura』以来、通算8枚目(うち1枚は、ステファン・グロスマンとのデュオ)の作品となります。今回のCDは、ウルトラマンや怪獣の絵師として名高い開田裕治氏が中心となって開催される『群龍割拠 猫とドラゴン展』(場所:東京都美術館)の音楽のひとつとして制作しました。そのきっかけは、恐竜フィギュアで高い評価を受けている造形作家の竹内信善さんが、私をこの企画の音楽担当に推してくださったからでした。実は、信善さんは趣味でギターも弾かれ、古くから私のライブにも足を運んでくれる親しい間柄です。信善さん、ありがとうね〜。『猫とドラゴン』のCDジャケットには、彼がこの展示会に出展したフィギュアの写真を使わせてもらっています。収録曲など詳細はこちら。
10/21〜28の期間に開催されている展示会のほうへも、先日伺いました。【人間にとって最も身近な獣「猫」】と【神として想像された獣「ドラゴン」】という、概念上もっとも距離が離れた2つの獣“猫とドラゴン”をテーマにした、イラスト、日本画、マンガ、フィギュア…などが多数展示されていました。出展者は、アニメ・特撮・SF・ゲームなど、幅広い分野で活躍する錚々たるクリエイターの方ばかり。どの作品もとても印象深くて、つい時間の経つのも忘れて見入ってしまいました。私のギター・ミュージックが、このイベントを盛り上げるための一助となるのでしたら、こんなに嬉しいことはありません。展示会は10/28まで開催していますので、お時間のある方は、ぜひ足を運んでみてください。私のCDも販売してくれています。写真は、開田裕治氏(中)、信善さん(左)と会場入り口で撮った記念ショット。
このブログでも何度か書きましたが、このCDの録音時は、原稿やツアーなどいろんなスケジュールがバッティングしていて、かなり忙しかったのです。酒好きの私がしばらく飲めなかったくらいですから。でも、そのおかげで、幸い体重が少し減りましたが(笑)。そんな中なんとか録音を仕上げたのですが、予定通りにリリースするにあたって、南澤大介クンには特に感謝しなければなりません。CD制作にあたって非常に重要なミックスダウンとマスタリングの作業を、前作『Sakura』同様、今回も彼が手がけてくれたからです。「ソロ・ギターのしらべ」でお馴染みの彼は、ギタリスト、作曲家、編曲家としてだけでなく、音を整える編集作業においても並々ならぬ能力を持っていて、とても助けられました。南澤クン、お忙しい中、本当にありがとうね〜。
急いでジャケット・データを仕上げてくれたデザイナーのChihiroさんにも感謝です。とにもかくにも、無事リリースされた私の新作CD『猫とドラゴン』。あとは、皆さまからのご注文をお待ちするのみです(笑)。アマゾンでも、TABネットショップでも、他にもいろんなお店で買えるはずです。よろしくね〜! 楽譜集も年内発売を目指して、これから頑張って作らなきゃ。また飲めなくなる?(涙)
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