十紀夫語録

打田十紀夫オフィシャル・ブログ

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東北ツアー思い出話(その1:八戸編)

八戸、弘前、秋田、酒田、盛岡、村上と回った“『SAKURA』発売記念”東北ソロライヴ・ツアー、無事終了しました。各地で皆さまに温かく迎えていただき、本当にありがとうございました。心に残るたくさんの思い出ができた、充実したツアーでした。そんな思い出話を忘れないうちに書きたいと思います。

今回のツアーは、直前の九州ツアー中にも近づいてきていた台風15号と共に北上することとなりました。九州ツアー中は、私の「晴れ男パワー」でその接近を阻止していたのですが、九州ツアーが無事終わって気を抜いた途端、勢力を増して北上を開始したのでした。そのため、切符を買ってあった八戸行きの新幹線が急に運休になって、冷や汗ものでした。駅の窓口で訊くと、後続の電車も運休の可能性があるというではありませんか。待合所で待つ間、こんなときだけ調子いいのですが、神様に「どうか走って!」とお祈りしました。その結果、なんとか走ってくれました。神様、ありがとうございました!(&お調子者ですみません。)

八戸で豊島さんが車で私をピックアップしてくれて、会場の「パワーステーションA7」へ直行。ぎりぎりのスケジュールでしたが、無事開場に間に合いました。さすがに台風直撃の暴風雨の中でしたので、ライヴに来られなくなった方も多くいらしたようですが、なんとかライヴを敢行。打ち上げも、豊島さんの行き付けのお店へ、志村さん、蹴揚さんらと暴風雨のなか全速力で走って辿り着き、無事敢行しました。ツアー初日から大変な一日となりましたが、打ち上げでいただくビールは最高です。写真は、八戸名物「せんべい汁」です。いや〜美味しかった〜! (つづく)

レコ発ツアー九州編その1:朝倉・大分・高鍋

 “レコ発ツアー九州編:その1”と称して、朝倉・大分・高鍋と回ったツアー、無事終了しました。ご来場くださった皆さん、応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。撮ってもらった写真などをご紹介しながら、楽しかったツアーを振り返ってみます。

 今回は、ライヴ初日の前日(9/16)に大分入りして、大分OBSラジオの収録がありました。地元の人気DJ、ドクター・マーサーさんの30分番組「Dr.マーサーとカレイなる仲間たち」に出演し、トークと生演奏を収録しました。放送は10/8(土)17:00〜だそうです。

マーサーさんとの記念写真(↓)

 その後、湯布院で、中村医院の七森先生、恩塚さんと、温泉、美味しい料理とお酒で久々にゆっくりさせてもらいました。でも、前ノリしてあまりに気が緩むと、7年前の“ライヴ直前転倒事件(→参照)”のようなことにもなりかねないので、「初日はまだ始まっていないんだよ」と自分に言い聞かせながら(笑)ゆったりくつろぎました。

 翌日のライヴ初日(9/17)は、福岡県朝倉市にある「音茶」で開催。昨年、岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴ・ツアーで伺ったライヴハウスで、今回ソロで初登場となります。とても楽しくライヴを務めさせていただきました。ご来場の皆さん、どうもありがとうございました!

音茶ライヴの写真(↓)

 もちろん、打ち上げもフィーバー。音茶ママさんの手料理をはじめ、諫早から駆け付けてくれた山本さんの差し入れ「福田屋の鰻」や初めて食する塩クジラなど美味しい肴で、九州入り2日目も大満足。

これが噂の「塩クジラ」(↓)。後ろはオープニング・アクトを務めてくれたなゆたさん

 翌日(9/18)の昼、音茶マスター羽野さんが「ここに来たらこれを食べんと」と、近くの和食屋「ニュー長田屋」へ連れて行ってくれ、私の好きそうなものをずらりオーダーしてくれました。初めて食べる食感に感動! 昼なのに、ビールが進む〜! 下に写真を紹介しておきます。でもこれって、痛風にはよくないものばかりだったりして…。

馬のレバー刺しとハツ刺しの盛り合わせ(↓)

馬のホルモン炒め(↓)

地鶏のズリ(砂肝)刺し(↓)

 この日は大分でライヴ。音茶ライヴに来てくれたジェイムスさんが車で大分まで送ってくれました。大分ライヴの会場は、昨年に続いて「Fサウンドカフェ」。今回はお客さんがちょっと少なかったけど、それでも阿蘇から遠路はるばる来てくれた方もいらして、うれしかったです。ご来場の皆さん、本当にありがとう!

 翌日の昼には、大分に来たからには絶対寄らねばというくらい大好きな「鳴門うどん」へ恩塚さんと出陣。うどん(そば)がトリプル(3玉分)でも1玉分の値段で食べられるという、とてもありがたいうどん屋さんなんです。私は、当然の3玉を注文。恩塚さんはちょっと弱気の2.5玉を注文。もちろん楽勝の完食!

丼が2つありますが、ひとつは恩塚さんの分ですよ。念のため(笑)(↓)

 今回のショートな九州ツアー(その1)の最終日(9/19)は、高鍋の「ドルフィー」で開催。通算3回目の登場です。地元の温かいお客さんで満員のなか、とても気持ちよくライヴをすることができました。おじいさんの実家があるという天満俊秀クンもゲストで出演してくれました。ありがとうね〜!

ドルフィー・ライヴの写真(↓)

 もちろん、打ち上げでも大盛り上がり。地鶏のたたき、もも焼きなど宮崎の名物で飲む焼酎は最高!

 誕生日から半月も経っているのに、川野さんがバースデー・ケーキを用意してくれました。CD『SAKURA』のジャケット・デザインの飾りが! ありがとうございました!

 九州へは、“倉敷&九州編(その2)”として、また11月中旬に諫早・鹿児島・宮崎に伺います。何はともあれ、台風15号が近づくなか、何とか乗り切ったこのツアー。東京にいったん戻って翌日すぐ、台風15号と共に(ついてこないでよー!)今度は東北ツアーに出発。東北の皆さんどうぞよろしく!

新CD『SAKURA』発売記念ソロライヴ・ツアー(東北編)
●9/21(水)八戸・A7
●9/22(木)弘前・ASYLUM
●9/23(金祝)秋田・カフェ・ブルージュ
●9/24(土)酒田・Blues Hiro
●9/25(日)盛岡・すぺいん倶楽部
●9/26(月)村上・楽屋

「倫典&十紀夫」in 東京・三宮・広島

7月から始まった今年の「岡崎倫典&打田十紀夫 ジョイント・ライヴ・ツアー」。全12回シリーズの最終章(東京・三宮・広島)が無事終了しました。どの会場も本当にたくさんの方々にご来場いただき、応援していただきました。倫典さんとのデュオやセッションが良かったという声もたくさんいただきました。いろんな方々にお世話になり、とても充実したツアーでした。皆さん、本当にありがとうございました!

この最終章の初日、東京(9/9)での会場は、私も倫典さんも何度もお世話になっている「バックインタウン」。今回も「満員御礼」となり、ありがたい限りです。12/27にここで「プロレス&ギター“ライヴ&トーク”」を一緒に開催する全日本プロレスの渕正信選手も応援に駆け付けてくれました。下の写真はライヴの様子。演奏もトークも初日からハイ・テンションでしたよ。

 

翌日(9/10)は三宮へ移動し、創作家具のお店「木國堂三宮店」でのライヴです。下の写真のように、お店の中には素敵な高級家具がたくさん。

そんな家具の展示場が、ご覧のようにライヴ会場に早変わり。お客さんには、売り物のテーブルと椅子でくつろぎながらライヴを楽しんでいただきました。木國堂さんの店内は、演奏している側もリラックスできる雰囲気満点の空間でしたよ。素敵な会場でライヴをやらせていただき、本当にありがとうございました!

 

三宮でのライヴ開催に木國堂さんをご紹介くださったが、「アップルギターズ」の花井さん。私がTABギタースクールを設立する頃から何かとお世話になっています。下の写真は、ライヴ前に倫典さんとアップルギターズにお邪魔して撮った花井さんとの記念写真。店内には、輸入&国産の新品やヴィンテージなど凄いギターがずらりと並んでいましたよ。

 

最終日(9/11)は、倫典さんの故郷、広島で開催。会場は、初めてお世話になる「Live Juke」。広島ライヴでいつもお世話になっているYoshiさんがブッキング・マネージャー&PAを務めるライヴハウスです。この日は、Yoshi & Paulineでオープニング・アクトも努めてもらい、Yoshiさん大忙し。ご無理言ってすみませんでした。

「ジューク」というお店の名前は、ジュークボックスとお店がある「19」階を引っ掛けているとのこと。19階からの夜景はとても美しく、否が応でもライヴの雰囲気を盛り上げてくれます。下は「倫典&十紀夫」のライヴの様子。

今回の打ち上げは、お好み焼き「五エ門」へ。美味しく食べて飲んで、とても楽しい時間を過ごしました。下は乾杯写真。

Paulineさんの計らいで、なんと、私の名前が入った「バースデーお好み焼き」が登場。うれしい〜! せっかくなんで「ケーキ入刀」…じゃなかった「お好み焼き入刀」に「さらさ」のアイリッシュ・ハープ奏者Machikoちゃんを指名し、下の写真のように仲むつまじく「ケーキカット」ならぬ「お好み焼きカット」。すっかり悦に入っていた私だったのですが、、、なんと、私とMachikoちゃんの手の間に、いつの間にか倫典さんの手が入っていたのです。知らない私は、このにやけ顔でさすさすしていました。。。(涙)

 

楽しかったツアーから東京に戻って、次はソロで九州(朝倉・大分・高鍋)、東北(八戸・弘前・秋田・酒田・盛岡・村上)とライヴが続きます。「ハイ・テンションをキープして頑張るぞ〜」と言いたいところなんですが、出かける前に仕上げなきゃならない仕事が何点か。。。10月に出る改訂版「ラグタイム・ギター」の最終校正と、アコギ・マガジンの連載執筆と録音と、それから、えーっと。。。飲みの約束もあったりして(笑)。

バースデー・ライヴ・ツアー

「CD発売記念」「バースデー・ライヴ」をくっつけたツアーから、無事戻ってまいりました。たくさんの皆さんにご来場いただき、そして誕生日を祝っていただき、本当に私は幸せ者です。皆さんに心から感謝したいと思います。

初日は町田の「万象房」。昨年もバースデー・ライヴでお世話になったお店です。お馴染み、斎藤ヒロシさんがオープニングで登場。初公開のオリジナル・インストも素晴らしかったですが、70年代フォークを意識した「最後の手紙」はウケ狙いの曲でありながら、なかなかいい曲でしたよ。私も、万象房に集う音楽通の皆さんに温かく迎えていただき、とても楽しくライヴすることができました。

ライヴの様子(↓)。立ち見のお客さんまで出て超満員! 熱気ムンムン!

自称36才の私のために、「36」の数字ローソクが立ったバースデー・ケーキを用意してくれました(手違いで最初ローソクの立て方が「63」になってました・笑)

今回も皆さんに心温まる寄せ書きをしていただきました。皆さん、本当にありがとう! 斎藤さん、似顔絵ありがとさんです!

近所の居酒屋での打ち上げでは得意の「サンマの化石食い」を披露し、2軒目のラーメン屋でもこれまた得意技(?)「豚骨スープ完飲」を披露し、初日から絶好調でした。

翌日は、静岡の「Living Room」で開催。昨年の11月以来、二度目のライヴです。居心地のいいまさに“リヴィングルーム”のようなアットホームなお店で、今回もとてもリラックスしてステージを務めることができました。ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました!マスターの岩科さん、今回も大変お世話になりました。今回お会いできませんでしたが、次回は美人の奥さまにもまたお目に掛かりたいです

ご来場くださった元TAB生徒の松本さんが撮ってくれた写真です(↓)。ライヴ終了後、CDにサインしているところですね。

マスターからいただいた誕生日プレゼント(↓)。アコースティック・ギターとリゾネーター・ギターのアイシングクッキーです! 食べるのがもったいないなあ〜。

ライヴ終了後は、マスターにご紹介いただいたお店での打ち上げに直行。美味しい肴と焼酎で楽しい時間を過ごすことができました。写真を撮らなかったのが残念ですが、「海つぼ」(巻き貝の一種)旨かったなあ。先端部まで完璧にキレイに取り出して食べましたよ〜。呑み助には最高の逸品でした!

翌日の浜松への移動は、なんと松本さんが車で送っていってくれることに。ちょうど大型の台風12号が来ているだけに助かりました。TABに通ってくれていた頃のことや一緒にプロレスを見に行った話など、昔話で盛り上がってのドライヴ。楽しい一時でした。でも、外は嵐のようなすごい雨でした。移動中、車の中から撮った写真(↓)。

浜松に到着後、松本さんが炭火焼うなぎ専門店「うな吉」に連れていってくれました。こんな感じに焼いているのです(↓)。香ばしい香りが匂ってきそうな、美味しそうな写真でしょ?

実際、最高に美味しかったです(↓)。鰻は大好き〜。松本さん、ご馳走様!

私は究極の「晴れ男」で、荷物が多い割りに雨で困ったことはあまりないんです。実は今回も、台風が来ているものの、雨が降ったのは車に乗っているときとホテルの部屋にいるときだけでした。私が外に出ると止むのです。このツアーでますます自信を深めました。

浜松ライヴは、初めてお邪魔する「なんでモール」。地元で熱心にフィンガーピッキングで活動する佐助クンの紹介で実現することになりました。なんとライヴの入場時に、ジャイアント馬場さんのテーマ曲「王者の魂」を流してくれ、しかもステージ前にロープまで!(2本でしたが…。) いや〜うれしいなあ〜。気持ちよく、ロープをくぐってリングイン、いやステージイン。粋な演出、ありがとう!

打ち上げで行ったお店の前で記念写真(↓)。かなり行っちゃってますね(笑)。

さらに、すぅざんさんの強烈な水平チョップが胸板に炸裂! すぅざんさん、ペンダントのプレゼント、ありがとう(チョップもありがとう)!

浜松ライヴの翌日、東京に戻りましたが、この日はバースデー・ツアーを締め括る飲み会が。なんとプロレスラーの渕正信さんが誕生日を祝う飲み会を六本木でセッティングしてくれたんです。

まず一軒目は、渕さんが20年も通っているという「あぶらや」。新鮮な刺身、焼き魚、お酒もずらりと揃った、飲兵衛には堪らないお店です。ビール、日本酒、焼酎…と飲みまくってかなりお酒も回ったところでの記念写真(↓)。右は六本木のショットバー「龍 IMPROVE」のママさん、美人のわかちゃん。左は、TAB女将のおハル。渕さん、どうもありがとうございました!

「あぶらや」から「龍 IMPROVE」へ移って二次会。バースデー・ケーキを用意してくれてました(↓)。感激!

バースデー・シリーズもこれで一段落。皆さんの温かさのおかげで、これで心置きなく36才(自称)になれました(笑)。最初にも書いたように、私はつくづく幸せ者だなあと思います。皆さん、本当にありがとうございました!

さて、今週末からは「雨男」岡崎倫典さんとのジョイント・ライヴ最終章が始まりますよ。ソロにはソロの、ジョイントにはジョイントの楽しさがあります。特に倫典さんとのジョイントはデュオが満載で、バリエーションに富んだサウンドが楽しめます(掛け合い漫才も・笑)。皆さん、お待ちしてますよ〜!

岡崎倫典&打田十紀夫 ジョイント・ライヴ
●9/9(金)曙橋・バックインタウン
●9/10(土)三宮・木國堂 三宮店
●9/11(日)広島・Live Juke

「倫典&十紀夫」in 前橋・仙台・いわき

前橋「きしん」、仙台「サテンドール2000」、いわき「Bar-Queen」で開催された『岡崎倫典&打田十紀夫ジョイント・ライヴ』への皆さんのご来場、誠にありがとうございました! 震災後、初めての東北の方への遠征でしたので、考えさせられることも多かったのですが、お会いできた方々と楽しい時間を過ごせたことが何より嬉しかったです。

初日の前橋「きしん」は、昨年も倫典さんとのジョイントでお世話になりました。マスターの山崎さんには、今回も温かく迎えていただき感謝です。下の写真は、ご来場くださったTEXさんの自作シガーボックス・ギターで遊ぶ打田。

初日から息もピッタリ、倫十コンビ。

打ち上げも初日から大フィーバーでした。いつものようにこのような悪ふざけも! うーん、かけた方もかけられた方もいい顔してます(笑)。

「きしん」さんのブログでも当日の写真をたくさん紹介してくれています(→こちら)。どうぞご覧になってください。

2日目は仙台の「サテンドール2000」。私も倫典さんも何度もライヴをやったことのあるお店です。マスターの岡崎さん、今回もお世話になりありがとうございました。この日は、倫典さんの生徒でもあり、フィンガーピッキング・コンテストでTABギタースクール賞も受賞したことがある千葉英樹さんがオープニングを務めてくれました。

倫典&十紀夫のデュオ。

震災の影響で、常磐線がいまだに開通していない区間があるため、翌日のライヴ会場「Bar-Queen」のマスター加藤さんが、何と仙台まで車で迎えに来てくれたんです! ありがたい。。。打ち上げでアルコールの入った倫典さんと私は、いい気分で深夜のドライヴ。

いわきライヴの日の昼間に、震災で大きい被害を受けた海岸沿いまで、車で案内してもらいました。大津波が残した傷跡は、いまだ随所に残っています。そんな中、鉄骨だけになってしまった店舗でパワフルに営業を続けている豊間のセブンイレブンに勇気づけられました。がんばっぺ!いわき!

皆さんにパワーをもらい、ライヴも盛況に終わりました。

打ち上げでは、小名浜魚市場に初水揚げされたカツオ(↓写真左)や大好物のサンマも出してもらい、とても美味しくいただきました。小学生の頃から私は、とにかくサンマは完璧に食べることを信条としているんです。写真右を見てください。これが、私の「サンマの化石食い」です! 見事でしょ(笑)。

まもなく誕生日を迎える私のために「こりんてん」さんが、バースデー・ケーキを用意してくれました。「こりんてん」さんは私と同い年、誕生日も二日違い、さらに体型も体重もまったく同じ…「じゃ、仲良く一緒にロウソクを消しましょう」ということになりました。それが下の写真ですが。。。二人して口を尖らせて、顔を近づけているので、なんか勘違いされそうな写真ですね(笑)

さて、今週末からはバースデー・ソロライヴ・ツアーです。9/2が町田「万象房」、9/3が静岡「Living Room」、9/4が浜松「なんでモール」です。皆さんのご来場お待ちしてますよ!

まもなく36才!(自称)

誰にでも必ず毎年1回やってくる日が、今年も近づいてきました。そう、誕生日(9/4)です。またひとつ歳をとってしまうんですね…。でも、これは私だけではなく、誰にでも平等なことですから、文句を言っても仕方ないですが。この歳になると1年1年がとても貴重ですので、とにかくいつも楽しく、有意義で、悔いのない毎日を送りたいと思っています。

で、今年もバースデー・ライヴをやりますよ~。今年はCD『SAKURA』発売記念ツアー(バースデー編)として、下記の予定で開催です。詳細は、私のライヴ情報ページに出ていますので、よろしくです。各会場とも、皆さんのご来場、心よりお待ちしていますよ!

9/2(金) 町田・万象房
9/3(土) 静岡・Living Room
9/4(日) 浜松・なんでモール

いくつになるのって? ハイ、36才です(キッパリ!)。昨年、万象房でバースデー・ライヴを開催したときに書いていただいた寄せ書きを証拠として、アップしておきます。え?“自称”が付いてるって? まあまあ(笑)。この似顔絵は、オープニングを務めてくれた斎藤ヒロシさんが書いてくれたんですよ。

10月ミシシッピーへ!

次回のライヴは、8/27~29の倫典さんとのジョイント・ツアー再開までないのですが、その間に仕事が山積み。。。CD『SAKURA』の完全コピー楽譜集の制作、近日再版予定のリットーミュージックのCD付き教則本『ラグタイム・ギター』のダイアグラム作成と追加曲のアレンジ&録音、プレイヤーの連載コラムの原稿と録音、ツアーで休みだった分のギター教室のレッスン…。そんな中、飲みの誘いとかも来るし。8/13には後楽園ホールでプロレス観戦だし。ひえー、大忙し~。でも、頑張れるうちに頑張らないとね、負けるもんか(笑)。

8月後半からは、年内いっぱいくらいまで結構ツアーがギッシリ入っているんです。まだすべては公表してませんが、ちょっとした一大イベントは10月半ばのミシシッピ州グリーンウッドで開催される「ロバート・ジョンソン生誕100周年記念フェスティバル」へのゲスト出演。現地のブルース・ラジオ局「WABG」主催のイベントで、昨年同局でDJを務めたTomoちゃんの紹介で実現する運びとなりました(右の写真は送られてきた簡易チラシ)。海外は何度も出かけていますが、アメリカ南部を訪れるのは実は初めてなんです。なんといっても、ブルースのメッカですからねえ。ハニーボーイ・エドワーズ、ロリー・ブロックほか、すごいメンツです! 楽しみ、楽しみ(でも、ちょっぴり不安)。でも、まずは目の前の仕事をひとつずつ、クリアしていかなければ!

大阪・江南・三島…怒濤の三連戦!

『岡崎倫典&打田十紀夫ジョイント・ライヴ』、先週は大阪・江南・三島と回ってきました。今回もとても中身の濃い、盛り上がったツアーとなりました。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました! 今回は、車移動でお世話になったワンダートーンの末次さんや同行したTAB女将が写真を撮ってくれましたので、何点かご紹介します。

大阪(7/22)は、ソロや外人ギタリストとのライヴで何度もお世話になったり、倫典さんとのジョイント・ライヴでも3回目の登場となる「5th Street」で開催。下の写真は、大好評の掛け合いトーク。
アンコールの最後では、ゲストで出てくれたお馴染みの天満俊秀クンも加わっての楽しいセッション。
もちろん打ち上げは欠かせません。この日は、マスターの前田さんが私の新CD『SAKURA』発売にちなんで、桜肉の刺身を用意してくれました。私大好物なんです!(感涙)ありがとうございました!
翌日(7/23)は愛知県江南の「スタジオM」で開催。スタジオMは、フォルヒやナガ・ギターの輸入代理店もされている楽器店で、2階にはライヴ・スペースがある素敵な作りになっています。倫典さんは何度かライヴをやられているとのことですが、私は初登場でした。おかげ様でたくさんの方がご来場くださり感謝です。当日お断りしたお客さまもいらしたとのことで、申し訳なかったです。
アンコールの最後で、オープニングを務めてくれたつるみまさやクンも加わってセッション。彼は、2011年のフィンガーピッキング・デイでも準優勝した若手のホープです。
打ち上げも終わりいい気分になって、水野社長を囲んで記念写真。ちなみにこの中で、アルコールを飲んで酔っぱらっているのは、倫典さんと私だけです(笑)。
三連戦の最終日(7/24)は、三島の「afterBeat」。ソロやジョイント・ライヴなどで、私も倫典さんも4度目の登場です。いつも来てくださるお客さまに加え、初めての方や遠方からご来場くださったお客さまもいらして、本当にありがたいことです。
ゲストのたかいのもへじさんは、2004年フィンガーピッキング・チャンピオン。独自のハープ・ギターを操り、今回はブルースハープの弾き吹きも披露。ジャジーでカッコよかった!
この日ご来場くださった柳田さんが大変貴重な雑誌をお持ちになられました。1970年6月号の月刊ゴング。この雑誌には、ドン・レオ・ジョナサン、ザ・コンビクトら強豪が参戦の第12回ワールドリーグ戦の展望が載っていたり、タイガー・ジェット・シンのヒンズー・ハリケーン時代の写真が紹介されていたり、私も久々に血が騒ぎました。またその雑誌、見せてください。柳田さん、絶対に、なくしたり、売ったり、(私以外の)人にあげたりしないでくださいね!
afterBeat名物の「激辛担々麺」を食べたかったのですが我慢して、居酒屋へ直行して、打ち上げに突入。その分、打ち上げでは飲み食いに力が入りましたよ~(笑)。遅くまで、深い話、軽すぎる話、貴重な話、どうでもいい話など、とても楽しい時間を過ごしました。

お店を出たあと、酔っぱらった私と倫典さんは久々に、伝説の「車道寝っ転がり」をやりました(笑)。TAB女将のカメラで撮らなかったのが残念。。。

鰻、大好きなんです!

夏はやっぱり鰻ですね。鰻大好きの私は、一年中、鰻でもOKなくらいですが…。鰻って、地域によって焼き方が違いますよね。たとえば、関東では蒸してから焼くし、関西では直焼き…それぞれ食べ心地が違いますね。たしか鰻の開き方も違ったような…。毎年伺っている諫早では、焼いた後、さらに陶器の蒸し器の上で蒸した状態で提供されるんですが、これまた美味しい。鰻ならどれも大好き!

とにかく鰻の蒲焼きは、日本が誇る代表料理だと思いますよ。そういえば、その昔ジョン・レンボーンとウッディ・マンを日本に招いたときも、鰻屋さんに連れてって「これが日本で一番美味しい料理ですよ」ってご馳走したなあ。まあ、他にも美味しいものはたくさんあるんですけどね(笑)。

というわけで、今日は倉敷のMさんから届いた鰻を頂きました。いや−、美味しかった〜! Mさん、ありがとう! 元気が付いたので、明日からの大阪・江南・三島の「倫典&十紀夫ツアー」もバッチリです。え?「元気すぎもうるさくて困る」ですって? はい、適度な元気で伺います。。。

「倫典&十紀夫ツアー」北陸三連戦、無事終了!

『岡崎倫典&打田十紀夫ジョイント・ライヴ・ツアー』が始まりました。まずは福井・富山・新潟と回ったのですが、各会場とも大盛況で皆さんに温かく迎えていただきました。倫典さんとのもりだくさんのセッション曲、掛け合いトークも大好評でした。ご来場の皆さん、お世話になった方々、本当にありがとうございました!

初日は福井県越前市の武生(たけふ)。福井市では以前、松木屋さんでインストア・ライヴを開催したことがあるのですが、越前市には初めて伺います。会場は、武生駅近くの「Sobar’s(ソバーズ)」。倫典さんは何度かライヴをやられたことがあるとのことです。越前は「おろし蕎麦」で有名で、この「Sobar’s」も打ちたての美味しい蕎麦が食べられるんです。なるほど、お店の名前はそこから来たんですね。

このお店では「メガそば(10人前)早食い選手権」があると聞いて血が騒いだ私は、ライヴ終了後のお店での打ち上げの際に挑戦することに。現在の記録はお店のマスターが自ら樹立した7分31秒とのこと。なんとかいけそうな気がしていたのですが、そのメガそばが出てくるまでの宴会中に、我慢できずに目の前にあったお刺身、お寿司、ピザ、鶏料理…などに手を付けてしまったのです。あんな美味しそうな料理が並んでいるのに、じっと待っているのはあまりにも酷でした。。。

そんな中、メガそばが登場。カメラを持って行かなかったので、写真をご紹介できませんが、その迫力はアンドレ・ザ・ジャイアント並み! それでもチャレンジ精神旺盛の私は、猛烈なスピードでそばを口に運びました。半分ほど食べた段階でペースが落ちた私を見て、「ツアー初日から体調を崩してはいけない」と周りの皆さんが心配してくれ、無念のレフリー・ストップ。悔しい。。。私はギブアップしてない。。。敗因は、メガそばの前に色々食べてしまったことですね。この悔しさをバネに、次回は必ずや新記録樹立を心に誓ったのでした。

翌日は、富山の入善(にゅうぜん)でのライヴ。富山県でのライヴはこれまで一度もやったことがなく、記念すべきライヴとなりました。会場は「入善まちなか交流施設うるおい館」の中のホール。とても素敵な雰囲気のあるスペースなのに加え、武生から同行してくださった棚田さんのPAオペレーションのおかげで、素晴らしいサウンドでライヴを行うことができました。ライヴ終了後、打ち上げで連れて行ってもらったお店での、お酒、お料理の充実度も満点。特に、この地域で獲れる深海魚「ゲンゲ」の唐揚げは珍しく、とても美味でした。こんな美味しいものを目の前にして「尿酸値もクソもない」という気持ちになった私は、ガツガツ、グビグビと…。でも後悔はしてませんとも(笑)。

3日目は、新潟の「カポタスト」。ここ数年の新潟市での私のライヴではいつもお世話になっていて、今回で4回目の登場です。倫典さんも何度かやられている会場です。マスターの相田さんの笑顔を拝見するとホッとします。アットホームないい雰囲気の中、ライヴも非常に盛り上がりました。最後は、この3日間オープニング・アクトを務めてくれた松谷康晴さんも交えてのセッションで、無事この北陸3連戦ライヴを乗り切ったのでした。もちろんこの日の打ち上げもご馳走とお酒で絶好調。特にこの日は、新潟県が誇る「大洋酒造」の淡麗辛口「北翔」を頂きましたが、いやはや旨いわ、飲みやすいわで、またまたグビグビと! でもいいお酒って残らないんですよね。翌日もすっきりでしたよ。

さあて、倫典さんとのジョイント・ツアー、今週末は大阪・江南・三島での三連戦です。皆さんのお越しをお待ちしています!

<岡崎倫典&打田十紀夫 ジョイント・ライヴ>

●7/22 (金) 大阪 5th Street
●7/23 (土) 江南 スタジオM
●7/24 (日) 三島 アフタービート

各ライヴの詳細はこちらで。

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