十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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写真&コメントのページ、アップしました!

デヴィッド・レイブマン初来日ツアーの「写真&コメント」のページをようやくアップしました。ツアーの日程ごとに、コメント付きで写真をいろいろアップしてあります。ライヴにご来場くださった方も、いらっしゃれなかった方も、是非ご覧ください(→こちらへ)。

ツアー中はたくさん写真を撮るので、そこからセレクトしてまとめるのは結構大変な作業です。スペースの関係もあるので、やむを得ず候補から外さざるを得ない写真もあります。でも、こうやってツアー写真をまとめておくと、ツアー中の様々な思い出がよみがえってきて、楽しい気分になりますねえ。これまでのツアー写真もたまに眺めると、なつかしいなあ。。。これからもまだまだたくさんの思い出を作っていきたいです!

レイブマン・ツアー、無事終了!

“クラシック・ラグタイム・ギターの伝説のパイオニア”デヴィッド・レイブマンを招いての「TABギタースクール創立20周年記念ライヴ・シリーズ」Vol.2、無事終了いたしました。各会場とも多くの方にご来場いただき、盛況に開催することができて、ギターを始めた頃からデヴィッドのアレンジに魅了されていた私としてもとても感慨無量な感じです。ご来場くださった皆さま、関係者の皆さまには心から感謝いたします。また、車の移動でお世話になったワンダートーンの坂本さん、末次さん、ゲスト出演してくれた浜田隆史クン(東京)、天満俊秀クン(大阪)、土師剛クン(名古屋)…皆さん、本当にありがとうございました。

ラグタイムは、元々は1900年代初頭にピアノで演奏されていた音楽でした。そのアプローチを参考にして、1920〜30年代のカントリー・ブルースマン達は、ブルースを独自なギター・サウンドに発展させました。一般的にそういったスタイルを“ラグタイム・ブルース”と呼びます。一方、カントリー・フィンガーピッキングの分野においても、“〜ラグ”というタイトルの曲が多数見受けられることからも分かるように、よりモダンな白人的なグルーヴが加味された様々なレパートリーがクリエイトされてきました。“ギャロッピング・ギター”という愛称でも語られることも多いのが、そのスタイルです。そのようにして、ラグタイム音楽の影響で、ギターで弾くラグが確立されていったのです。

そんな中、ピアノで弾かれたラグタイムを極力忠実にギターに置き換えられないものかという試みにいち早く着手したパイオニアがデヴィッド・レイブマンなのです。ちょっとややこしい話ですが、音楽としては“クラシック(古典的な)”ラグを取り上げていますが、アプローチとしては新しいので“コンテンポラリー(現代的な)”ラグタイム・ギターと呼ばれてきました。映画『スティング』でラグタイムがリバイバルする10年以上も前から、その作業に着手してきていて、コンテンポラリー・ラグタイム・ギターの歴史は、彼から始まったと言っても過言ではないのです。現在68才のレイブマン氏ですが、今回の初来日ツアーでは、幅広い新旧レパートリーをたくさん披露してくれ、感動的で心温まるライヴをしてくれました。

ニューヨークの大雪の関係で帰りの便がキャンセルになったりしたトラブルがありましたが、レイブマンさんご夫妻は、昨日無事帰国の途につきました。長いフライトですが、帰ったらゆっくり休んでもらいたいと思います。毎度のことですが、ツアーが終わったら私自身もバタバタと忙しくなってしまいました。でも、なんとか時間を見つけてツアーの写真ページやレポートなどをまとめたいと思います。近日中にアップしますので、どうぞお楽しみに!

いよいよ本日(1/10)最終日!

“ラグタイム・ギターのパイオニア”デヴィッド・レイブマンを招いてのTAB20周年記念ツアーVol.2、各地で大好評を博しています。過去に歴史的な名盤を残しながらも、あまりライヴ・シーンに登場することのなかったデヴィッド。今回がもちろん初来日ですが、68才とは思えない素晴らしい完成度のフィンガーピッキング・プレイを披露してくれています。クラシック・ピアノ・ラグさながらの緻密なアレンジとグルーヴ、さすがはコンテンポラリー・ラグタイム・ギターの巨匠です!(下の写真は、名古屋TOKUZOでのライヴより)

ツアーもいよいよ大詰で、本日(1/10)東京曙橋のバックインタウンで最終日を迎えます。前売りチケットの売れ行きも上々で“残席少々”が出ていますので、ご希望の方はお早めに会場にご連絡ください。この記念すべきライヴをどうかお見逃しなく!(ツアーの詳細はこちら

こりゃ反則だなあ(笑)

遂に、“伝説のラグタイム・ギターのパイオニア”デヴィッド・レイブマン氏が初来日を果たし、昨日はTABの事務所に寄ってくれました。その時の写真↓。
この前もこのブログで彼の功績を書きました。映像も紹介しましたが、とにかく楽器としての可能性が違うピアノの曲をギターに置き換えるのは、容易なことではありません! ラグタイム・ピアノで欠かせないカウンターポイント・ラインを、彼が指板で楽々弾いてしまうその秘密のひとつはこれ↓。
ひえー、この手の大きさ! 左の小さい手は私の手です…。手の大きさがこんなに違うのに、ギターのサイズは同じ…こりゃちょっと反則だなあ(笑)。左は奥さんのマーシャさん。とにかく、今日(1/6)から、下記のスケジュールでツアーが始まります。皆さん、応援よろしくお願いします!

デヴィッド・レイブマン Japan Tour 2011 with 打田十紀夫
1/6(木) 東京 Acoustic Live Bar “36°5”
1/8(土) 大阪 5th Street(ゲスト:天満俊秀)
1/9(日) 名古屋 TOKUZO
1/10(月祝)東京 BACK IN TOWN(ゲスト:浜田隆史)

ツアーの詳細はこちら

今年もよろしく!

2011年、明けましておめでとうございます。年甲斐もなく相変わらずハチャメチャやっている私ですが、皆さん、今年もどうかよろしくお付き合いください!

思い起こせば、昨年も色々ありました。ソロでのライヴ・ツアーでは、 昨年も全国各地いろんな街を回ることができました。ジョイント・ライヴ・ツアーでも、有田純弘さん、ダコタ・デイヴ・ハル、ダック・ベイカー、岡崎倫典さん、ミッシェル・オーモン…そうそうたる方々と一緒にやらせてもらいました。光栄なことです。ご来場くださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当に ありがとうございました。ライヴやアフター・ライヴで皆さま方と分かち合った時間は、とても楽しく掛け替えのないひとときでしたよ。あ、そうそう、アメリカにも2週間ほど行きましたね。向こうでのステファン・グロスマン師匠と熱いライヴも一生の思い出です。

さて、今年がどんな1年になるのやら。今年は、TABギタースクールを設立してから20周年を迎える年でもあります。TAB旗揚げの頃(1991年)から見ると、随分世の中も変わりました。あの頃はメールやインターネットなどなかった時代ですからねえ。まあ新年早々あまり「あの頃は〜」の話はやめておきましょう。今年も“今を生きる”をモットーに進んでいきたいと思います。まずは、1/6から始まるデヴィッド・レイブマンとの巡業(詳細)に全力を注ぎたいと思います。それにしても、私がギターを始めたときから憧れのギタリストだったレイブマン氏を「20周年記念ライヴ・シリーズ」に招くなんて、20年前の自分が知ったら卒倒するだろうなあ

売れっ子レスラーみたい?

今月の中旬に発売になったシンコーミュージックMOOK「アコースティック・ギター・ブック32」に、「打田十紀夫2年ぶりのアメリカ・ツアー」と題して、10月のアメリカ遠征の様子が、日記形式で紹介されています。向こうでのステファン・グロスマンとのライヴやワークショップ、あるいはオフでの珍道中などを4ページにわたって書きました。興味深い写真もたくさん掲載されていますよ。また、そのMOOKに付属のDVDでは、今話題の折りたたみギター「Voyage-air Guitar」の“組み立て→デモ演奏→折りたたみ”のパフォーマンスも、私が担当しています。アコースティック・ギターが折りたためるという、なんともびっくりのギターですが、演奏性やサウンド・クオリティも高い注目のギターですよ(※デモ演奏のところで、曲のタイトルのテロップが「Mississippi Blues」と出てますが、正しくは「Pig Meat Strut」です)。

雑誌といえば、月刊「プレイヤー」誌に長年にわたって連載されてきたウッディ・マンの「Fingerstyle Blues」セミナーが最終回を迎え、今月末(12/29)発売の2月号からそれを引き継いで私が新しく連載を担当することになりました。「Fingerstyle Tips」というタイトルで、フィンガースタイル・ギターを弾く上で参考になるアイディアやテクニック、エクササイズ、フレーズなどを毎月ご紹介していきます。毎号1ページの連載ですが、初心者の方からある程度やってきた方まで、ギターを弾く方に幅広く参考になるページになればいいなあと思っています。どうぞよろしくね! 雑誌が発売になったら、プレイヤー誌のウェブサイト「Player On-Line」で、その連載ページで紹介した譜例の音源も聴けるようになるはずです。記念すべき第一回目は「パターン・ピッキングを用いての右手親指の独立演習」をテーマに、フィンガーピッキング初心者の方にも役立つベーシックな演習を取り上げましたよ。

それから、季刊で発行されているリットーミュージックMOOK「アコースティック・ギター・マガジン」では、創刊以来「アコースティック・ブルース・ギター講座」の連載を担当しています。こちらは見開き2ページの連載(音源も付属CDに収録)で、このところ、オープン・チューニングを用いたボトルネック・スライド奏法にスポットを当てていますが、次号「アコースティック・ギター・マガジン47」から「レギュラー・チューニングでのスライド」をご紹介する予定です。次号の発売は1ヶ月後の1/27ですが、こちらもどうぞお楽しみにね!

以上、三大音楽誌での掲載情報でしたが、これって、プロレス的に言えば、全日・新日・ノアと各メジャー三団体を渡り歩いている「売れっ子レスラー」ということになるのかな、私も。メインは張ってないけどね(笑)。

デヴィッド・レイブマンの偉大な功績

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先日「TABギタースクール創立20周年記念ライヴ・シリーズ」のVol.1として、フランスのミッシェル・オーモンの来日ライヴが無事終了したばかりですが、年が明けたら早々にそのVol.2として、デヴィッド・レイブマンとのツアー(1/6〜10)が始まります。その昔は「デイヴ・レイヴマン」と愛称で呼ばれることが多かったのですが、このところは作品などでも「デヴィッド」の表記で統一されているようです。

さて、このレイブマン氏、若いギター弾きの中にはあまり馴染みがない方もいるかも知れませんが、実はフィンガーピッキングの歴史において非常に重要な役割をした方なんです。1950〜60年代のアメリカのフォーク・リバイバルでルーツ・ミュージックが見直されるようになり、それと共にアコースティック・ギターが若者たちに身近な楽器となったその頃、レイブマンは当時のギター・ミュージックの可能性のはるか先に挑んでいたのでした。それは、20世紀初頭に流行ったピアノ音楽の「ラグタイム」やストリング・バンドで弾かれた「フィドル・チューン」をギターに置き換える試みでした。

レイブマンのアレンジは、ステファン・グロスマン、エリック・シェーンバーグ、デヴィッド・ブロムバーグ、ロリー・ブロックといった、当時の新進気鋭のギタリスト達に非常に大きな影響力を持ちました。スコット・ジョップリンの「Maple Leaf Rag」やダラス・ストリング・バンドの「Dallas Rag」を、ギター1本でレイブマンが弾くのを初めて目の当たりにしたとき、ステファン・グロスマンは本当にびっくりしたそうですよ。それが1961年のことといいますから、まさに「ラグタイム・ギターのパイオニア」といっていい存在なんです。レイブマンに教わった「Dallas Rag」をその後ステファンが十八番にしているのは、皆さんもご存じのところだと思います。

レイブマンと彼のいとこのエリック・シェーンバーグの合作で、ギタリストにとって歴史的名盤として知られる『The New Ragtime Guitar』が出たのは、実際にはそれよりかなり後で1971年です。それでも、スコット・ジョップリンのピアノ・ラグが脚光を浴びるきっかけを作った映画『スティング』の公開(1973年暮れ)よりも前なんですよ! ジャケット写真の右側がレイブマン。

私はアメリカで何度かレイブマン氏にお会いしていますが、紳士的でとても大らかな素敵な方ですよ。そんな彼を招いて、TABの20周年記念としてライヴを開催できることをとても光栄に思います(ツアーの詳細)。是非、この機会にライヴ会場に「伝説」を見に来てください。前売りチケットは、TABネットショップで扱っていますので、お早めにどうぞ! 近年の映像を2曲ほど下にアップしておきます。『The New Ragtime Guitar』から40年も経ていますので風貌は別人?!(笑)ですが、まだまだ元気! 相変わらずハードに指を動かして、素敵なラグタイム音楽を聴かせてくれます。

「Nola」<p><em>There is embedded content here that you cannot see. Please <a href="http://blog.tokiouchida.com/?p=1129">open the post in a web browser</a> to see this.</em></p>

「Ragtime Oriole」<p><em>There is embedded content here that you cannot see. Please <a href="http://blog.tokiouchida.com/?p=1129">open the post in a web browser</a> to see this.</em></p>

新店「もつの屋」!

最近、TAB事務所の近所(幡ヶ谷駅の上)にカウンターだけの小さいラーメン屋さんが開店しました。その場所自体は決して悪くないのですが、家賃が高いのか、なぜかお店が長続きしなくて、これまでに結構コロコロお店が変わっています(なかには数ヶ月しか持たなかったお店も…)。天丼屋だったり立ち飲みのバーだったりしたこともあるのですが、ここ数年はラーメン屋さんが入ることが多くて、今回のそのお店「もつの屋」で4連続ラーメン屋です。

開店から10日ほどの間に、私はすでに7〜8回も行っていて…、そう、かなりの頻度で行っているということですね。早くも全メニューを食べましたが、あっさりした塩ラーメンの上に牛もつ煮込みが載っている「塩もつラーメン」がオススメ。この店は続いて欲しいなあ。。。頑張って通わなきゃ!

そんな中、昨日はその「塩もつラーメン」に「もつ」を載せ忘れられるハプニングが! ネギや岩ノリをトッピングで頼んだから、いろいろゴチャゴチャ載り過ぎてて、忘れたんでしょうね。もちろんちゃんと指摘して別皿で出してもらいましたよ。多めにサービスしてくれたから、かえってラッキーかも! あ、痛風にはよくないか…。

で、ふと思い出したのが、ちょっと前のこと、深夜に「すき家」で「食べラー・メンマ」を頼んだときに、「食べるラー油」を載せ忘れられたことがありました。つまり、ただのメンマが出てきたんです。そのときは、こっちも酔っぱらってたから、食べ終わってから気づいたんです。でも、バイトのその女の子が可愛いかったから、そのまま許しちゃったなあ(苦笑)

浜松&静岡でのライヴ&トーク終了!

12/18&19の静岡県の島村楽器2連戦ショート・ツアー(イオン浜松市野店と静岡パルコ店)から無事戻りました。ご来場の皆さん、お店のスタッフの皆さん、どうもありがとうございました!

ライヴ&トークで「イオン浜松市野店」に伺うのは2年ぶりです。前回もご来場くださり、さらに比較的近くの「プレ葉ウォーク浜北店」で昨年開催したときにもご来場くださった方が何人もいらっしゃいました。ひえ〜うれしい〜! 何度も足を運んでくれて感謝感激です。ご来場の皆さん、本当にありがとう! 下の写真は、いつも応援してくれている佐助クンとプロレスごっこしているところ。初めてコブラツイストをかけたという割りには、なかなか堂に入っているなあ。

終了後は、かなりローカルな遠州鉄道で、浜松まで移動。実はこの前日まで、てっきり翌日開催の静岡への前ノリのスケジュールだと勝手に思い込んでいて、先月ライヴでお世話になった「LIVING ROOM」へ飲みに行くことにしていたのですが、島村楽器さんから届いた行程表を見たら、泊まりが浜松になっていました。マスター、飲みに行けなくて申し訳ない。。。う、かくなる上は、浜松で一杯やるしかないなと浜松の名物を急きょチェック。

浜松といえば「鰻」は当然なのですが、先ほどコブラツイストをかけてくれた佐助クンの話では、「浜松餃子」なる名物があるというではありませんか。興味を持った私は、浜松駅の近くで、店先に大きく「浜松餃子!」と出てる居酒屋を見つけ突入。佐助クンから聞いていた情報では、円形に並べた鉄鍋餃子の真ん中にもやしが載っているとのことでしたが、私が入った居酒屋のそれはごく普通の餃子でした。ただ、確かにもやしは載っていましたねえ(真ん中ではなく、お皿の端にですが。。。)。下の写真が、私の食べたその「浜松餃子」。

翌日は、島村楽器「静岡パルコ店」でライヴ&トーク開催。先月の「LIVING ROOM」ライヴにご来場くださった方も何人か来てくれて、ホントありがたいことです。ライヴハウスでの夜のステージと、島村楽器さんのスタジオでの昼のライヴは、それぞれ違う味わいがあると思うので、今回も楽しんでいただけたと思います。たくさんのご来場、ありがとうございました。下の写真は、店頭に飾ってあったポスター(左写真)と、この日のライヴ&トークの様子(右写真)。

終了後に東京に戻るスケジュールでしたので、TABの事務所に戻るまでアルコールはお預け。なんせ、ギター3本と機材を運んでいるので、アルコールが入るとツライですからね。でもその分、東京に戻って、ひとり打ち上げではじけましたよ〜!

ミッシェル・ライヴの写真ページ、
アップしました!

師走で何かと慌ただしい毎日ですね〜。私も、今週末に浜松と静岡に出かける他は演奏関係でのスケジュールは入っていないのに、レッスン・打ち合わせ・原稿・飲み(笑)…などいろんな予定に追われています。そんな中、先日開催した「ミッシェル・オーモン Live in Japan 2010」の写真&コメントのページをアップしました。ライヴにいらっしゃった方も、いらっしゃれなかった方もどうぞご覧ください(→こちら)。

いまヨーロッパは寒波の影響で大雪だそうで、ミッシェルは日本に来るときにパリの空港でほぼ一日足止めを食らいました。ライヴに間に合わなかったらどうしようと、私も少しハラハラしましたが、旅行代理店で仕事をしている彼の息子さんが日本への別の便を手配してくれて、無事来日できました。帰りも、ドイツのフランクフルト経由でパリへ帰る便が欠航になって、空港でまたもや足止めを食らったそうです。

そんなトラブルはあったものの、日本滞在中はライヴの他にも、タカミネギターの工場を訪問したり、京都・奈良観光にも行ったり、旅を存分に楽しんでくれたと思います。スムーズに旅行してもらうために、ウチのおハルも、旅館やホテルの手配、電車のスケジュールの行程表などで、お手伝いしました。ミッシェルご夫婦には、2008年の私のパリ・ライヴでお世話になりましたので、私達としてはその時のお礼もしたかったのです。日本には「一宿一飯の恩義」(笑)という言葉がありますからね(実際は三泊もさせてもらいましたが)。

ところで、TABギタースクールは来年創立20周年を迎えます。ミッシェル・ライヴもその記念ライヴ・シリーズのVol.1として開催しました。Vol.2は1月の“ラグタイム・ギターのパイオニア”デイヴ・レイブマン初来日ツアーです。こちらもどうぞよろしくね! で、早速20周年のお祝いに、TAB生徒の高辻さんがこんな素敵なギターの模型を作ってくれました(左写真)。手作りです! 細かいところまでよくできていて、こんなのよく作れますね〜。ありがとうございます。TABの事務所に飾らせてもらいますよ〜。

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