十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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大地震からまもなく2週間

岡山、広島、博多と回った島村楽器スタジオ“ライヴ&トーク”ツアーから無事戻ってまいりました。ご来場くださった皆さま、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。東日本を襲った大地震で心が痛む中のツアーでしたが、お会いした皆さんに元気をもらった様な気がします。

大震災の傷跡は大きく、多くの尊い命が奪われました。何万人の方が家や家族を失い、多くがいまだ途方に暮れていらっしゃいます。私ができることは限られていますが、これからも支援と義務を果たしていきたいと思います。どうか一刻も早い復興と被災された方々の回復を心からお祈りしています。

また、大地震が原因で起きた福島原発のトラブルでは、多くの方は不安を感じる日々を余儀なくされています。復旧に携わっている関係者の皆さんのご苦労は計り知れないものがあると思いますが、どうか安心して暮らせる日々が一日でも早く来ますように!

今回の大震災のことは海外でも大きく報道されており、多くの友人やギタリストの方々からお見舞いのメールをいただきました。みんな心優しい方々ばかりでとても心配してくれています。赤十字に寄付された方や「こっちにしばらく疎開しては」と言ってくださる方もいて、本当に心温まる想いです。

そんな中、毎年4月に開催されるモリダイラ楽器主催『フィンガーピッキング・デイ』が予定通り開催されることが決定しました。毎年このイベントを楽しみにしている方も多く、このような状況においてアコースティック・ギター音楽が皆さんの心のよりどころとなればこんな嬉しいことはありません。また、TAB主催『トニー・マクマナス来日ツアー』も予定通り開催いたします。トニーも日本のことを心配してくれているミュージシャンのひとりです。彼の優しく美しい音楽が皆さんの心に届きますように。

トニー・マクマナスのサンプル音源(↓)
Tony McManus is playing Chalaneru and An Ciarraioch Mallaithe / Muireann’s Jig (from the CD『The Maker’s Mark』).

皆さん、大丈夫でしょうか!

今回の地震で東北地方や関東などでとても大きな被害が出ています。皆さんの安否がとても心配です。まだ余震なども続いており、予断を許さない状況ですので、二次災害も含めどうかこれ以上被害が大きくならないように祈っています。

私の方は、地震の時、TABの事務所(ビルの3階)にいました。大きな揺れを感じたので、CDの棚が倒れないように押さえていたのですが、そのうちに身の危険を感じるほど揺れ出しました。うかつに外に出るのも危険かと思いましたが、ニュージーランドの地震のことも頭をよぎって、ウチのかあちゃんとビルの1階まで降りて様子を見ていました。近所の人たちもたくさん出てきて、それはもう大騒ぎでした。

揺れが治まったので事務所に戻ると、部屋の中はギターが倒れているわ、本やCDや書類が散乱しているわ、めちゃくちゃでした。片付けようとするとまた揺れ始めたので、再び外に避難…この繰り返しでした。電車は止まっていましたが、自宅の方も心配でしたので、幡ヶ谷から東小金井まで歩いて帰ることを決意。三鷹まで歩いてようやくタクシーを拾えて、今は無事自宅にいます。ご心配してくださった皆さま、お気遣い本当にありがとうございました。

これを書いている間にも、いろんなところで地震が起きているようでとても心配です。どうか皆さん、身の安全にくれぐれも気を付けてください。

夫婦揃ってミーハー写真!

今回は、2枚のミーハー写真をご紹介します。

まず1枚目(右写真)は、TAB女将のミーハー写真。写真の右端がトニー・マクマナス、真ん中がPRSギター代表のポール・リード・スミス氏。来月TAB20周年ライヴVol.3で来日予定のトニー・マクマナスが、PRSギターのイベントのために先日急きょ来日したときの1枚です。これがまた、かなりの強行スケジュールで、3/4の夜に日本に着いて、翌3/5に渋谷でイベントに参加し30分演奏して、自分の出番終了と同時に成田に向かうというものでした。その日私は以前から予定が入っていたため、顔を出すことができませんでしたが、その代わりにウチのおハルが行ってきました。メジャーどころのロック・ギタリストがメインで出演する中、アコースティック・ギター1本で圧巻のプレイを披露し、聴衆を魅了したそうです。この写真は、出番前に控室に挨拶に行ったときに撮ってもらった1枚です。

2枚目(左写真)のミーハー写真は、私の1枚。現アジア・タッグ王者との記念ショットです。向かって左にいるのが、真田聖也選手、右が征矢学選手。3/6の後楽園ホールでの全日本プロレスの試合会場で撮った1枚です。アジア・タッグ選手権は、初代王者にキング・コング、タイガー・ジョキンダー組が認定されたのが1955年、3代目が力道山&豊登組という、日本でもっとも歴史の長いタイトルですが、現チャンピオンは若くて元気いっぱいの二人です(真田選手:23才、征矢選手:26才)。真田選手は1月の渕正信選手の誕生会でお会いしたのを覚えていてくれて、うれしかったです。まだまだ上を目指して、頑張ってもらいたいです!

とまあ、夫婦揃ってミーハーな写真を撮って悦にいっているのでした。。。(笑)

お疲れ様! TABギタースクール生徒さん発表会!

2/27に、恒例のTABギタースクール生徒発表会『36°5』で開催されました。今回も、皆さん、気合いの入った演奏を披露してくれました。会場は熱気ムンムン! 感動的な演奏、笑いを取るユニークなパフォーマンス、心温まる演奏…とても有意義なイベントとなりました。持参されたギターも、高級手工アコースティック・ギターから、リゾネーター・ギター、12弦ギター、ユニークなB級ギターまで、様々なタイプがずらり勢揃い! 音色の違いなども楽しめる、ギター好きにはたまらない楽しい一日でした。演奏された皆さん、どうもお疲れ様! 応援に駆け付けてくれた皆さんもありがとうございました。もちろん打ち上げが盛り上がったことは言うまでもありませんが、二次会まで行って一番飲んでいたのはやっぱり私でした。(右はダイジェスト写真。こちらのページでもご覧いただけます。)

こりゃ、ありえんでしょ!

鈴鹿、四日市、岡崎の島村楽器スタジオ・ライヴ三連戦から無事戻ってまいりました。今回は、ヒストリーのNT-501とNT-01(旧モデル)、そしてナショナル・リゾネーターStyle-Nの3本のギターを用いて、パフォーマンスさせてもらいました。三連休で色々ご予定があるところを駆け付けてくださった皆さま、本当にありがとうございました! また、お店のスタッフの皆さまにも大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。

で、何が「ありえん」ことだったかというと…。
鈴鹿ライヴ終了後、大阪から参加してくれたしんちゃんとユッコちゃん、富山から来てくれた佐賀クンと、イオンモールの中で食事をしていこうということになり、4人で和食屋へ入ったときのこと。私は、店頭の食品サンプルで気になった「でかかき揚げ天丼」を注文したのです(以下、しんちゃんが撮ってくれた写真でご紹介します)。

(↓)これが、店頭にあるそのサンプル。

(↓)ところが、実際出てきたのは、サンプルをさらに上回るデカさ!
いくらなんでも、こりゃありえんでしょ!

(↓)最初こそ笑顔の私でしたが…。

(↓)油っこい上に、食べれど食べれど標高が下がらないため、
だんだん必死の形相に…。

(↓)それでも根性で完食! でも、どことなく顔が引きつってます。。。

(↓)その後、胃がもたれてもたれて、だんだんつらくなってきました。
左は、健康的な注文をしてゆとりの佐賀クン。

※追記(2011/2/14)
イオンモール鈴鹿ベルシティ店のHPで、当日のライヴ&トークの様子をレポートしてくれました(→こちら)。

久々のプロレス観戦

今年も、あっという間にもう2月半ばに差し掛かろうとしています。もうちょっとゆっくり進んで欲しいよなあ、時間ちゃんよ! 何かと慌ただしい毎日を送っていると、時の経つのも早く感じるのですかね。。。そんな中、先日、久しぶりにプロレス観戦に行ってきました。会場は、水道橋の後楽園ホール。渕正信選手から直接購入した特別席で、目一杯声援を飛ばして楽しんできましたよ。

下の写真は、我らが渕正信選手のハイアングル・ボディスラム。もうベテランの域の渕さんですが、シンプルな技でも十分にお客さんを楽しませてくれます。私の永遠のアイドル、ジャイアント馬場さんの弟子として、馬場さんを語れる貴重なレスラーでもあります。まだまだ長く現役を続けてくださいね!
さすが、“王道”全日本プロレス。若い選手の試合からメインまで、どの試合もかなりハードでスリリング! 下の写真のように、私も思わず力が入ります
観戦を終わって帰る頃には、下の写真のように、私もすっかり気合いを注入されていました。「よし、オレも頑張るぞ!」って感じでしょうか。ちなみに、私の左側にいるオジサンは、大学時代の同級生のえいいっつぁん。この軽い笑顔からすると、彼はどうも気合いを注入されなかったようですね(笑)
さて、今週末は、鈴鹿(2/11)・四日市(2/12)・岡崎(2/13)の島村楽器スタジオで“ライヴ&トーク”3連戦です。プロレス観戦で注入された気合いを保ったまま、各会場に参上しますよ。皆さんのお越しをお待ちしています!

小倉&博多へのショート・ツアー

先日は、島村楽器さんの小倉リバーウォーク店(1/29)と福岡イムズ店(1/30)で、ライヴ&トーク開催のため、ショートな九州遠征に行ってきました。

小倉店は、以前はラフォーレ小倉の中に入っていて、そちらには過去に何度か伺ったことがあるのですが、1年前に移転した現在のお店には今回が初めての訪問でした。小倉店が入っているリバーウォーク北九州は、中が吹き抜けになった今風のお洒落な作りの建物で、ナウい若者で賑わっており、そんな中へギター3本を抱え、機材のスーツケースを引きずって入っていく姿は、周りから見ると結構異様だったでしょう。まあ、場所がどこであろうとそんな格好は異様でしかないですけどね。。。(笑)

ご来場の皆さん、応援&熱い質問の数々、どうもありがとうございました! スタッフの皆さん、大変お世話になりました。そういえば、担当の北田さんが私がプロレス・ファンであることに気を利かせて、ステージ後ろのポップの両脇に、プロレス写真を貼って盛り上げてくれました。

ステージ全体写真がこれ(↓)。

ポップの横の写真を拡大すると(↓)。

あちゃー、これはアントニオ猪木じゃないですか! あの〜、私は、ジャイアント馬場信者なんです。。。まあ、プロレス冬の時代といわれる現在、馬場か猪木かで相変わらずわーわー言ってる私の方が珍しいのかも知れませんね(笑)。

翌日は、福岡イムズ店で開催。このお店も、何度もお世話になったお店です。今の店長の高保さんは、もう10年以上も前、彼が入社したての新人時代に、長野の松本店でのギター・クリニックを担当してもらったことがありました。時を経ての再会でしたが、今や店長さんとして立派に出世されて感慨無量でした。それに比べて、私は相変わらず同じようなことやってるなあ。。。まあいいか(笑)。

この日は、遠くから駆け付けてくださった方もいて、超満員で熱気ムンムンの中、私自身も楽しくライヴ&トークを務めさせてもらいました。皆さん、どうもありがとう! スタッフの皆さんもお世話になりました。せっかくカメラを持って行ったのに、この日は撮るのを忘れました。残念。。。

終了後、東京へ戻るスケジュールでしたので、片付けた後、空港へ。諫早から駆け付けてくれた山本さんが空港まで付き合ってくれて、空港内の博多ラーメン屋で打ち上げ。ビール、焼酎、餃子、焼豚ポン酢、黒とんこつラーメン、そしてもちろん替え玉…短いながらも、楽しく美味しい時間でした。山本さん付き合ってくれてありがとう!

飛行機で羽田に着いてからも、幡ヶ谷の事務所までは電車の乗り換え2回の長い道のりです。おまけに荷物がいっぱいの移動ですから、事務所に着いた頃にはすっかり酔いも覚めてました。そのままおとなしく寝るのもなんなんで、ライヴ&トークに参加してくれたミエちゃんから差し入れてもらったイカ明太をつまみに、ビールと焼酎で、二次会ともいうべき“ひとり打ち上げ”に突入。イカ明太は、ちょっとだけつまむつもりが、あまりに美味しかったので「もう一口、もう一口…」と、結局、全部食べてしまいました。。。う〜ん、よく考えたら、魚卵系とビールって痛風に一番よくないかも。。。まあいいか(笑)。

プロレス界へ本格参戦、間近?

全日本プロレスの重鎮、我らが渕正信選手の57才の誕生パーティーに参加してきました。とても盛況な誕生会で、渕さんも凄く嬉しそうでした。長くプロレス界に貢献してきた渕さん、やはり多くの人たちに愛されているんですねえ。お誕生日、おめでとうございます!

私は渕さんの若手の頃も知っているし、世界ジュニア・ヘビー級王者だった全盛期の頃(1980年代後半〜1990年代半ば)もよく応援していたのですが、直接お話ししたのは、昨年11月に新潟行きの新幹線でばったりお会いしたときが最初でした。それからたかだか2ヶ月で、誕生会にまで堂々と参加しているとは、我ながら図々しいなあ。。。そして、さらに図々しいことに参加されていたプロレスラーの皆さんと写真を撮りまくってきました

この日の主役の渕選手、そして船木選手とパチリ!

政界進出が期待される西村選手とパチリ!

日本人最重量レスラーの浜選手とパチリ!

明日の全日を担う若手有望株のKAI選手、真田選手とパチリ!

全日本プロレスの2/6後楽園ホール大会、観戦に行きますよ。みんな頑張ってね〜!

写真&コメントのページ、アップしました!

デヴィッド・レイブマン初来日ツアーの「写真&コメント」のページをようやくアップしました。ツアーの日程ごとに、コメント付きで写真をいろいろアップしてあります。ライヴにご来場くださった方も、いらっしゃれなかった方も、是非ご覧ください(→こちらへ)。

ツアー中はたくさん写真を撮るので、そこからセレクトしてまとめるのは結構大変な作業です。スペースの関係もあるので、やむを得ず候補から外さざるを得ない写真もあります。でも、こうやってツアー写真をまとめておくと、ツアー中の様々な思い出がよみがえってきて、楽しい気分になりますねえ。これまでのツアー写真もたまに眺めると、なつかしいなあ。。。これからもまだまだたくさんの思い出を作っていきたいです!

レイブマン・ツアー、無事終了!

“クラシック・ラグタイム・ギターの伝説のパイオニア”デヴィッド・レイブマンを招いての「TABギタースクール創立20周年記念ライヴ・シリーズ」Vol.2、無事終了いたしました。各会場とも多くの方にご来場いただき、盛況に開催することができて、ギターを始めた頃からデヴィッドのアレンジに魅了されていた私としてもとても感慨無量な感じです。ご来場くださった皆さま、関係者の皆さまには心から感謝いたします。また、車の移動でお世話になったワンダートーンの坂本さん、末次さん、ゲスト出演してくれた浜田隆史クン(東京)、天満俊秀クン(大阪)、土師剛クン(名古屋)…皆さん、本当にありがとうございました。

ラグタイムは、元々は1900年代初頭にピアノで演奏されていた音楽でした。そのアプローチを参考にして、1920〜30年代のカントリー・ブルースマン達は、ブルースを独自なギター・サウンドに発展させました。一般的にそういったスタイルを“ラグタイム・ブルース”と呼びます。一方、カントリー・フィンガーピッキングの分野においても、“〜ラグ”というタイトルの曲が多数見受けられることからも分かるように、よりモダンな白人的なグルーヴが加味された様々なレパートリーがクリエイトされてきました。“ギャロッピング・ギター”という愛称でも語られることも多いのが、そのスタイルです。そのようにして、ラグタイム音楽の影響で、ギターで弾くラグが確立されていったのです。

そんな中、ピアノで弾かれたラグタイムを極力忠実にギターに置き換えられないものかという試みにいち早く着手したパイオニアがデヴィッド・レイブマンなのです。ちょっとややこしい話ですが、音楽としては“クラシック(古典的な)”ラグを取り上げていますが、アプローチとしては新しいので“コンテンポラリー(現代的な)”ラグタイム・ギターと呼ばれてきました。映画『スティング』でラグタイムがリバイバルする10年以上も前から、その作業に着手してきていて、コンテンポラリー・ラグタイム・ギターの歴史は、彼から始まったと言っても過言ではないのです。現在68才のレイブマン氏ですが、今回の初来日ツアーでは、幅広い新旧レパートリーをたくさん披露してくれ、感動的で心温まるライヴをしてくれました。

ニューヨークの大雪の関係で帰りの便がキャンセルになったりしたトラブルがありましたが、レイブマンさんご夫妻は、昨日無事帰国の途につきました。長いフライトですが、帰ったらゆっくり休んでもらいたいと思います。毎度のことですが、ツアーが終わったら私自身もバタバタと忙しくなってしまいました。でも、なんとか時間を見つけてツアーの写真ページやレポートなどをまとめたいと思います。近日中にアップしますので、どうぞお楽しみに!

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