十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

Flower

春のソロツアー2015、皆さんありがとう!

ツアーから戻るやいなや締め切り仕事に追われていたために、ご報告が遅くなりましたが、中国地方を回った「春のソロライヴ・ツアー2015」、無事終了いたしました。たくさんの方々のご来場、本当にありがとうございました! ライヴ開催に当たって、お力添え下さった関係者の皆さまにも心から感謝いたします。

Exif_JPEG_PICTURE周南「Live House Gumbo」福山「福山ロックセンター」松江「松江AZTiC canova」鳥取「Bar Matchbox」総社「スタジオ・ザ・ブーン」神戸「アップルギターズ」…どの会場のライヴも忘れることのできないものとなりました。本当に楽しかったなあ。。。今すぐにでも、また皆さんに会いに行きたいくらいです(笑)。右の写真は、最終日のアップルギターズでのインストア・ライヴの様子。私のプロデュースでデビューCD「セント・トーマス」をリリースした土師剛クンとのブルース&カリプソ・セッションもエキサイティングでした

各地で美味しいものもたくさん食べました。下の写真は、左から福山「一丁」での尾道ラーメン、「朱華園」の叉焼麺、別府さんに連れていってもらった松江の「をっちゃん」ラーメン…。スープを飲み干したかどうかは、ノーコメント(笑)。
1-Iccho  3-Wocchan2-Shuukaen

さらに、岡山で三宅さんにご馳走になった「くりはら」の鰻、ニンニクでスタミナ万点「ベトコンラーメン」、それと一緒に食べた量が半端でない「唐揚げ」…。まだまだ他にもたくさんのご馳走を頂いたんです。幸せでした〜。でもはっきり言って、体重計にのるのが怖いです(笑)。
4-Kurihara6-Karaage  5-Betocon

土師剛/セント・トーマス 〜カリプソ・フィンガースタイル・ギター〜!

TAB-1018フィンガースタイル・ギタリスト土師剛クン(はじ ごう、岡山県在住:30歳)のCD「セント・トーマス 〜カリプソ・フィンガースタイル・ギター〜」が、私のプロディースにより、いよいよTABからリリースされることになりました。土師クンは、昔から私のライヴやギター・クリニックによく来てくれていましたが、ある時から、“カリプソ”という音楽にはまりました。カリプソはカリブ海の島々、特にトリニダード・トバゴを中心に発展した2/4拍子の陽気な音楽で、アメリカ南部のブルースと同じように、元々は労働歌から発展した大衆音楽です。イギリスの植民地だった時代から、黒人系の色んな人種の人たちの様々な文化が融合することで、音楽的にも独自の進化を遂げたのでしょう。何が土師クンをカリプソに熱中させたのか…きっと感性がぴったり合ったのでしょう。彼の前世は、トリニダードのバナナ農園で働いていたかも知れません(笑)

3-20_02彼は定期的に、アコースティック・ギターのフィンガースタイルにアレンジしたカリプソの曲、あるいはカリプソ・テイストのオリジナル曲を私に披露してくれたのですが、聴くたびにクオリティを上げていて驚かせてくれたものです。彼にはウッディ・マン、ボブ・ブロズマン、ステファン・グロスマンらとのツアーでオープニング・アクトをやってもらったりしましたが、彼らもみな土師クンの個性溢れる音楽を賞賛してくれました。努力家で謙虚な彼ですが、その情熱はただならぬもので、世界三大カーニバルのひとつ「トリニダード・カーニバル」を肌で感じるために、本場トリニダード・トバゴにも出向いたほどです。

カリプソだけでなく、ブルースにしろ、ケルティックにしろ、奥深く歴史のあるルーツ・ミュージックの肩書きを背負ってやっていくということは、並大抵のことではありません。私は常々「アイドルを目指すわけではないのだから、急ぐことはない。本物の実力が身に付いたときには力になるよ」と言ってきましたが、いよいよその時が来たと確信しプロデュースの運びとなりました。CDの収録曲や詳細はこちらでご確認下さい。45秒のサンプル音源も5曲ほど聴けます。今週末から始まる下記の私のソロツアーでも、総社と神戸で彼のプレイを見ることができますよ。真面目なヤツでまだまだこれからも伸びるでしょう。皆さんも応援してやっていただければ嬉しいです!

打田十紀夫 ~春のソロライヴ・ツアー2015~
●2/28 (土) 周南・Live House Gumbo
●3/1 (日) 福山・福山ロックセンター
●3/3 (火) 松江・松江AZTiC canova
●3/4 (水) 鳥取・Bar Matchbox
●3/7 (土) 総社・スタジオ・ザ・ブーン(w/土師剛
●3/8 (日) 神戸・アップルギターズ(ゲスト:土師剛

ツアーの詳細はこちらで。

浜田クンとのBlues & Ragtimeライヴ、無事終了!

町田「万象房」で開催しました「打田十紀夫&浜田隆史 Blues & Ragtime」へのたくさんのご来場、ありがとうございました! 万象房は、毎年9月にバースデー・ライヴでお世話になっていますので、なんかまたひとつ歳をとったような不思議な気分になってしまいましたが(笑)、今回も楽しくやらせていただきました。

独自のチューニングを駆使する実力派ラグタイム・ギタリストの浜田クンですが、彼との付き合いは長く、1999年にはTABからリリースの彼の名盤CD「Climax Rag」もプロデュースしました。小樽ライヴでは何度も共演していますが、関東でのジョイント・ライヴは久しぶりでした。この日は、お近くの方はもとより、倉敷や水戸など遠方からご来場の方もいらして、満員御礼、本当に感謝感激でした! Blues & Ragtimeスタイルのソロとデュエットを存分に楽しんでいただけたと思います。
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今週末からは、私は中国地方を回る巡業です。お近くの皆さん、どうかよろしくお願いします。詳細はこちらで。

2015-3Tour打田十紀夫 ~春のソロライヴ・ツアー2015~
●2/28 (土) 周南・Live House Gumbo
●3/1 (日) 福山・福山ロックセンター
●3/3 (火) 松江・松江AZTiC canova
●3/4 (水) 鳥取・Bar Matchbox
●3/7 (土) 総社・スタジオ・ザ・ブーン(w/土師剛)
●3/8 (日) 神戸・アップルギターズ(ゲスト:土師剛)

馬場さん十七回忌大会で大活躍の渕さんが表紙に!

Shashinshuジャイアント馬場さんの命日だった1/31に、後楽園ホールにて「十七回忌追善特別興行」が開催されました。このところ、色んな仕事が立て込んでいるのですが、“馬場さん命”でここまで生きてきた私は行かないわけにはいきません(笑)。早めに会場に出向き、この日500部限定で発売された馬場さんの特別写真集も無事ゲット!(写真右)

第一試合から気合いの入った好試合の連続でしたが、特に最後の6人タッグマッチ「秋山準・大森隆男・渕正信 vs 潮崎豪・鈴木鼓太郎・宮原健斗」は、メインイベントに相応しい白熱の好勝負でした。中でも、61歳を迎えたばかりの渕さんは、この日のMVPと言っていい大活躍を見せてくれました。相手の若い3人からの激しい攻撃でヘロヘロになりながらも、Shu-Proドロップキック、ボディスラム、スモール・パッケージ・ホールドなど得意技を繰り出し、超満員の観衆の大フッチー・コールを沸き起こしたのでした。

そんな大活躍の渕さんが、本日(2/4)発売の週刊プロレスの表紙に登場しました(写真左)。先ほど書いた馬場さん追善試合で、潮崎のチョップを何発も食らい、胸元から流血しながらも踏ん張っている写真です。絵になるなあ〜。この号は、馬場さんの特集も載っていて、永久保存版です! そんな渕さんと昨日は、表紙登場を祝って新宿の「魚山匠」で一杯。フッチー、おめでとう(写真下の左)。 ついでにお店の新人えりちゃんとも記念写真(写真下の右)。ひえ〜、かわいすぎ〜。Eri-chan
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Back In Townライヴも無事終了!

Exif_JPEG_PICTURE“期待のブルース・ガール”大久保初夏ちゃんとのアコースティック・ブルース・ツアー、最終日の曙橋「Back In Town」ライヴも無事盛況に終了しました。ご来場下さった皆さま、本当にありがとうございました! 海外のギタリストにしても、日本人ギタリストにしても、オジサン(?)ギタリスト達とツアーすることが多かっただけに、こんなうら若き女性ギタリストとのツアーは私にとって非常に新鮮でした。おかげで、私のオヤジ・トークも絶好調でしたよ(笑)。

Exif_JPEG_PICTURE初夏ちゃんは、普段は自らのバンドを率いてエレキ・ギターを弾いているのですが、ブルース&ゴスペル・ミュージックに対して抜群のセンスを持ち合わせているので、アコースティック・ギターのプレイもなかなかのものです。重厚感あるボーカルも大変好評で、今後ますます楽しみな逸材ですね。早くドームでやれるようになって、私を呼んでおくれよ〜。どんなガウン着て花道を登場しようかな、ワクワク…ちょっと違うか(笑)。

今年もよろしく!

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします!

昨年もいろんな街に伺ってライヴを開催することができました。ご来場の皆さま、応援して下さる皆さま、本当にありがとうございました。昨年暮れには、そんなツアーの合間を縫って書いたCD付き教則本「39歳からの本格アコースティック・ギター」もリットーミュージックから無事発売になりましたし、順調な一年だったと思います。

とはいうものの、昨年は反省する点も多かった1年でした。酔っ払ってどこかで転倒し流血して帰った事件。その際、携帯をなくしてしまいました(涙)。なぜか阿佐ヶ谷駅で降りて改札辺りで座り込んでいたところを、上野クンが救ってくれ、東小金井まで送り届けてくれました。上野クン、ご迷惑掛けました。

あと、ラーメンを完食完飲し過ぎたのが原因かどうか、かなりの高血圧も判明。さらに声帯ポリープも発見されるなど、いろいろ薬を飲むはめになってます。歳とるといろんなことが出てきますね。今年はヘルシーに行きたいです(笑)。

そのためにも年末年始はゆっくりしたかったのですが、いま取りかかっている仕事でずっとこもりっきりでした。唯一、3日に全日本プロレスの新春大会を観戦行ったくらいかな。その後は、渕正信選手と美味しいお酒を飲みましたが、楽しすぎてまた危うく飲み過ぎるところでした。気を付けなきゃね(笑)。

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何はともあれ、今年も皆さんよろしくね! まずは、今週末1/10(土)バックインタウンでの大久保初夏ちゃんとのライヴ、皆さんのご来場お待ちしています!

打田十紀夫&大久保初夏 Acoustic Blues Live
●2015/1/10 (土) 東京・Back In Town
詳細・前売りチケットお申し込みは、こちらで。

初夏ちゃんとの秋田・青森ライヴ、無事終了!

大久保初夏ちゃんとのツアー、秋田・青森編、無事大盛況に終了いたしました。秋田は、いつもお世話になっている三田村さんに企画していただいて、今年も「カフェ・ブルージュ」でライヴ開催でした。ご来場下さった皆さん、ありがとうございました! 酒田ライヴでいつもお世話になっているケンにぃとリエちゃんもはるばる来てくれてビックリ嬉しかった〜。スリムになったPAの山手クンや片岡夫妻にもお会いできて嬉しかったです。片岡クン、病気されてたと聞いてびっくり。元気になって良かった! 打ち上げも楽しい時間でした。ママさんのピアノ、初めて聴きました。素敵でしたよ〜!

青森は、弘前ライヴに来てくださる野宮さんが企画して下さって、初めてお世話になる「ジパング」でライヴ開催でした。青森県には毎年ライヴに来ていますが、青森市でのライヴは本当に久しぶりでしたが、たくさんの方に温かく迎えていただいて、本当にありがとうございました! マスターの田中さん、大変お世話になりました。野宮さんには、何から何までお世話になって、本当に感謝です!(今回の初夏ちゃんとのツアーには、TAB女将おハルが同行していないので、ライヴ写真がなくてスミマセン。)

今回のツアーでは、ライヴの他に、青森市のFM青森「ラジmott!!」、弘前のFMアップルウェーブ「ゴゴナビ」にも初夏ちゃんとゲスト出演し、生演奏も披露しました。アップルウェーブは、毎年伺っている「アサイラム」のホントに近くで、マスターの斎藤さんが顔を出してくれて嬉しかったです。

それにしても、秋田・青森はやはり寒かったです。そして、雪! 出かける前から「雪が大変ですから、滑らない靴で来てください」と聞いてはいたのですが、いやはや、もうそれは本格的な雪でした。

↓下の写真は、秋田へ向かう新幹線の窓から(左)、青森に向かう電車の窓から(中)、青森の街中(右)。とにかく雪だらけ〜!
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でも、秋田では三田村さんの車で、青森では野宮さんの車で移動しましたので、トラブルもなく快適なツアーでした。ホントお世話になりました!

さて、私のツアーには付きものの暴飲暴食ですが、先日、高血圧が判明して以来ややセーブ気味です。それでも、秋田では必ず食べる末廣ラーメンには行きました。ネギ入れ放題なのが嬉しい!(↓下の左写真) いつもなら、秋田一泊で3回は行くのに、今回は1回だけにしましたから、ちょっとは大人になりましたかね(笑)。でも、末廣ラーメンの店内で見かけたこの張り紙(↓下の右写真)。よく読むと、ここのスープは“血管をしなやかにし、動脈硬化を防ぐ”って書いてあるではないですか! 思わず「スープ完飲してもいいのでは?」と頭をよぎりましたが、我慢しました。うん、大人だね(笑)。
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青森では、「青森魚菜センター」で話題の「のっけ丼」(↓)を食べました。好きなものを選んで、好きなだけ乗っけることができるドンブリなんです。「サザエのキモ」「タコもつ」は痛風にはよくないと知っていながらも、、、スミマセン、乗っけてしまいました(汗)。初夏ちゃんは、私よりもっといっぱい乗っけてましたよ(笑)。若いっていいなあ〜。
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寒い秋田、青森へのツアーでしたが、熱いライヴができたし、たくさんの方にお会いできたし、美味しいものも食べられたし、そして可愛い初夏ちゃんと旅できてハッピーでしたね〜。新幹線の中のこの写真(↓)、友人の全日本プロレスの渕正信さんにメールで送ったら「仲の良い父と娘って感じですね」って返事が来ました。う〜ん、親子かぁ…。それ以上には見えないってことですね(涙)。
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初夏ちゃんとのAcoustic Blues Liveシリーズ、残すは1/10の東京「バックインタウン」のみ。すでに残席少々となっておりますので、どうぞお早めにお申し込み下さい!

打田十紀夫&大久保初夏 Acoustic Blues Live
●2015/1/10 (土) 東京・Back In Town
詳細・前売りチケットお申し込みは、こちらで。

驚きの軽さ「スタ☆カポ」登場!

stacapo-1先日の初夏ちゃんとの大阪&名古屋ライヴからデビューした小物をご紹介しましょう。久留米精工の田中利夫氏が開発したカポタスト「スタ☆カポ」です(→)。

初めて手にしたときにびっくりしたのがその軽さ。超々ジュラルミンを素材から削り出したというこのカポの重量は何と12.58gということですが、実際に手にしてみると、その数値以上に本当に驚きの軽さなんです。間違いなく世界一軽いカポでしょう! 軽いということは、その分ギターの響きを損なわないということになります。さらに特筆すべきは軽さだけではなく、装着時に指板のRへ非常にしなやかに順応する点です。 それでいて、板バネの特性を利したスナップでガッチリ締まるという画期的なカポ。取り付け方は下の写真を参照して下さい。
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それにしてもこの軽さ…ギターをはじめツアーで荷物の多い私には非常にありがたいです。stacapo-5持って回っていますので、興味のある方はライヴ会場で声をかけてくれればお見せしますよ。

田中氏のご厚意でTABネットショップでもお取り扱いしています(こちら)! TAB通販ならではの特典として、“TAB”と型押ししてある「スタ☆カポ持ち運び用布袋」が付きますよ〜!(右写真)しかも送料無料〜。^o^)v

初夏ちゃんとのライヴ、前半終了!

大阪「5th Street」、名古屋「Slow Blues」で開催の「打田十紀夫&大久保初夏 Acoustic Blues Live」無事盛況に終了いたしました。いや〜盛り上がったなあ〜。ご来場の皆さん、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!

いろんなギタリストとツアーをしてきましたが、こんなうら若き女性とツアーするのは初めてでしたので、ワクワクのツアーでした(笑)。でも、初夏ちゃんは確かに若いですが、実は小学生の頃からドラマーとしてツアーしたこともあり、芸歴は凄く長いのです。ご覧くださった皆さんはお分かりだと思いますが、ステージングも堂々としたものです。ライヴではたくさんのブルース・デュオを演奏しましたが、私自身とても楽しく演奏することが出来ました。

↓大阪「5th Street」ライヴの様子。
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↓名古屋「Slow Blues」ライヴの様子。右は日比さんのオール・ナトーをかかえて記念写真。
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↓ちらっと名古屋ライヴの映像もご紹介しておきます。

さて、続いては秋田(12/21)青森(12/23)で開催です。この時期は、たぶん、いや間違いなく(笑)とんでもなく寒いと思いますが、そんな寒さを吹き飛ばすライヴをお約束しますので、ぜひ皆さんご来場下さい! 詳細はこちらで。

打田十紀夫&大久保初夏 Acoustic Blues Live
●12/21 (日) 秋田・カフェ・ブルージュ
●12/23 (火祝) 青森・ジパング
●2015/1/10 (土) 東京・Back In Town

「39歳からの本格アコースティック・ギター」発売!

東京ビッグサイトで開催された、3年ぶりの「2014楽器フェア」、盛り上がりましたね。本当にたくさんの人がご来場されていました。私は11/22(土)と11/23(日)に、モリダイラ楽器さん主催のデモ演奏をさせていただきました。皆さん、ご声援ありがとうございました! 下はデモ演奏の様子です(↓)。左がアトリウム中央ステージ、右がモリダイラ楽器ブースでの演奏です。TAB女将のおハルがFBに他の写真もあげていますので、そちらもご覧ください(22日23日)。
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さて、その楽器フェアで先行発売された私の新しいCD付き教則本「39歳からの本格アコースティック・ギター」が、本日(11/25)楽器店や書店、ネットショップなどで一般発売になりました。このところはもっぱらライヴを第一に考えて活動していて教則本の執筆は控えていましたが、from39largeリットーミュージックのN氏から「こだわりの世代に向けた本格的な内容でいきたい」という要望をお聞きし、久しぶりに教則本執筆を引き受けることにしました。“なんで39歳?”とも思いましたが、偶然にも私の今年自称39歳と一致しているし(笑)

でも、ツアーや雑誌の連載(そして、飲みに行く時間・笑)など、すでに入っているスケジュールの合間を縫っての執筆・譜例作成・楽譜浄書は、はっきり言ってちょっとハードでもありました。なにしろ、A4変形版の144ページという、かなりのボリュームでお願いされましたので…。CDの収録トラックも計98にまでなりました。“過ぎてしまえばみな美しい”と歌った流行歌がありましたが、今となっては原稿を書きながらツアーした日々が美しい思い出です。

とにかく私が使うテクニックやアイディアのほとんどを網羅し、ブルース、ラグタイム、カントリー、ジャズ、ケルティック、ニューエイジ、オールドタイム、フォーク、童歌…様々なサウンドが満載の一冊です。それでいて、1,900円(税抜き)という非常にお求めやすい価格になっているんですよ。巻頭8ページはカラーページになっていて、使用したギターのカッコいい写真なども掲載されています。タイトルこそ「39歳からの~」になっていますが、39歳未満のこだわりを持った若い世代の方々にもぜひ手にして欲しいと思っています。ちなみに上限はありませんので、100歳以上の方もどうぞよろしくお願いします(笑)。

※リットーページの商品紹介ページ(→こちら)。収録トラックの一部ではありますが、試聴コーナーもありますよ。
※TABネットショップでもお取り扱いしています(→こちら)。

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