十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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充実の北海道、そして激痛が。。

私自身にとっては数ヶ月ぶりの巡業となる今年の北海道ツアーは、新型コロナ禍のなか開催そのものが危ぶまれましたが、小樽「A.LIVE」札幌「Mellow」旭川「アーリータイムズ」札幌「フライアーパーク」の4会場で無事開催することができました。ライヴにおいても移動においても、常に除菌・消毒・換気などに気を使わなければならない状況でしたが、私もとてもエキサイティングで充実した時間を過ごすことができました。コロナ禍の大変な中、各会場にご来場くださった皆様、開催してくださったお店の皆さんには心から感謝です! そして2会場でサポートしてくださった渡辺幹也さん、オープニングを務めてくれた柳谷さん、大変お世話になりました。

実は、今回のツアーでは予期せぬアクシデントも。。北海道に着いてから4日目辺りでしょうか、右足に痛風が発症したのです。今年はすでに2回出ていたので、もう出ないだろうと完全に油断していました。右足の人差指あたりに出て、それがその後足首に飛び火し、結果右足全体が象の足のように腫れ上がるという、なんとも痛ましいことになったんです。ライヴでの演奏には支障はなかったのですが、とにかく痛みのためゆっくりと歩くことしかできず、20メートル先のコンビニに買い物に行くときでもお年寄りの方々にも追い抜かれてしまうという有様。見るに見かねて、東京へ戻る日に札幌のホテルから空港までタクシーを手配してくださったK先生に、なんとお礼を申し上げればいいやら。。

これを機に体調のコントロールをもっと真剣に考えなければならないなと思っている次第です。深く反省しています。ただ、たくさんの美味しいものを食べれたしとても楽しい時間を過ごしましたので、後悔はしていません(笑)。下に写真とコメントを何点かアップしましたので、ご覧ください。

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(→)数ヶ月ぶりの巡業、東小金井駅から気合十分で出発です。ギター3本と機材の入った大きなスーツケースなどいつもの大荷物に加え、カバンの中には除菌&消毒グッズも

(←)Tシャツの胸にはジャイアント馬場さんが! これで怖いもの無しです(笑)。

(→)新千歳空港に迎えに来てくれた渡辺幹也さんと最初に向かったのは、空港近くの美味しいラーメン屋さんと評判の「IORI(イオリ)」。かなりグレードの高い味噌ラーメンでした。やはり北海道で食べる味噌は格別です。後で知ったのですが、なんと大仁田厚が絶賛したお店とのこと。幹也さんとは、この日この後、○○や○○などにも行ったのですが、詳細は伏せておきます(笑)。

(←)ライヴの初日は小樽「A.LIVE」。昨年までの場所から移転されて、今回初めて伺います。コロナ禍で自粛していた巡業を再開した記念すべき最初のライヴでした。写真は、オーナーの小山内さんも交えての終演後の記念写真。

(→)ライヴの二日目は、いつもお世話になっている札幌「Mellow」。今回の巡業では準備万端で、除菌グッズの他、フェイスシールドも持参しました。写真は、ご来場のヨーコちゃんの撮ってくれたもの。まるで、正体バレバレの覆面レスラーですね(笑)。
ただ今回のツアー、ステージと客席のソーシャルディスタンスを各会場が考慮してくれたため、ライヴ中はシールドを使わずに済みました。

(←)同じく札幌「Mellow」ライヴの様子。モーリスの新シグネチャー・モデルSC-145U、北海道初上陸です!

(→)札幌といえば、ラーメンの他ジンギスカンも忘れてはいけません。写真は、オフの日に幹也さんが連れて行ってくれたお店でのジンギスカン風景。ビールが合うんです。お店が閉店時間にならなければ、永久に食べ続けることができるような美味しさでした。実は、この日飲みに行く前に、右足にやや違和感を感じていたのです。このときに手を打つべきでした。。

(←)案の定、翌朝右足に激痛が! 足の人差指あたりに痛風発症です。移動日のこの日は、足を引きづりながら旭川へ。そして旭川に着いたら行かなければならないところが! 靴が履けないので途中の100円ショップでサンダルを買い、向かった先は「蜂屋」。いつものように焦がしラードを濃いめでお願いし、でも身体のことを考えて白ネギと輪ネギをトッピング
あまりの美味しさに、ビニール袋に入れた靴を忘れてお店を出てしまったほどです。足をひきづってゆっくり歩いているので、走って持ってきてくれた店員さんにすぐ追いつかれましたが(笑)。

(→)「蜂屋」に行けて大満足の私は、翌日の旭川ライヴの日は会場入りまではホテルでゆっくりしてよう。と、思っていたのですが、“ラー友”木村クンより「ラーメン行きませんか?」のお誘いが(笑)。というわけで、旭川の有名店のひとつ「青葉」へ。それにしても、足に激痛が走っているにもかかわらず嬉しそうに食べますねえ、私(笑)。

(←)旭川ライヴはずっとお世話になっている「アーリータイムズ」で開催。集まってくださった皆さん、本当に有難う。ライヴも打ち上げも楽しい時間でした。このライヴ写真は、木村くんと同じく旭川の“ラー友”しづこさんが撮ってくれました。

(→)今回の北海道巡業の最終ライヴは、再び札幌に戻って「フライアーパーク」で開催。幹也さんがゲストボーカルとして第二部で加わってくれました。新刊「打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト」もたくさんの方に買っていただき嬉しかったです。

(←)「フライアーパーク」の向かいの、遅くまでやってる居酒屋「十万馬力」で打ち上げようと思ったら、なんと時短営業。。仕方なく「びっくりドンキー」で大人しくハンバーグを食べて帰りました。そういえば、初日の小樽の帰りも「びっくりドンキー」でした。

(→)東京へ戻る飛行機は久しぶりに窓際の席でした。足先が痛かった右足ですが、いつの間にか足首の方まで腫れちゃってて(汗)。でも、北海道巡業を無事達成できた満足感が大きいので、帰りの道中辛くなかったです。今回もたくさんの皆さんに応援していただいて、心から感謝です。また来年、北海道に戻ってくるときには、新型コロナ感染防止対策のみならず、痛風対策も万全で来たいと思います(笑)

今週末から北海道へ!

今年の「北海道ツアー2020」は、ベスト盤CD付き楽譜集「打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト」発売記念として、以下の会場のみ開催です!

6/12 (金) 小樽A.LIVE
6/13 (土) 札幌Mellow
6/16 (火) 旭川アーリータイムズ
6/18 (木) 札幌フライヤーパーク

詳細はこちら

諸々準備しました。除菌・消毒を徹底して開催します。ご来場のお客様にはマスク着用をお願いしております。また、体調のすぐれない方のご来場はお控えください。

今年も北海道へ伺えることができて、本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします!

  

第7回は「Lonely One」!

YouTubeにアップしている<Tips for『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト (CD付き)』>、第7回まで来ました。今回は「Lonely One」。運指上でのアイディアなど色々レクチャーしてます。最後まで見てくださいね〜。( ´ ∀ ` )ノ

第7回 「Lonely One」

『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』紹介ページ
TABネットショップ → こちら ※全収録曲のサンプル音源が聴けます。
amazon → こちら

第6回はクローハンマー・バンジョー・サウンド!

Tips for『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト (CD付き)』第6回をアップしました。若い頃のクローハンマー・バンジョーへの憧れをギターで表現したオールドタイム・ミュージック・メドレーです。

第6回 「Pretty Polly/Shady Grove/East Virginia」

『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』紹介ページ
TABネットショップ → こちら ※全収録曲のサンプル音源が聴けます。
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♪ YouTubeの“Tips for〜”シリーズに、第4回、第5回をアップ!♪

新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト (CD付き)』に掲載した曲を練習する上でのヒントをご紹介する、YouTubeの【打田十紀夫チャンネル】の動画シリーズ…第4回、第5回をアップしました。練習の参考になれば幸いです!

実は、第5回の「Black Eye Blues」は2日前に別のテイクを撮り終えてました。ところが、動画をアップする際に確認したら、なんとナショナル・ギターの金属ボディに、ハンディ・ビデオ・レコーダーのスイッチを操作しているTAB女将、おハルが堂々と写り込んでいるではないですか!「心霊写真のようで面白いから、いいんじゃない」と説得したものの、女将に「絶対イヤ!」と拒絶されやむなく撮り直したため、アップするのがやや遅れました。幻の写り込みテイクはお蔵入り(笑)。

第4回 「じゃあ、また」

第5回 「Black Eye Blues」

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TABネットショップ → こちら ※全収録曲のサンプル音源が聴けます。
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新刊の演奏上のヒントをYouTubeにアップ!

先日発売になった私の新刊に掲載した曲を練習する上でのヒントをご紹介する動画シリーズ「Tips for『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト (CD付き)』」を、YouTubeの【打田十紀夫チャンネル】で始めました。これまで以下の3曲の解説をアップしました。今後もアップしていく予定ですので、練習の参考にしていただければ幸いです。

第1回 「思い出の鱒釣り」

第2回 「Blake’s Stumbling Rag Special」

第3回 「さくら」

『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』紹介ページ
TABネットショップ → こちら ※全収録曲のサンプル音源が聴けます。
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YouTubeにケルティック・ナンバーをアップ!

今年のゴールデン・ウィークは“ステイホーム週間”、皆様お元気でお過ごしですか? 私は、このところ飲みに行く機会が減ったものの食欲は相変わらずです。ツアーがない分運動不足で、体重がじわりじわり増加中…。またカロリミット飲み始めようかな。。(^。^;)

さて、先日の「Raggy Blues In E」と「Summertime」に続いて、今回はアイリッシュ・ホーンパイプ「The King Of Faeries」のフィンガーピッキング・アレンジをYouTubeにアップしました。この映像も2014年のもので、私のシグネチャー・モデル「Morris SC-16U」初回購入者の方への特典DVDに入れた曲です。この曲は、発売になったばかりの新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』にも収録されていますので、練習されている方は運指など参考になれば幸いです。

「The King Of Faeries」trad. arr. by Tokio Uchida

新刊の『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』をすでにご購入くださった皆様、本当にありがとうございます。まだまだ絶賛発売中ですので、どうぞよろしくお願いします! “当面送料無料”で頑張るTABネットショップは、ゴールデン・ウィーク中も発送していますよ〜。

『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』紹介ページ
TABネットショップ → こちら ※全収録曲のサンプル音源が聴けます。
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新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト (CD付き)』発売!

4/27発売の新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト(CD付き)』(リットーミュージック) が届きました! amazonで予約されていた方へも、TABネットショップで予約注文してくださった皆様へも早々に届いているかと思います。

“初のベスト盤”付き楽譜集の発売が、新型コロナウイルス禍で大変な時期になってしまい、複雑な心境です。例年ならゴールデンウィークで行楽真っ盛りですが、今年は“ステイホーム週間”。。とはいえ、この時期、自宅でギターを楽しむには持って来いなのではないでしょうか。CDは聴きものとして楽しんでいただけるクオリティにこだわりましたので、ギターを弾かれない方は聴いて楽しんでいたけると思います。24曲(トータル71分)も収録されていますので、聴き応え十分ですよ! TABネットショップの紹介ページでは、全収録曲のサンプル音源もアップしましたので、参考にしてください。“Tokio’s History”や“Tokio’s Keywords”など、楽譜以外のお楽しみページも興味深い内容ですよ(笑)。136ページに及ぶ本とCDのセットで、税込み3,080円という価格もリーズナブル、リットーミュージックさんじゃないとできない価格設定ですね。

TABネットショップでは、ご自宅でのギターライフを応援したいと思い、当面の間「1000円以上送料無料キャンペーン」を実施することにしました。ですので多くが送料無料です。ぜひこの機会にご利用いただければと思います。それでは皆様、どうか健康で充実した“ステイホーム週間”を送られますように!

YouTubeに映像2点アップ!

先の見えない新型コロナウイルス感染…。7都府県で緊急事態宣言が出され、ウイルスへの恐怖やこの先の生活を考えると不安ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。外出自粛…、食べたり飲んだりが楽しみの私は、いつも行くお店のことも心配になってしまいます。まあ出歩く機会が減った分、尿酸値が少しは下がったかな(飲み代も・笑)。それとギターを弾く時間が増えました。ライヴがない分、目の前のことにとらわれずに、自由に自分のペースで楽しんで練習できます。ギターを始めた頃の気持ちを思い出しています。

さて、私のYouTubeチャンネル久々に動画をアップしました。2014年の映像で新しいものではないのですが、私のシグネチャー・モデル「Morris SC-16U」初回購入者の方への特典DVDの中からの2曲「Raggy Blues In E」「Summertime」です。ご覧になってない方も多いと思います。楽しんでいただければ幸いです。4/27にはベスト盤CD付きの新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト』(amazonでの紹介ページ→こちら)が発売になりますので、それに関連した動画もアップできればいいなあ(あくまで予定ですが)。

「Raggy Blues In E」by Tokio Uchida


「Summertime」G. Gershwin, arr. by Tokio Uchida

4/27発売新刊 “リマスタリング” ベスト盤CD付き楽譜集!

新型コロナウイルス感染拡大が一向に収まらない中、皆さん不安な日々を送られていることでしょう。ミュージシャンやライヴハウス関係の方々、スポーツやエンターテイメントなどに携わる方々、飲食店を営む方々…本当にいろんな分野の方々が途方に暮れています。一刻でも早く、平穏な日々が戻ることを心から祈っています。

何が起きても比較的動じない私ですが、ツアーがたくさん中止になった今回ばかりはかなり応えてます。なんと痛風が今月2回も出ました。痛風って実はストレスが影響するんです。最初は右足の中指、今度は左足親指…。何度やっても痛いなあ、トホホ。

そんな中、私にとって僅かな希望の光が…! 昨年の暮れから作業していた新刊『打田十紀夫 フィンガースタイル・ギター・ベスト(CD付き)』(→右の写真が表紙)が、4/27にリットーミュージックから発売になるんです。これまでにリリースされた11枚のCDからセレクトした22曲と、新たに録音した未発表の2曲を加えた計24曲を収録したCDは、トータル・タイムが70分を超えるボリューム! ブルース&ラグはもちろん、ケルティックやオールドタイム、情緒的な綺麗系、エキセントリック系など、色んなタイプの曲&アイディアが満載です。

フィンガーピッキングにのめり込んで大学を辞め、ギターとバイトに明け暮れていた若き日に初めて作った妖しい曲 (笑)「山椒魚の散歩」や、今のフィーリングで弾いた「Slow Blues in E 2020」といった未発表新録テイクも含まれます。全24曲を、何度もお世話になった「キングレコード関口台スタジオ」エンジニアの辻裕行さんにリマスタリングしてもらい、サウンドも素晴らしいものとなりました。

それらの収録全曲をダイアグラムを付けて完全採譜し、大きい菊倍版で136ページのゴージャズ本です(←左写真は裏表紙)。「河津」や「Texas Connections」は、海外レコーディングしたテイクで、コピー楽譜は今回初公開です。楽譜の他に「Tokio’s History」などオモシロ読み物的なページは、笑ってやってください(笑)。価格はなんと税込みで3,080円!

そして何より表紙の写真! カメラマン星野俊さんの手にかかると、このように渋カッコよくなるんです(笑)。 amazonでは予約も始まっているようです(こちら)。皆様、どうぞよろしくお願いします!

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